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一生の健康にもつながる小児矯正
6歳までに歯並びのチェックを

きよはら歯科クリニック

(広島市安佐南区/緑井駅)

最終更新日:2022/09/01

きよはら歯科クリニック 一生の健康にもつながる小児矯正 6歳までに歯並びのチェックを きよはら歯科クリニック 一生の健康にもつながる小児矯正 6歳までに歯並びのチェックを
  • 自由診療

歯を動かす目的のワイヤー矯正とは異なり、顎の拡大を促し、きれいな歯並びをめざす小児矯正。食生活の変化などに伴い、顎が小さく、歯並びが悪い子どもが増える傾向にあることから、今注目を浴びている治療だ。顎の成長不足から口呼吸や虫歯、睡眠障害、集中力低下など、さまざまな弊害につながる可能性があるため、それらの連鎖を食い止める意味でも小児矯正のメリットは大きいそう。「歯並びが気にならなくても、『いつもお口がぽかんと開いている』などがあれば、顎の成長不足が関係しているかもしれません。6歳までに一度はチェックを受けましょう」と話すのは「きよはら歯科クリニック」の清原真太郎院長。小児矯正は患者本人や保護者、歯科医師、歯科衛生士みんなで協力し合い、治療を進めていくことが大切だという清原院長に詳しく話を聞いた。

(取材日2022年7月29日)

顎の成長不足と深い関わりのある歯並び。顎の拡大を促す小児矯正が全身の健康につながることも

Qまずは、小児矯正の対象年齢を教えてください。
A
きよはら歯科クリニック 小児矯正についてわかりやすく説明する清原院長

▲小児矯正についてわかりやすく説明する清原院長

基本的に、歯の生え変わりが始まる6歳頃から治療に取りかかります。受け口などの場合は、4、5歳から開始することもありますよ。乳臼歯が抜けてくる10歳頃には治療を終えることが理想ですので、9歳頃の受診ではできない治療が多いことも珍しくありません。歯の生え変わりの時期には個人差がありますが、6歳までには虫歯検査とともに歯並びのチェックを一度は受けるようにしましょう。なお、学校の歯科検診で歯並びを指摘され、小児矯正の相談に来院される患者さんも増えてきました。歯並びが悪い原因は、遺伝半分・後天的要因半分ともいわれます。食育などが役立つこともありますので、できるだけ早めに受診していただきたいですね。

Q小児矯正は副院長が担当されていると伺いました。
A
きよはら歯科クリニック 小児矯正部門の部長でもある神人副院長

▲小児矯正部門の部長でもある神人副院長

そうなんです。もともとは私が床矯正や顎顔面矯正などを学び、当院の診療に取り入れました。今では診療の柱の一つとなっています。副院長の神人大輔先生は以前より子ども好きでしたので、小児歯科にとても興味を示し、私と一緒に勉強していたんですね。小児矯正については私よりも数多くの講習会などに参加し、経験も積んできました。今では小児矯正部門の部長としてお任せしています。とても優しい先生なので、子どもたちからも人気です。小児矯正では子どもたちの気持ちを大切に、無理に治療を進めないようにしています。怖がる子どもには治療の雰囲気に慣れてもらうことから始めるなど、一人ひとりに寄り添うことを心がけていますよ。

Q小児矯正のメリットとデメリットは何でしょう?
A
きよはら歯科クリニック 模型や資料も使いながら、しっかりとした説明がある

▲模型や資料も使いながら、しっかりとした説明がある

メリットはたくさんあります。小児矯正では顎を広げる目的の装置をつけるため、基本的には歯を抜く必要がありません。ワイヤー矯正のように歯を無理に動かさずに、6歳から10歳頃にかけて少しずつ顎を拡大することを図りますので、痛みが少ないことも特徴です。正しい鼻呼吸や姿勢の獲得につなげるためにも役立つので、健康面にも大きなメリットが期待できますね。また、ワイヤー矯正と比べて費用を抑えやすい点も魅力でしょう。一方、デメリットは期間限定であることです。10歳頃には歯をきれいに並べ終えることを想定しているため、スタートが遅いと間に合わない恐れも否定できません。

Q歯並び以外にも、良い影響が期待できるのですね。
A
きよはら歯科クリニック 矯正をすることで健康にもつながることを話す清原院長

▲矯正をすることで健康にもつながることを話す清原院長

先程も申し上げたとおり、歯並びを悪くする大きな要因は顎の成長不足です。顎の成長不足は全身にもさまざまな影響を与えます。例えば、顎が小さいと鼻呼吸ができずに口呼吸となり、虫歯や歯周病、口臭の原因となることもあります。睡眠障害や学習・運動能力、集中力の低下をはじめ、風邪をひきやすい、アレルギーになりやすいなど、さまざまな弊害が出てきやすいこともわかっています。そのため、顎を広げることが大切なんです。私が小児矯正に力を入れている一番のポイントですし、実際に私の子どもも小児矯正を受けていますよ。見た目の美しさだけでなく、その子の一生の健康にもつながることを知っていただきたいですね。

Q治療にかかる期間についても教えてください。
A
きよはら歯科クリニック きよはら歯科の小児矯正を担当する神人副院長

▲きよはら歯科の小児矯正を担当する神人副院長

一般的には6歳頃から治療を開始し、拡大装置を1~2年ほど装着します。その後は後戻り防止を目的とする装置を12歳頃まで装着し、永久歯が生えそろうまで経過観察を続けます。通院は拡大装置を装着する期間は1ヵ月に1回、保定期間は3ヵ月に1回が目安ですね。定期的な通院は虫歯予防や口腔ケアにもつながりますので、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思います。

ドクターからのメッセージ

清原 真太郎院長

硬いものを噛まなくなってきた食生活の変化に伴い、歯並びが悪く、口呼吸になってしまっているお子さまは年々増えてきています。当院で行う小児矯正は、歯並びの見た目はもちろん、呼吸や姿勢、健康などにも注目した治療です。歯並びは気にならなくても、「いつもお口がぽかんと開いている」「鼻炎がひどい」「風邪をひきやすい」といったことがあれば、顎の成長不足が関係しているかもしれません。当院では丁寧なカウンセリングでご要望やお悩みなどをヒアリングした上で、患者さんとともにベストな治療法を考えていくことを心がけています。先進の設備や技術を駆使して治療を進めていきますので、安心してお任せください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/38万5000円~、床矯正/38万5000円~、顎顔面矯正/55万円~

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