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岩田 哲也 院長の独自取材記事

名古屋歯科口腔外科

(名古屋市中区/大須観音駅)

最終更新日:2023/01/23

岩田哲也院長 名古屋歯科口腔外科 main

大須観音の門前町にある大須商店街内のビル3階にクリニックを構えるのが「名古屋歯科口腔外科」だ。カラフルな椅子や、子ども向けに歯科医師モチーフのおもちゃをたくさん用意するなど、温かな雰囲気に包まれている。院長の岩田哲也先生は、歯周病や補綴の分野など幅広く専門性の高い医療を追求する。院内は常に清潔が心がけられ、衛生面に配慮して、院内全てに消毒されたオゾン水が出るシステムを採用している。「今ある健康な歯を治療しなくて済むように、定期的なメンテナンスが大切」と話す岩田先生。そのほがらかで話し好きという面が、患者との間に壁を感じさせない岩田先生に、同院の特色を聞いた。

(取材日2016年6月13日)

歯科医師にしかできない補綴治療で口腔内の健康維持を

歯科医師になられたきっかけを教えていただけますか?

岩田哲也院長 名古屋歯科口腔外科1

実は歯を削ったり抜いたりという行為は、医師免許を持っていれば行うことができます。でも、歯科医師にしかできないのが、歯の噛み合わせに関することです。歯が欠けたりなくなったりした場合に、詰めものや入れ歯などで補うことです。この補綴治療は、歯科医師にしか行うことができません。そういった部分におもしろさを感じ、歯科医師をめざそうと決めました。大学時代は、テニスに明け暮れていたこともありましたが、よく学び、よく遊ぶということで……。愛知学院大学を卒業後は、愛知学院大学大学院に進学し、1983年に歯学研究科を修了しました。そして、1985年に当院の前身となる岩田歯科クリニックを開業しました。

開院するにあたってこのエリアを選んだ理由は何でしょうか?

2006年に現在の場所に移転開業をしましたが、実はその理由は3次元CTスキャンにあります。当時この設備を導入している医院はあまりありませんでしたが、バスなど大型車が通ったときの振動だけでもNGがでるほど精密な機械のため、そのような影響を受けにくいビルを探していました。その頃、ちょうど知り合いの整形外科の先生から、第2アメ横ビルにメディカルセンターを企画しているが、ぜひここで開業しないかとのお誘いを受けて、決断しました。ここで開業してからは、50代・60代の地元の患者さんが多くいらっしゃいますね。またインプラント手術のために、他県から患者さんがいらっしゃったり、また私が他県へ手術に出向いたりすることもあります。

移転開業の際に、名称を変更されていますね。

もともと名字を名称に使用していましたが、「名古屋歯科口腔外科」という名前に変えたのは、後進育成の場にしたいという思いがあったからです。後進の育成には力を入れたいと考えていて、現在も母校である愛知学院大学の非常勤講師として、週に1回義歯と補綴の指導を行っています。

こだわりの設備について教えてください。

岩田哲也院長 名古屋歯科口腔外科2

3次元の解析で、より精密な診断が行える3次元CTスキャンですが、これは私がメーカーと話し合って作りました。またドイツ製のチェアーと照明設備を備えた口腔外科手術室も備えています。院内のすべての水は、消毒されたオゾン水を使用していますが、その装置もメーカーと共同開発したものを導入しています。

医学的合理性をベースに、患者が望む治療を行う

どんなことを心がけて診療にあたっていらっしゃいますか?

岩田哲也院長 名古屋歯科口腔外科3

例えば、歯がなくなった部分を補う方法としては、インプラントやブリッジ、入れ歯などがありますが、医学的に正しいと思った方法でも、患者さんがそれを望まないかもしれないですよね。私は、患者さんが選んだ方法こそが一番だと思います。もちろん、医学的合理性が前提にはなりますが、その上で患者さんが望む治療方法を行い、そこでベストを尽くすということを心がけています。患者さんのあらゆる要望に応えるため、豊富な知識と経験の蓄積、十分な設備を整えておくことが重要ですね。

特にお子さんとの接し方で心がけられていることはありますか?

私自身、子ども好きということもありますが、お子さんの診察の場合は、治療をするより、遊んでいる時間のほうが長いかもしれません。というのも、まだ先入観を持っていないうちに脅かされると歯科医院が嫌いになってしまうので、ゆっくりと治療をするように心がけています。親御さんにも「絶対に脅かさないでね」と協力をお願いしています。注射をする際にも、話しかけてお子さんの気をそらせながら、注射器が見えないように持っていき、気付かないうちに終わらせます。そうすると、注射したこと自体に気付いていないので、怖いと思うことがないと思います。途中で寝てしまうお子さんもいますね。ただ、親御さんに「歯医者さんに行って、痛い注射をしてもらう」などと脅かされて来たお子さんの場合はもう、何をやっても怖がって泣いてしまいます。ですので、親御さんにはぜひとも脅かさないでいただけると助かりますね。

インプラント治療について教えてください。

岩田哲也院長 名古屋歯科口腔外科4

私は1986年からインプラント治療を開始し、これまで多くの方の治療に取り組ませていただきました。インプラントは、歯を失った部分に人工歯根を入れて、噛む機能の回復を目的とした治療法です。自分の歯と同じように噛めること、見た目が美しいことなどのメリットがあります。インプラント治療をされた患者さんは皆さん喜ばれますが、でも「またインプラントしたいですか?」とお聞きするとほとんどの方が嫌だとおっしゃいます。手術を伴う治療ですから、それはできればしたくないですよね。ですので「インプラントはもう卒業して、今ある歯を大事にしましょうね」とお伝えします。痛くて怖い思いをしないで済むよう、治療をしないで済むように、皆さんに3ヵ月に1度の口腔内のお手入れをお勧めしています。美容院に行くような感覚で、歯科医院でも継続的にケアを行っていただくことが、歯を守ることにつながるのです。

予防が第一。キュア(治療)よりケアを

特色のひとつでもある「次世代の入れ歯」の魅力はどのような点でしょうか?

岩田哲也院長 名古屋歯科口腔外科5

私自身も開発に関わったプラスチック製の新歯科材料が特徴です。皆さんが食品保存などに使われる、ふた付きの密閉容器と同じ素材を使用しています。軽くて汚れにも強く、価格も抑えられるという点も魅力ですね。また通常の入れ歯と大きく異なるのは、金属を使用していないということです。フィット感に優れており、見た目も自然になりますよ。

今後の展望についてお聞かせください。

先程も出てきましたプラスチック製の新歯科材料ですが、これは日本生まれの素材です。現在もさらに新たな材料を開発し、インプラントへの応用などもめざしています。この材料を日本から世界に向けて発信し広めたいですね。そうすれば、世界中の患者さんの治療に貢献できますから。あとはやはり、予防が第一。「キュア(治療)よりケア」ということをもっと多くの方に認識していただきたいですね。例えば、歯を失ってインプラントで補ったから、そこがゴールということではないのです。もう二度とインプラントをしなくても済むようにケアを頑張っていきましょう、ということです。虫歯にならない、歯周病にならない、歯を残すというのが目標ですね。仕方のない場合は治療をしますが、その後のケアまで考えるということが重要です。私はインプラントのない世界が理想だとも思っています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

岩田哲也院長 名古屋歯科口腔外科6

私は外国の方の治療を行うこともありますが、諸外国は保険制度のない国が多く、自費治療が一般です。そのためこれ以上治療したくないとの意識が高く、皆さん治療後にはどのようにケアしていけば良いか聞かれます。これは日本の方にはほとんど見られないことです。ぜひ、これからは皆さんにも治療後のケアについて積極的に聞いていただけるとうれしく思います。ケアに関しては、医師から無理強いすることもできませんので、自己責任ということになってきます。患者さんからいろいろと聞いていただいたり、ご自身の生活習慣などについてもお話しいただけたりすると、医師側もよりアドバイスしやすくなります。当院では歯周病手術も行いますが、治療が終わった方には、3ヵ月に1回のケアを推奨しています。中には月に1回のペースで来られる方もいますが、そういう方は症状がそれ以上悪くなることはありません。ぜひ皆さんも定期的なケアで歯を守ってくださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療:36万円、義歯:1本8万円~(すべて税別)

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