ほんべ眼科

本部 千博院長

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名古屋駅から徒歩3分という便利な立地の「ほんべ眼科」は、開業10年目。2016年3月に近くのビルから転居してきた。院長の本部千博先生は、もともと内科医だった知識と経験を眼科に転向後にも生かし、西洋医学だけでなく鍼灸といった東洋医学も取り入れる勉強熱心なドクター。特に子どもの近視矯正に力を入れており、多くの書籍や親子教室の開催を通じて、近視になりやすい行動や生活環境に警鐘を鳴らし、視力に関する情報を積極的に発信している。就寝中に特殊なコンタクトレンズを装着して近視を治療する角膜矯正療法(オルソケラトロジー)も、日本で紹介され始めた初期から導入。「近視は治らないものではない」と語る本部先生に、視力回復にかける思いや、理想とする医療について語ってもらった。
(取材日2016年6月8日)

「近視は治る可能性あり」子どもの視力回復に力

―どのような患者さんが多くいらっしゃいますか?

オフィス街ですので、この辺りで働いていらっしゃる方が多いです。目の使いすぎで疲れたり調子が悪い方、ストレスから来る目の病気の方が多いですね。土曜日も午後5時まで診察していますので、お子さんもよく来ています。特に私が視力回復に関する本を多数出していることもあって、本を見て子どもを連れてくる方が結構いらっしゃいます。小中学生は近隣から来る子どもが多いのですが、視力のことだけで東京や大阪から来るお子さんもいます。遠方から来た方の診察では、それだけの価値をちゃんと感じてもらえるように心がけています。

―近視の矯正に力を入れていらっしゃるのですね。

私は今61歳ですが、まったく眼鏡なしの裸眼で生活しています。学生時代に視力が0.1になったときもありましたが、それを克服して裸眼で過ごせるようになりました。多くの医師は自分も目が悪い人がほとんどなので、自分の経験から近視は治るわけはないと考えていると思います。しかし、私は自分の経験から近視は治ることもあると知っています。当院には視力回復の方法がいろいろあり、それをやってみると0.1だった視力が0.7になって親御さんもびっくりされる、といった例が多数あります。最近、偏頭痛は心臓の手術をすれば治るということがわかってきたように、世の中には大学で習ったこと以外でも、こういうふうにすれば治るということがあると思います。視力についても、まさにそうなのです。

―生活環境と近視には関係がありますか?

目の使い方が悪いから近視になる、ただそれだけだと思っています。子どもが急に視力が悪くなった場合は、絶対に生活の変化があります。本が好きになったとか、勉強をよくするようになったとか、塾に行きだしたとか。お母さんが「ゲームもしておらず、目を使っていない」と話していたお子さんのことをよく聞くと、細かいパズルブロックに夢中になっていたということもありました。海辺の漁師さんたちはいつも遠くを見ているから、ほとんどの人が裸眼でしょう。動物の世界にも近視はありません。近視になるかどうかは、遺伝よりも環境で変わってくるのです。

記事更新日:2016/07/29


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