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コンプレックスを改善に導く
40代、50代からの矯正歯科治療

脇本矯正歯科医院

(横浜市港北区/日吉駅)

最終更新日:2022/12/27

脇本矯正歯科医院 コンプレックスを改善に導く 40代、50代からの矯正歯科治療 脇本矯正歯科医院 コンプレックスを改善に導く 40代、50代からの矯正歯科治療
  • 自由診療

一般的には成長期の子どもや10代、20代の若い人向けというイメージがある矯正治療。しかし実際には年齢的な要素は関係なく、いくつになっても矯正治療は可能だという。むしろ虫歯や歯周病などの治療と一緒に行うことで、加齢による歯へのダメージに配慮しながら健康な口腔内をめざすことができるというメリットもあるそうだ。日吉で開業し、矯正歯科のスペシャリストとして40年のキャリアを持つ「脇本矯正歯科医院」の脇本康夫院長に、中高年の矯正治療について詳しく話を聞いた。

(取材日2010年10月8日/更新日2022年12月15日)

加齢に伴う変化にもアプローチしながら口腔内全体を健康に

Q矯正治療に年齢的な要素は関係してくるのでしょうか?
A
脇本矯正歯科医院 相談と治療が一緒にできるスペースを確保

▲相談と治療が一緒にできるスペースを確保

そもそも矯正歯科とは「骨の中で歯を移動させる」治療のことをいいます。人間の体は年を重ねても、常に新しい組織を作りながら細胞分裂を繰り返し、古い組織を分解して代謝を行っています。特に骨に関していえば、比較的細胞の代謝回転が速いので、年齢に関係なく何歳からでも矯正治療を始めることは可能です。当院では30代の方はもちろん、50代の方でも矯正治療を行っている方が多くいますし、大学病院などでは70代の方が治療されているケースもあります。

Q中高年が矯正治療をする際のメリットはどのような点ですか?
A
脇本矯正歯科医院 照射線量を最小限に抑える配慮をしている

▲照射線量を最小限に抑える配慮をしている

加齢とともに歯茎が細菌感染を起こすリスクが高まり、歯周病にかかりやすくなります。また歯茎の状態が悪化すると、噛み合わせが悪くなることもあります。そこで中高年の方の矯正治療では、歯周病や噛み合わせの治療なども行いながら、歯並びを整えることが可能です。リスクの高まる世代だからこそ、矯正治療を通じて口腔全体の健康づくりができるというメリットがあるのです。また矯正治療によって歯列に変化が見られると、患者さんの歯への関心が高まり、ブラッシングが上手になる傾向にあります。気持ちがポジティブになることで、口腔ケアに対しても熱心になり、その結果、歯周病と矯正の治療がどちらもうまくいくというケースもみられます。

Qデメリットとしてはどういったことが挙げられますか?
A
脇本矯正歯科医院 かかりつけの歯科医師との連携で治療を進めていく

▲かかりつけの歯科医師との連携で治療を進めていく

矯正治療時、歯は骨の形を変えながら移動していくわけですが、同時に歯茎の変化も起こります。人間は加齢とともに歯茎の免疫力が下がってきますので、若い頃に比べると歯茎が下がりやすくなるのです。これは矯正治療をしない方であっても、自然現象として起こる現象です。しかし、歯を移動することでその現象が時間的に促進されることがあり、この点がデメリットといえるでしょう。もともと歯茎が下がり気味の方や薄いという方は、歯茎が下がりやすい傾向にありますので、治療のメリットと比べながら、診断でどの程度歯茎が下がるかを予測し、治療をスタートするかどうか担当の歯科医師とよく相談する必要があると思います。

Q具体的な手順や治療方法について教えてください。
A
脇本矯正歯科医院 治療期間や料金など不安なことは気軽に相談してほしいという

▲治療期間や料金など不安なことは気軽に相談してほしいという

まず相談・問診を行い、患者さんの要望を確認します。中高年層では内科的疾患を抱える方も多く、服薬中の方もいますので、薬や体調のチェックも同時に行います。続いて、エックス線撮影や噛み合わせのチェックなどを行い、口腔内の状態を調べます。検査後は結果を踏まえて治療方針を決め、費用の確認などをしながら、患者さんご自身に治療をスタートするかを決定していただきます。その後、装置を作製して月に1回定期的にチェック。なお、歯茎の状態が悪い場合は、すぐに治療をスタートせず、事前に予防歯科的ケアを行います。装置の装着期間は2~2年半程度です。そして治療終了後は3年間以上、リテーナーを着けて後戻りを防止します。

ドクターからのメッセージ

脇本 康夫院長

矯正治療をお勧めしたいのは、若い頃から歯並びや噛み合わせにコンプレックスを持っていたものの、治療のタイミングを逃して今に至ってしまったという方です。いまさらと思わずぜひ、チャレンジしていただければと思います。また、若い頃はまったく気にしていなかったものの、年齢とともに歯の本数が変わったり、歯周病で口腔内の状態が悪化し歯並びが悪くなったり、口腔内が変化している方もいらっしゃるでしょう。矯正治療により、口腔内の悪循環を改善できる可能性が期待できます。かかりつけの歯科医師がいらっしゃる方も、矯正専門の歯科医師との連携により、さまざまな解決策が生まれてくると思いますので、気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

永久歯列の矯正治療/33万円~88万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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