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深澤 紀貴 院長の独自取材記事

ふかざわ歯科クリニック

(熊谷市/大麻生駅)

最終更新日:2020/04/01

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秩父鉄道秩父本線の大麻生駅から徒歩約20分、JR高崎線の籠原駅からは車で8分ほどの地にある「ふかざわ歯科クリニック」。バリアフリー設計となった院内の待合室はゆるやかな曲線を描く、ゆったりとした空間。またキッズスペースも備える。診察室に入ると、窓から差し込む穏やかな陽光と高い天井が開放感を感じさせる。診療ユニットはいずれも庭の緑が見えるよう窓に向かってレイアウト。笑顔で「たくさん勉強してきました」と話すのは、穏やかな語り口ながらユーモアセンスも感じさせる深澤紀貴院長。深澤院長は、大学医局時代には口腔外科の医局長を務めた経験も持つ歯科医師だ。インタビューでは、地域に根差しながらも、専門性を追求した同院の診療について詳しく聞いた。
(取材日2020年1月30日)

6人の歯科衛生士が担当制で予防ケアに注力

まずは現在の診療体制からお話を伺います。

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初診はすべて私が診ます。インプラント治療と矯正はそのまま私が担当し、虫歯などの一般歯科や抜歯などの口腔外科領域の診療は私の兄が主に担当。小児歯科や審美歯科は女性の歯科医師が主に担当しています。兄はサラリーマンから理学療法士になり、その後に歯科医師となりました。幅広く全身を視野に入れて診ることができるので、特にご高齢の方の治療の際など診療面でも大いに助かっていますね。そして歯科衛生士は、現在6人いまして患者さんごとに担当制で運営しています。歯周病の治療は私が状態を診てから外科的治療が必要であれば私が処置しますし、その後は歯科衛生士が定期的なメンテナンスを担当します。またホワイトニングも同様の流れで、私の管理のもと歯科衛生士が施術を行っています。このように歯科衛生士が果たす役割がかなり大きいので、もう少し人員も増やしたいと思っていますね。

歯科矯正について詳しく教えてください。

当院では大人と子どもの両方に対応しています。お子さんですと顎と口腔内の健全な発育を目的とした治療となります。大人の方ですと、例えば結婚式前に歯列を整えたいなど審美的な理由での来院が多いです。矯正の期間はその方の顎や口腔内の状況によって変わるので一概にはいえませんが、患者さんにはいつも「3年が1つの目安」と話をしています。中には1年で終わってしまう場合もある一方、5年以上かかってしまうケースもあるからです。大人であれば力の強いワイヤーによる方法、お子さんには正しい歯列となるようスペースを広げるための床矯正をお勧めすることが多いです。素材としては目立ちにくい透明なサファイアブラケットを望まれる方が多いですね。ワイヤーに加え、最近では自分で着脱可能なマウスピース型装置を望まれるケースも増えています。矯正後には、歯が後戻りしないように経過を診る保定期間があり、それは半年に1回の診察となります。

インプラント治療にも対応されていますが、主にどのような方が受けられるのでしょうか?

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希望されるのは主に中高年の方です。施術した以上は最後まで責任を持ってサポートしたいと考えており、当院としても若い方にはあまりお勧めはしていないのです。希望される理由は、虫歯・歯周病で歯を失った方のほか、意外に多いのは歯が折れてしまったというケースですね。治療に入る際には、やはりご自分の体の中に埋め込むものですから、選ぶインプラントとその理由についての話も含め、きちんと詳しい説明をしています。当院では、歯科用CT撮影による3次元の顎の画像と、採った歯型を分析して適切に埋入ができるようガイデッドシステムを活用し、安心確実な手術を心がけています。ただインプラントは装着後のケアが大切です。そのためにも定期的に通っていただいて、歯科衛生士がしっかりとクリーニングをするということも徹底しています。

新しい技術を学び、診療に生かしていきたい

診療のモットーは何でしょうか?

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一番は「高齢となっても、自分の歯で食事が楽しめるように」ということですね。そのため治療して終わりではなく、その後も長く通ってもらうことで、歯だけでなく全身の健康づくりにも寄与していこうという姿勢で臨んでいます。それだけに歯科衛生士の人員も確保して、かかりつけの歯科医院として長くサポートしていくことをめざしているのです。初診では綿密にお口の中を検査し、それをもとに治療計画を立てて、一度治療した歯が再び悪くならないよう継続してケアを行うことを大切にしています。お一人ずつ治療レポートを作成して、現状をわかりやすく説明していますし、痛む場所だけでなく、口腔内全体を診て管理をしていくという方針です。

マイクロスコープも備えられています。どのような治療で使用されていますか?

さまざまな治療に活用していますが、中でも根管治療には大いに役立っています。マイクロスコープを使うことにより、歯の根っこの患部を拡大して見ることができるのです。これを導入した時期は、まだ今ほど広く普及していなかったのですが、「これはいい」と勉強会などに参加しながら技術を習得したのです。ただ、マイクロスコープを用いた根管治療には、ものすごく慎重な作業が要求されるので、とても目が疲れます。そのため最近では、こうした分野が得意な兄にマイクロスコープを用いた治療を任せていますが(笑)。他の歯科医院で「抜くしかない」と言われたような歯でも、「残したい」という患者さんの要望に応えるため、できるだけ治療にチャレンジしています。

先生は現在も熱心に勉強を続けておられるそうですね。

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勉強するのは好きなのですが、今は熊谷市の歯科医師会の仕事も忙しいので、あまり勉強会には出席できていませんね。歯科の勉強会やセミナーはだいたい都内で開催されるので、参加する時には熊谷駅から新幹線で出かけるようにしています。最近では摂食嚥下障害のセミナーに参加しました。しかしたびたび参加しているのはインプラント治療と歯科矯正のセミナーですね。特に矯正は近年、ものすごく医療技術が進歩してきていますので、死ぬまで勉強を続けなければならない、とても奥深い分野だと思います。そうして学んだことをしっかりと身につけて、患者さんに還元したいと思っています。

地域とのつながりを大切にしながら、専門性の追求も

最近では、訪問歯科診療も始められたと聞きました。

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開業以来15年ですから、通院するのが難しくなる方も今後増えていくと考えて始めました。長年通われた方が足腰を痛められて通院できないという場合に、ご家族から望まれれば、こちらからご自宅まで伺っているのです。地域のかかりつけ歯科としては、やはり最後までサポートしたいという一念ですね。私は訪問診療を専門にする熱海の診療所で所長として働いていた時期もあるので、その経験が生きていると思います。件数は多くありませんが、車にたくさんの医療機材を積みこんで訪問していますよ。寝たきりの方でも、案外仰臥されているほうが治療もやりやすくて、頭部を抱きかかえるようにして口腔内をきれいにしています。

これまでで印象深い患者さんのこともお聞きしたいと思います。

親子2世代で通われているお母さんとお子さんですね。初めはお母さんが10年くらい前に来院されて、口の中をすべてきれいに治療してほしいとのことでした。それ以来お母さんも通い続けてくれていますし、最近はお子さんも当院で診るようになったのです。親子2世代や3世代という患者さんとの結びつきは、私たちのモチベーションにもつながります。今後もそのようなケースを増やしていけるよう、お1人ずつの診療を集中して行っていきたいと考えていますね。

地域の皆さんへのメッセージをお願いします。

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当院のすぐ近くに住む私の両親は学校の教員でしたので、両親の教え子の方が「深澤先生の息子さんが歯医者をやられているらしい」と、そんなつながりから来院されることもあるのです。これからも、そんな地域のつながりを大切にしながらも、専門性を追求した歯科医療をしっかりと地域の方々に還元していきたいと思っています。今年の春までには、これまで外部に委託していた歯科用CTによる画像撮影も院内でできるようになります。患者さんにとってもより利便性が高くなりますので、ご期待いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/1本25~35万、サファイアブラケットによる矯正/61万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/57万円~、床矯正/2万8000円~、ホワイトニング/2万2000円~、セラミックインレー/4万7000円~

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