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歯茎からの出血は、何が原因?
歯周病で歯を失う前にまず受診を

大崎デンタルオフィス

(朝霞市/朝霞台駅)

最終更新日:2024/03/06

大崎デンタルオフィス 歯茎からの出血は、何が原因? 歯周病で歯を失う前にまず受診を 大崎デンタルオフィス 歯茎からの出血は、何が原因? 歯周病で歯を失う前にまず受診を
  • 自由診療

発見されたときには進行していることも多いため、「歯を失う原因第1位」といわれる「歯周病」。初期には目立った自覚症状がないまま進行し、重症化すると歯を支える顎の骨が溶けてしまい、歯を失うこともある。生活習慣や病気とも関わりが深く、特に喫煙と糖尿病は歯周病の2大リスクといわれるため、注意が必要だ。一方で、早い段階で受診して適切な治療を行い、歯科での適切なメインテナンスと自宅でのブラッシングを継続することで、改善が期待できる病気といえる。歯周病治療の専門家として30年以上の診療経験を持つ「大崎デンタルオフィス」の院長、大崎忠夫先生に、歯周病の症状や受診のタイミング、早期治療の大切さなどについて聞いた。

(取材日2024年1月30日)

出血や歯茎の腫れなどは歯周病のサイン。気づいたら早めに歯科で検査・治療を受けることが大事

Q歯茎から出血したり、歯茎が腫れたりするのはなぜですか?
A
大崎デンタルオフィス 穏やかな口調で丁寧に説明してくれる大崎先生

▲穏やかな口調で丁寧に説明してくれる大崎先生

歯磨き時の歯茎からの出血や歯茎の腫れは、歯周病の初期症状である可能性があります。歯周病の症状には、他に、冷たい物を食べるとしみる、食べ物が挟まりやすい、噛むと痛い、歯がグラグラするなどがありますが、痛みや歯のぐらつきなどが見られる場合、かなり進行していると考えられます。当院でも進行してから受診される方も少なくありませんが、一方で出血や腫れなどの症状で受診した方は、歯周病でもまだ初期段階の「歯肉炎」の状態で、歯磨き指導だけで改善に向かう場合もあります。早期発見のためにも、出血や腫れが見られたら一度歯科を受診して、お口の状態をチェックしてもらうことをお勧めします。

Q歯周病について教えてください。
A
大崎デンタルオフィス 数多くの症例に携わった経験を生かして治療法を提案する

▲数多くの症例に携わった経験を生かして治療法を提案する

歯周病は、細菌感染によって歯茎などに炎症が起こる病気です。進行し、重症化すると歯茎の奥深くや歯を支える骨にまで炎症が及び、骨が溶けて歯が抜け落ちてしまうこともあります。虫歯よりも気づきにくく発見が遅れることも多いため、「歯を失う原因第1位」ともいわれます。どの年齢でも起こりますが、特に40代以降で増加します。歯周病の原因は歯周病原細菌という細菌ですが、喫煙や糖尿病などの生活習慣や病気などリスク因子となるものもあります。特に喫煙は、歯周病になりやすく、重症化しやすく、かつ治りにくくするため、喫煙している人や過去に喫煙していた人は、症状がなくても定期的に歯科を受診することが望ましいでしょう。

Q治療はどのように行うのでしょうか。
A
大崎デンタルオフィス 歯周病について研鑽を積んだ大崎先生

▲歯周病について研鑽を積んだ大崎先生

検査をして歯周病と診断されたら、初期段階の治療である「歯周基本治療」を行います。ご家庭で適切に歯磨きができているかチェックし、正しいブラッシングの方法をお伝えします。その後、歯の表面に付いている歯石の除去のため「スケーリング」を行い、その後、歯周ポケット内部の歯根に付いている歯石、歯垢の除去のため「スケーリング・ルートプレーニング」を行います。一定期間後、経過を確認する検査をしますが、ここまでで数ヵ月から半年ほど必要です。軽症~中等症の方の多くは歯周基本治療で改善が見込めますが、重症の方で見込まれる改善が十分でない場合、次の段階の治療として「歯周外科治療」を検討し、必要であれば行っていきます。

Q歯周病が進んでしまっても歯を守る方法はありますか?
A
大崎デンタルオフィス 予防には、定期的な検査やメインテナンスも大切

▲予防には、定期的な検査やメインテナンスも大切

重症の歯周病では、歯茎を小さなメスで切開して内部の歯石を取り除く「フラップ手術」や、痩せてしまった歯茎や溶けてしまった顎の骨の再生を促す「歯周組織再生療法」などの外科的治療を行うこともあります。再生療法は、歯周ポケットを切開して歯石などを取り除いた後に、骨が失われた部分にゲル状の薬剤を注入する治療で、その後は歯を支える歯周組織が再生して安定するまで半年から1年ほど待ちます。自由診療で行うことが多いです。顎の骨がかなり減っていても、歯を固定できれば行える可能性がありますが、歯のぐらつきが大きい場合や、糖尿病がコントロールできていない人、喫煙や重度の全身疾患のある人などはできないこともあります。

Q自宅でできるケアについてアドバイスをお願いします。
A
大崎デンタルオフィス 患者とコミュニケーションを取りながらメインテナンスを行う

▲患者とコミュニケーションを取りながらメインテナンスを行う

歯周病は、再発しやすい病気です。そのため一通りの治療が終了した後も、定期的な歯科でのメインテナンスと患者さまがご家庭で行うセルフケアを継続することが必要です。最も重要なセルフケアは毎日の正しいブラッシングですが、なかなか続かないという方もいるかもしれません。でも、せっかく頑張って治療を続けていただいたのですから、良い状態をできるだけ維持できるよう歯科衛生士のアドバイスを守り、ご家庭でのケアを続けていただきたいと思います。加えて喫煙している方は、禁煙するか、できる限り喫煙本数を減らすこと、糖尿病などの持病のある方は服薬や生活改善などを続けて病状のコントロールを図ることも大切です。

ドクターからのメッセージ

大崎 忠夫院長

歯周病は自覚症状が乏しいため、患者さまが「まだ大丈夫だろう」と思って受診されても、実際にはかなり進行していて歯を残すことが難しいというケースも珍しくありません。出血や腫れなど歯周病のサインと思われる症状が見られたら、早めに歯科を受診してご相談ください。特に喫煙されている方は、ニコチンの作用で血管が収縮し、血行が悪くなるため歯茎からの出血が見られないことも多く、さらに発見が遅れる可能性があります。喫煙されている方や糖尿病などの持病がある方は、歯周病が増え始める40代以降は、症状がなくても定期的に歯科で検診を受けることをお勧めします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯周組織再生療法を伴う歯周病治療/7万~10万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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