西條クリニック鷹番

西條公勝 院長

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「西條クリニック鷹番」は、地域住民の憩いの場・目黒区立碑文谷公園の近くにある。3階建てのクリニックは1階が外来診療、2階が人工透析、3階が人工透析の待合室となっており、どの部屋も広々と余裕のある作りだ。人工透析、循環器内科、腎臓内科、消化器内科、皮膚科、ペインクリニックに専門医を配し、院長の西條公勝先生は腎臓内科・循環器内科・人工透析を担当。本院にあたる「西條クリニック下馬」の院長である父も、同院での治療に参加。地域のニーズに応えた医療を提供している。学会発表などにも積極的で、常に学びを怠らない真面目な先生だが、時折見せるはにかんだような笑顔には、休日は子どもと遊ぶことに全力を傾けるという優しいパパの素顔がのぞく。医院こだわりの透析設備から高齢化社会における今後の展望まで、お話を伺った。
(取材日2015年5月22日)

各診療科は専門医が担当し、地域に根根差した総合医療を展開

―開業は2001年と伺いました。

私の父が経営する「西條クリニック下馬」の分院として、2001年10月に開院しました。本院は駅から続く商店街を抜けたところにあるため、「駅からもう少し近いとうれしい」という要望が患者さんから聞かれるようになり、アクセスを重視してこちらに開院したんです。本院と分院はそれほど離れていませんし、標榜する診療科目も同じですが、駒沢通りを挟んで区が変わると患者さんの層が少し違いますね。世田谷区でも下馬のあたりは昔ながらのお宅が多くて大規模なマンションが少ないため高齢の患者さんが多く、目黒区になるとは若い人が多い印象です。患者さんの雰囲気も本院は落ち着いた感じで、こちらは世話好き・話好きで下町っぽい。当院には駅近くの商店街で働く人も多く来院されますよ。

―クリニックの診療科目について教えてください。

人工透析、内科、皮膚科、ペインクリニックを行っています。各診療科はそれぞれ専門医が担当しており、私は主として腎臓内科、循環器内科、人工透析を担当しています。全体として多いのは、長期的かつ頻繁に通う必要がある人工透析の患者さんですが、美容皮膚科は比較的安価で幅広い治療が受けられることもあり、夕方から夜にかけて女性の患者さんが多く来院されます。

―先生のご専門は幅広いですね。

内科に関しては、循環器と腎臓内科を専門にしており、外来に関しては高血圧や糖尿病に伴う腎臓病などを主に診ています。腎臓の病は糖尿病の悪化によって引き起こされることが多く、この二つは切っても切れない関係にあります。私は糖尿病の専門医ではありませんが、糖尿病療養指導医として療養生活に関する助言やサポートも行っています。また、もう一つ、腎臓の病気では加齢と高血圧からくる「腎硬化症」も多いですね。腎臓は体内におけるフィルターのようなもので、体内の不純物をろ過する役割を果たしています。年を重ねていけばフィルターの機能が落ちるのはやむを得ないのですが、高血圧の方は健康な方に比べてフィルターにかかる余分な圧力が大きく、機能低下を招きやすくなります。結果として人工透析が欠かせなくなるケースも多いですね。循環器内科では心臓カテーテル検査など大学病院のような検査より高血圧にお悩みの方を診ることの方が多いので、生活習慣の改善指導なども含めて治療しています。



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