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成子クリニック

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成子浩院長
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医療トピックス

生活習慣の改善や早期受診が大切
肛門の病気

成子クリニック

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「恥ずかしい」「相談しづらい」という感情が先立って、実際に症状を抱えてもなかなか病院へ足を運ぶことのできない肛門の病気。近年では、「痔」の患者数が年々増加。とりわけ、20〜40歳代の女性の間で、痔に悩む人たちが増えている。そんな彼女達が「安心して任せられる」と治療に通うのが中目黒駅から徒歩すぐの距離にある「成子クリニック」だ。長年、大学病院で多くの患者を診続けてきた成子浩院長は、特に消化器科・内科・肛門外科のベテラン医師。その穏やかな人柄に励まされるように、日々、多くの患者が訪れる。今回は成子院長に痔をはじめとする肛門の病気や治療法、予防法などを語ってもらった。(取材日2014年2月12日)

出血、痛み、違和感を感じたら早目の治療を

「痔」とはどんな病気ですか?

13581 mt 1 q1 1393314448 ▲中目黒駅の改札から山手通り沿いに歩いて徒歩約1分の好立地 痔は、大きく分けて3種類あります。一番多くの方が悩まれるのが「痔核(じかく)」、いわゆるイボ痔です。これは肛門周辺の静脈のうっ血によって起こります。次が「裂肛(れっこう)」、いわゆる切れ痔。これは硬い便を無理に排泄しようとし、肛門部が切れることによって生じます。最後が「痔ろう」。これは肛門の周辺に膿みがたまる病気で、直腸と肛門の境目にある肛門小窩というくぼみから細菌が侵入して化膿し、肛門周囲に膿がたまることによって起こります。痔というと「年配の男性患者が多い」というイメージがありますが、実際は女性の患者数も多く、特に、イボ痔は妊娠した女性が、胎児の圧迫や出産時のいきみにより、肛門周辺の静脈がうっ血してしまったことが原因で起こるケースが多いため、20〜40代の女性患者も多いんです。

主な痔の原因はなんですか?

13581 mt 1 q2 1393314448 ▲日々の安心を得るために医療と関わって欲しい 痔の種類によって異なります。イボ痔は先述の通り、妊娠や出産が原因となることが多いのですが、一方、切れ痔の主な原因は便秘。便秘によって便が硬くなると、どうしても排便時にいきむため、肛門部が切れやすくなるのです。また、ストレスや疲れでお尻が緊張するのも、切れ痔を招く一因。一旦、切れ痔を治してもその周辺の組織はどうしても硬くなってしまいます。通常、腸から肛門へ便が下りてくると肛門が伸び、便を出しやすくするのですが、組織が硬くなると、再び切れやすくなってしまう。ですから、切れ痔を根本から治そうと思ったら、まずは便をスムーズに排泄する習慣を身につけなければなりません。最後に痔ろうですが、多くの場合、先天的な体質が原因だとされています。その一方で、ストレスや疲労などで肛門の免疫力が落ち、細菌の侵入を防げず、化膿してしまうというケースも見られます。

どのように治療を行うのでしょうか?

13581 mt 1 q3 1393314448 ▲痔の診療は診察室または内視鏡検査室で行う イボ痔は塗り薬や坐薬などを使用して炎症を抑えますが、指などで押し込んでも繰り返し出てきてしまうという場合、完治には手術が必要。その際、当院では提携病院をご紹介しています。また、切れ痔の治療では軟膏を使用しますが、薬以上に気をつけていただきたいのが食事。もともと便秘になりやすい食生活をしているから切れ痔になってしまったのであり、食事内容を見直さなければ、結局症状を繰り返すことに。こちらでも、便秘にならない食生活をアドバイスしています。最後に痔ろうですが、抗生物質を服用して治る場合もありますが、なかには繰り返す患者さんもいます。この場合は手術で膿みの部分を切除するしかありません。診察が遅れて症状が悪化すると、手術が難しくなることもありますから、肛門部に違和感や痛みを感じたり、膿みが見られたりしたら、できるだけ早めに受診していただきたいですね。

食事で気をつけることは何でしょうか?

13581 mt 1 q4 1393314448 ▲成子浩院長は、特消化器科・内科・肛門外科のベテラン医師 繊維質を豊富に摂ること。繊維質は便の量を増やし、便を柔らかくする働きがあります。野菜、海藻、きのこ類などを積極的に摂っていただきたいですね。それから、発酵食品も効果的。ヨーグルト、チーズ、納豆、漬け物などを普段の食事にプラスすると良いでしょう。しかし、コレステロール値が高めの方がヨーグルトを大量に摂取すると、さらに値が高くなることもありますし、高血圧の方が漬け物をたくさん食べるのも好ましくありません。ご自分の体調と合わせ、上手に発酵食品を摂るようにしてください。もう一つ大切なのが、排便の習慣をつけること。毎朝、慌ただしく出勤・登校していれば、ゆっくりトイレに座る時間を持てないでしょう。まずは、意識してトイレに座る時間を作り、気持よく排便する習慣をつけること。毎日、少しの心がけで体調は大きく変わると思いますよ。

ドクターからのメッセージ

成子 浩院長

肛門の病気は、特に女性の患者さんは受診するのを躊躇うかもしれません。しかし実際は、患者数の男女比にそれほど違いはなく、20〜40代の女性も多く通院されているんです。排便時に異変を感じたり、肛門のあたりに違和感を感じたら、早めに受診していただきたいですね。痔は一旦治っても繰り返してしまうことが多く、また、ご自分で痔だと思っていたら、実は直腸がんだったというケースも、稀にあります。最初の一歩を踏み出すには勇気がいるかもしれませんが、実は、一度診察を受けたら肝がすわって覚悟ができたのか、むしろ、男性の患者さんよりも堂々と通院される女性が、非常に多いんです。けして、痔という病気は特殊ではないことを理解していただき、お気軽に診察へ足を運んでいただければと思います。

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