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立松 尚衞 院長、立松 有美子 副院長の独自取材記事

立松整形外科・内科クリニック

(日進市/平針駅)

最終更新日:2021/08/11

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国道153号線沿いの広々とした立地に「立松整形外科・内科クリニック」は立つ。院内も広く明るく、緑が茂る中庭が患者の心を癒やしている。立松尚衞(たてまつ・なおえ)院長は整形外科の中でも、手のケガ、ばね指や手根管症候群といった疾患を診る手外科(てげか)が専門。妻の立松有美子副院長は消化器内科が専門で胃と大腸の内視鏡検査も行う。整形外科と内科の疾患を併せ持つ患者は少なくなく、尚衞院長は「専門の医師が連携できることが当院の強み。両面から皆さんの健康をサポートしていきたいです」と語る。話上手でユーモアのある尚衞院長と、優しくゆったりとした口調の有美子副院長。医師として互いに尊敬しあっていることも、クリニックの温かい雰囲気につながっている。そんな二人にさまざまな話を聞いた。
(取材日2021年7月31日)

整形外科と内科で連携し診療にあたる

2021年4月にリニューアルをされました。すてきなクリニックですね。

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【尚衞院長】両親の内科クリニックを継承し、整形外科と内科のクリニックとして新たにスタートしました。診察室を増やし、リハビリテーション室を新しく整えましたが、他はそう変わっていません。待合室にある化石のコレクションも父の趣味でそのままです。たまに診察室で、化石について質問される方がいらっしゃいますが、申し訳ないことに私はまったく答えられません(笑)。父は病理を専門とする医師で、母は消化器内科医。患者さんから「お母さんには良くしてもらいました」と言われることもあり、うれしいですね。整形外科と内科、両方の疾患を持つ方は結構多いのですが、私たちはそれぞれ日本整形外科学会整形外科専門医、日本消化器病学会消化器病専門医ですので連携して治療できることが当院の強みといえます。

患者の主訴や、院長のご専門について教えてください。

【尚衞院長】整形外科の患者さんは、頸、肩、腰、膝の痛みを訴えられる方が多いです。他に、お子さんやスポーツでケガをされた方などでも来られています。私の専門は整形外科の中でも手外科といって肘から指先までが対象になります。ホームページにそれを記載しているので最近は、ばね指や、神経が圧迫されてしびれの出る手根管症候群の方も多くなりました。手の症状からリウマチの発見に至ることもよくあるんですよ。整形外科ではリハビリが重要になるので、当院では理学療法士が頑張ってくれています。ご友人を紹介してくださる患者さんもいてありがたく思っています。

副院長は消化器内科がご専門だそうですね。

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【有美子副院長】はい。先代院長で現理事長の義母が現在も週に数日診察にあたっているのですが、私も多くの患者さんを引き継ぎ、対応させていただいています。最近は新しい患者さんも増えていますが、やはり高血圧や脂質異常症、糖尿病など生活習慣病の方が目立ちますね。先代院長が病院に勤務していた頃から何十年もお付き合いのある方もあり、患者さん御自身の娘か孫のように言われることもあるのですが、患者さんに不安なく受診していただけるように努めたいです。胃、大腸の内視鏡検査も行っており、リニューアルにあたっては機器を先進のものに入れ替えました。患者さんにできるだけ負担の少ない検査を心がけています。

患者の生活の様子を聞き、治療につなぐ

病院勤務の時とどのような違いをお感じになりますか?

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【尚衞院長】病院勤務では、骨折、神経・腱や血管の切断、腫瘍などといった症例の手術を毎日複数行っていました。クリニックでは、「なぜかわからないけど痛い、しびれる」という患者さんが多く、なぜそうなったのか原因を追究し、症状を改善させ、再発を防止することがメインになってくると思います。今は良い薬がたくさん出ているのですが単にそれを使えばいいということではなく、根本となる原因を探すことが肝心なのです。実は原因というのは生活の中にあることも多いです。例えば、パソコンのモニターの高さ、マウスのクリニックの仕方、手の置き方などとても小さなことで、積み重なると痛みにつながることもあります。草むしりや畑仕事、普段掃除しないところを掃除して特定の部位を使いすぎたということが原因となることもあります。

診療の中で先生が大切にされていることとは?

【尚衞院長】どこが一番痛いのか、しびれる場所はどこか、何に最も困っているのか、しっかりお話を聞くことを大切にしています。症状をうまく言えないお子さんでも、探っていくことが私は結構うまいんです(笑)。親御さんとも話をして、「とりあえず検査しましょう」とはならないようにしています。そのため初診では時間がかかってしまうこともあるのですが、お話ししながら一緒に考えて、原因が生活の中にあることがわかったら、手や体の使い方をアドバイスしていきます。草むしりや畑仕事のことは、かつて農村の病院で勤務したことが良い経験になっていますね。

副院長が大切にされていることはどんなことですか?

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【有美子副院長】患者さん目線でお話をすること、患者さんの生活に寄り添うことです。私は小さい頃から祖父母やたくさんのいとこがいる環境で育ちました。医学部に入る前から、お年寄りが話しやすい「町医者」になりたいと考えていたんです。それで迷いなく内科を専門としました。こちらでは患者さんのほうから世間話が出ることもよくありますね。世間話の中から患者さんの生活習慣を知り、そこから体調不良や生活習慣病につながる原因をみつけて、治療につなぐこともできるように、心がけています。

患者の健康寿命の延伸のため力を尽くす

勤務医時代に学ばれたことなど教えてください。

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【尚衞院長】すべての赴任先に手外科専門の先生とリウマチ専門の先生がいらして、非常に恵まれた環境で指導を受けることができました。ある先生は病棟の回診の時、患者さんが手術したところ以外のことを訴えてもその場ですぐ診察されていて、患者さんにしっかりと向き合う姿勢を学ばせていただきました。
【有美子副院長】私も上司に恵まれたと感じます。病院では内視鏡検査を多く行っていたのですが、どの病院でも先生は己には厳しくも、患者さんにはとても優しく対応をされていました。それが当たり前の環境で研修しましたので、私も検査や診察中は、患者さんに「優しい空気感」を感じていただけるように心がけています。

お二人は互いに尊敬しあっていらっしゃると感じます。

【尚衞院長】私が研修2年目のとき、研修1年目の副院長と同じ病院の同じ科を回ったことがありました。副院長は一生懸命患者さんを診ていて、てきぱきと動き、信頼できる後輩だなという印象でしたね。気さくなところもあって患者さんや他のスタッフに慕われているというのは耳に入ってきていました。
【有美子副院長】内科と整形外科は大きな病院では外来の場所も違い、ほとんど会うことはありませんでした。院長は病院では患者さんとはもちろん、看護師などコメディカルスタッフや電話交換手の方とも気軽に話をしていたようで、いろいろな方から「立松先生にはお世話になっています」と声をかけていただきました。横柄なところがなく、人とのコミュニケーションを大事にしている人だと思います。

今後の展望についてお聞かせください。

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【有美子副院長】最近は内視鏡検査をしたことがないという患者さんも来られるようになりました。何か気になることがあればご相談いただき、病気の早期発見につながればと思います。また生活習慣病は長く付き合っていくことになるものです。継続通院を通して、患者さんの生活の中に当院や私も一緒にいつづけたいと思います。
【尚衞院長】両親が18年間クリニックを続け、それを引き継ぐことができたことに感謝しています。また整形外科と内科という複科でスタッフの業務は大変だと思うのですが、スムーズに診療できているのはみんなの頑張りがあってこそ。非常にありがたく、助かっています。現在、健康寿命に関心が高まってきていますが、豊かな人生のためには骨や筋肉の健康を維持することがとても重要です。整形外科と内科とで連携できる強みを生かし、スタッフ一丸となって皆さんの健康寿命を延ばすことに貢献していきたいと思います。

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