医療法人社団花笑みの会 こどもクリニックmom

- 千葉県佐倉市王子台3-1-8 うめやビル2F
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- 小児科
お知らせ&メッセージ
最終更新日:2025/06/12 10:16
①診察前の問診にご協力ください。
②6月12日(木)午後診療は会議のため休診です。
③6月17日(火)佐倉小学校学校健診のため午後診療が16時からです。
④6月24日(火)保育園健診のため午後診療は休診です。
⑤7月12日(土)14日(月)は都合により休診です。
⑥7月31日(木)は電子カルテ入れ替え作業のため休診です。
⑦当院では電子処方箋(R7年8月予定)マイナ保険証の活用、診療情報の共有体制など、医療DXを推進する体制を整備しており、医療DX推進体制整備加算を算定しています。
⑧HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の学術講演会での知識のおすそわけです。
子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することで発症します。感染経路は性行為です。10代20代を中心に女性の80%が生涯一度は感染します。発症年齢は30代が多く、2000年には3倍に増えています。日本は先進国として発症後の死亡率は低いですが、発症件数は発展途上国並みです。若いこれからという時期に子宮を全摘しなくてはならなかったり、部分切除でもそれにより流産の確立が高くなります。
子宮頸がんにならないためにはHPVに感染しないようにする、HPVワクチンはそのためにあります。そして更に大切なことはセクシャルデビューの前に接種を終わらせること。セクシャルデビュー後の接種は効果が半減します。できるだけ早く接種することが重要で、14歳までに接種することを推奨します。若いほど抗体は獲得しやすく、15歳未満は2回接種で(通常3回接種)十分な中和抗体を獲得します。
世間を騒がせた安全性については、多様な症状について様々な研究が行われていますが、ワクチン接種との因果関係は証明されていません。文字制限のため、詳細はマムで直接私に聞いてくださいね。