医療法人湘樹会 すが内科クリニック

医療法人湘樹会 すが内科クリニック

菅誠院長

頼れるドクター

胃がんのリスクを減らす
ピロリ菌の除菌

医療法人湘樹会 すが内科クリニック

134180 hr 1 title 1417691764

胃粘膜にすみつき、萎縮性胃炎や胃がんの原因になるピロリ菌。衛生状態の悪い頃に幼少期を過ごした人に、感染者が多い。「ピロリ菌のいない胃は、高齢者でも萎縮がなくきれいなまま。一方、20代でも、ピロリ菌が陽性で、鳥肌状だった胃粘膜にがんができたケースもあります」。すが内科クリニックの菅誠院長はそう語る。そんなピロリ菌だが、除菌をするときれいにいなくなるそうだ。どんな検査・治療を行うのか密着した。(取材日2014年11月13日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

ピロリ菌を除菌すると、どのようなメリットがあるのですか?

ピロリ菌による胃粘膜の萎縮や炎症が改善します。また、ピロリ菌は胃がんの原因にもなるため、除菌によって将来胃がんになるリスクが下がります。萎縮性胃炎の軽い若い時期に除菌するほど、胃がんになる率は低下します。

除菌はどのように行うのですか?

抗生物質を朝晩2回、1週間のんでもらいます。下痢や、口の中が苦くなるなどの副作用はありますが、ほとんどは軽度で、服用が終われば収まります。下痢になりやすい方には、予防のための整腸剤を処方します。

ピロリ菌を除菌することで、困ることはありますか?

胃粘膜が改善して胃酸が増え、逆流性食道炎になる場合があります。その際は胃酸を抑える薬で治療します。胃の調子がよくなって食欲が増すため、メタボ傾向の人は体重増加に注意が必要です。それでもメリットのほうが大きいです。

検診・治療START!ステップで紹介します

症状の有無を聞き、ピロリ菌の知識や検査・除菌法について説明

胃痛などの症状がない人は血液検査でピロリ菌の有無を調べる(自費検査)。ピロリ菌に感染するのは幼少期までということや、萎縮性胃炎や胃がんの原因になること、除菌の方法や副作用について、資料を見せながら説明する。

内視鏡検査で、胃粘膜の萎縮の程度や、潰瘍・がんの有無を確認

自覚症状のある人、検診で萎縮性胃炎を指摘された人は、内視鏡検査を受ける。この場合は、検査も除菌も保険適用。経鼻か経口かは患者が選択。萎縮の程度や潰瘍の有無を調べ、胃がんがあれば、その治療後にピロリ菌を除菌する。

除菌は内服治療。除菌できなければ、別の抗生物質で二次除菌

ピロリ菌は細菌なので、抗生物質を2種類と胃酸分泌抑制薬を1週間朝晩服用。終了4週間後に呼気テストで菌の有無を確認する。耐性菌のために除菌に失敗する人は25%。その際は薬を変えて二次除菌。三次除菌からは自費治療となる。

除菌後の確認検査は、尿素呼気テストで行う

朝、空腹の状態で来院し、呼気バッグを膨らませる。その後錠剤の試薬をのんで、5分横になり、15分椅子にすわって薬を胃の中になじませ、もう一度呼気バッグを膨らませる。ピロリ菌がいれば、二酸化炭素に反応が出てくる。

除菌後も、患者の状態によって、定期的な内視鏡検査を勧める

除菌後も100%胃がんにならないわけではない。60歳以上で除菌した人や、すでに萎縮性胃炎が進んでいた人は、除菌後も年1度の内視鏡検査が必要。そのほかの人は、翌年胃の状態が落ち着いていれば、2〜3年に1回の内視鏡検査を勧める。

ドクターからのメッセージ

菅 誠院長

ピロリ菌は一度除菌すれば、大人が再び感染する心配はありません。胃の調子が悪い人はもちろん、感染者の多い40〜50歳以上の人には特に、検査をお勧めします。そして陽性だった場合はぜひ除菌治療を受けてください。検査は、採血や呼気テストなど簡単です。菌がいる場合は内視鏡検査を受けていただきますが、今は経鼻内視鏡もあり、安定剤なしでも楽にできます。抵抗感なく来院していただき、胃がんのリスクを減らしてほしいと願っています。

Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
ドクターズ・ファイルをご活用いただく皆様へ
使い分けよう!「総合病院」と「クリニック」
Promotion landing
外出先でもドクターズ・ファイル
Qr doctor

ドクターズ・ファイルの情報をスマートフォン・携帯からチェック!スマートフォン版では、GPS位置情報を利用した最寄りの病院探しができます。

書籍「頼れるドクター」のご案内

ドクターズ・ファイル特別編集ムック「頼れるドクター」を一覧で紹介します。 →全ラインアップを見る

Shinnaka after
Yokohama after
Shonan after
関連コンテンツ
採用情報『ドクターズ・ファイル』では編集部スタッフを募集しております。 詳細