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雨宮 明文 院長の独自取材記事

天下堂医院

(世田谷区/芦花公園駅)

最終更新日:2025/11/27

雨宮明文院長 天下堂医院 main

芦花公園駅から徒歩2分ほどの住宅街の一角にある「天下堂医院」は、70年近く診療を続ける、地域に根差したクリニックだ。2代目院長の雨宮明文先生は、かかりつけ医としての役目をしっかりと引き継ぎながら、患者の求めに応える形で診療の幅を広げてきた。現在は内科、外科、皮膚科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、アレルギー、ED治療やAGA治療などの男性専門の外来まで総合的に検査・診療を行っている。骨粗しょう症検診や胃がんリスク検査なども含め、世田谷区と杉並区の健診にも対応。また、苦痛が少ないといわれる経鼻内視鏡検査に早くから取り組んできた雨宮院長のもとには、遠方から検査を受けに訪れる患者も多い。地元である世田谷区の地域医療への貢献に力を尽くす雨宮院長に話を聞いた。

(取材日2025年9月18日)

総合的な診療でかかりつけ医としての役割を担う

こちらは歴史のあるクリニックとお伺いしました。

雨宮明文院長 天下堂医院1

私の父が開業したのが1958年ですので、もう70年近くなります。父はもともと外科の医師でしたが、開業当時はこの周辺に医療機関がなく、さまざまな症状の患者さんが来たそうです。そのため、患者さんの求めに応える形で診療科目を増やしていき、現在は内科、外科、皮膚科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、アレルギーや男性専門の外来まで総合的な診療を行っています。親身な対応を心がける姿勢は開業以来変わっていませんが、電子カルテの導入やマイナンバーカードでの受付など、時代にあわせてバージョンアップした部分もあります。電子カルテを導入したことで、診断や処置、薬の処方などがよりスムーズになりましたね。また、経鼻内視鏡、骨密度測定装置、デジタルエックス線撮影機器など、設備と体制を整えてさまざまな検査に対応しています。

20時まで診療していらっしゃるそうですね。

はい。この「20時まで」という診療時間は、開業当初から変わっていません。やはり、他に医療機関があまりなかったということが大きかったのでしょう。当院には父の代からの患者さんも来院されますし、その方々の子ども世代、孫世代まで、患者さんの年齢層が幅広いんです。今でも20時まで開いていれば、会社勤めや忙しい方も通いやすいかと思います。「風邪っぽいけれど、湿疹もある」というように、複数の診療科にわたって診療を希望される場合や、日常での身近な健康トラブル、生活習慣病のご相談、長引く咳症状など、気になることがあればお気軽にいらしてください。当院で治療ができるものであれば院内で治療をしますし、もし専門の医師の診断が必要な場合は、スムーズに紹介できる体制を整えています。

肩凝りなどで、理学療法を求めて通う人もいるのだとか。

雨宮明文院長 天下堂医院2

肩凝りをはじめ、腰痛や坐骨神経痛などの患者さんも来院されます。血流を促す効果を期待して、マイクロ波治療器での治療やウォーターベッドによるマッサージを行っています。また、首や肩の痛み、突発性難聴などに効果が期待できる近赤外線照射器も導入しています。いずれも継続的に通院し続けることで、痛みの改善をめざすもの。幅広い年齢層の患者さんが利用していますので、肩凝りなど痛みで悩んでいる方はご相談ください。また骨密度を即日測定できる機械を導入しており、世田谷区の骨粗しょう症検診にも対応しています。

1年に1回の内視鏡検査で胃がんや胃潰瘍の早期発見を

経鼻内視鏡検査にも注力されていますが、なぜ力を入れるようになったのですか?

雨宮明文院長 天下堂医院3

勤務医時代、胃がんなどの消化器系の外科手術を担当することが多く、経口内視鏡検査を多く経験してきました。検査中は苦しそうにしている患者さんをたくさん見てきましたし、自分自身が検査を受けたときも苦しい思いをしたんです。このような状況をどうにかできないかと考えていたときに、「経鼻内視鏡ができたらしい」と聞いて、実際に試して導入を決めました。しかし、当時はまだ技術が発達しておらず、どうやったら痛みを少なくできるかわからない部分も多く……。そこで、自分で自分の鼻腔内に麻酔をして「麻酔後○分だと入れるときに痛い。○分たつとどうか」といった観察と研究を重ねました。麻酔の実験後は、モニターを見ながら自分で胃まで経鼻内視鏡を挿入する実験もしましたよ。そのことを知った周囲の医師に勧められて消化器を専門とする医師向けに経鼻内視鏡検査入門の本も出版しました。

経鼻内視鏡の検査の際は、どのようなことを心がけていらっしゃいますか?

鼻への局所麻酔を使いながら手順を踏んで行い、検査時の痛みや不安を軽減できるよう努めています。胃がん・胃潰瘍・逆流性食道炎などの病気の早期発見のためには、少なくとも年に1回は内視鏡検査を受けてもらいたいですね。経鼻内視鏡検査で痛みに配慮することで、「1年に1回くらいなら検査をしてもいいかな」と思ってもらえることを期待しています。以前の勤務先で診ていた患者さんが受けに来てくださったり、経鼻内視鏡検査の受けられるクリニックを探して、少し離れた場所から相談に来られる方も多いんですよ。また私は検査着を着用し、患者さんにもマスクを着けて鼻を出していただくなど、感染対策にも気を配っています。

こちらでは区の健診にも注力されているそうですね。

雨宮明文院長 天下堂医院4

骨粗しょう症検診や胃がんリスク検査なども含め、世田谷区と杉並区の健診に対応しています。胃がんリスク検査では、血液検査によってピロリ菌の有無と萎縮性胃炎の有無を調べ、将来胃がんになるリスクを判定。胃がんの早期発見に向けた第一段階の検査として、気軽に受けられると思います。何も問題がなければひとまずは安心ですし、どちらかでもあるようなら内視鏡検査に進みます。内視鏡検査で特に問題がなく、ピロリ菌だけならば薬での除菌が可能です。そして翌年、また検査を受けてもらえればと思います。このように、胃がんは早期に発見できる機会が増えてきていますので、ぜひ活用してほしいですね。

医師と患者である前に人としての思いやりを大切に

雨宮院長が外科の医師を志した理由をお聞かせください。

雨宮明文院長 天下堂医院5

1つの臓器にとらわれず、全身の管理ができる点に魅力を感じたからです。外科というと「手術だけ」と思われがちですが、私の場合、手術前後の内視鏡検査やエックス線検査、超音波検査、血管造影検査なども自分で行っていたので、幅広く専門的な知識を得ることができました。ちなみに大学病院では、麻酔科やICU、救命救急センター、それ以外の病院では整形外科や脳外科、泌尿器科、産科、婦人科など、数多くの診療科で手術を経験してきました。そして、当院も総合的な医療を提供するクリニックですので、外科の医師として幅広い診療科で手術を担当した経験が生きていると感じます。また、患者さんの病状を診て、手術をするべきかどうか判断する上でも、外科の医師としての経験が役に立っています。

診療においては、どのようなことを大切にされていますか?

医師と患者である前に、人間同士の付き合いとして当然のことだと思うのですが「いかに相手の気持ちになれるか」ということを大切にしています。患者さんが何を訴えたいのか、どういう気持ちでいるのか、どういう苦しみを抱えているのか。それをしっかりくみ取っていきたいので、時間が許す限り会話をするようにしています。ご年配で耳が遠い方の場合は大きな声でゆっくり話すなどの工夫をしたり、「先生の前だと緊張して言いたいことが言えなかった」ということにならないように、話しやすい雰囲気づくりも大切です。患者さんと次にお会いする時には、元気な笑顔が見られたらうれしいですね。

最後に読者の方へメッセージをお願いします。

雨宮明文院長 天下堂医院6

外科の医師としての経験も生かしつつ、地域のかかりつけ医として、手術を必要としない体づくりをサポートしていきたいです。健康を考える上では、食事・睡眠・運動、この3つのバランスが重要。栄養のバランスの良い食事を取って、十分寝て、適度に体を動かすことで、免疫力の高い体ができあがっていくと思います。もし体調面での心配ごとがあったり、「何科に行ったらいいのかわからない」と迷った際は、健康相談のつもりで気軽にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ED治療/1000円~(1錠)
AGA治療/200円~(1錠)

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