医療法人社団多聞会 香取整形外科

医療法人社団多聞会 香取整形外科

香取 勧 院長

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いつまでも信頼されるクリニックであり続けたい

―印象に残る患者さんとのエピソードなどはありますか?

大学病院勤務医のころ、小学校入学直後で右肘の骨折を受傷した男の子が救急搬送されてきました。当日緊急手術となり、術後も経過は順調でした。それから1年後のフォローアップの時、すっかり回復した右手でお手紙を書いてきてくれました。「先生、ありがとう」この仕事やっててよかったなぁ、としみじみ感じました。その手紙は退局するときに、クリニックへ持ち帰って今でも院長室に飾ってあります。

―ところで、最近ダイエットに成功されたとか。

食事を減らし、自転車通勤に変えたことで、実質23キロ痩せました。元々が重すぎたんですが、写真に映った自分の姿を見て、「これは痩せなきゃな」とダイエットを決意したんです(笑)。食事は三食きっちりとりますが、量を減らしました。特にご飯はどんぶり飯だったのが、小さめの茶碗の半分ぐらいに減らしました。あとは1日1,800キロカロリーに収まるように、常にカロリー計算していました。高校時代は水泳部で、筋力はある方でしたが、その上に積年の脂肪がたっぷりついていたので体が重かったのです。ダイエットのおかげで、今は体が軽くて快適。特に、息切れしなくなったのがうれしいですね(笑)。ダイエットはただ体重を落とすだけじゃなくて、基礎代謝を上げることが大事です。ウォーキングによって脂肪燃焼はできますが、さらに筋トレで筋肉のボリュームを増やしてあげると、基礎代謝量が上がります。ジム通いに時間を割いたりせず、毎日気軽にできる自転車通勤は私にとって最適だったと思います。今乗っているのは折り畳み式の自転車で、仕事帰りに一杯やっても、途中で雨が降ってもタクシーに積んで帰ることができるので便利ですよ。今はリバウンドしないように注意しています(笑)。

―在宅でのリハビリを希望される方のためのサポート体制はありますか?

在宅医療へのニーズに対応するため、訪問看護ステーションを併設しています。また、2013年1月に世田谷区喜多見に新しい訪問看護ステーションを設立しました。在宅でのリハビリを希望される方、また外出が困難な方のために、在宅で過ごすためのリハビリテーション、さらに医療としてのリハビリテーションへと広げていきたいと考えています。「痛みが軽減した」「これまでより長く歩けるようになった」など、少しでも効果が現れると、とても前向きな気持ちで毎日を過ごすことができます。何歳になっても「うれしい」「楽しい」という感情を大切にして、積極的に外出をして四季を感じる生活を送っていただきたいですね。私たちがそのきっかけを提供できればうれしいです。そして、お薬に頼らず、「与えられる医療」ではなく、「自分で勝ち取っていく医療」をさらに進めていきたいですね。これからも患者さんの自立をサポートするためのアドバイスや指導を積極的に提供していきたいと思います。

―最後に、今後の展望についてお聞かせください。

高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるように、厚労省が推進する地域包括ケアシステムに当院も貢献したいと考えています。例えば、当院デイケアにおける自立をめざしたリハビリテーションもその一つです。認知症や運動障害によって日常の生活動作が困難な方に対して、理学療法士が個別でリハビリテーションを実施します。その他にも、グループで行う体操や俳句レッスンなど、体や脳を楽しく鍛える様々なプログラムが用意されています。医療機関のリハビリテーションは医療保険で行うため、運動器リハビリテーションの場合、150日間という標準期限が設けられています。高齢者の整形疾患などは期間内での自立が難しかったり、維持リハビリテーションの必要な方がいらっしゃいます。その場合は、デイケアにて介護保険で行うリハビリテーションを継続することができます。外出する機会を持つことで、体だけでなく心も元気になるお手伝いができればと思います。



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