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医療法人 こどもクリニック・パパ

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高橋昌久院長

医院トピックス

保育と医療が手を取り合い
多角的に子どもの成長・子育てを支える

医療法人 こどもクリニック・パパ

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子育てに励む家族にとって最も喜ばしいこと。それは、子どもがすくすくと元気に育つことだ。しかし共働きでの子育てや核家族化による子育ての孤立化などにより、不安や不自由さを感じながら子育てと向き合う家庭は少なくない。医療者として、そんな家庭に寄り添い、子どもの健やかな成長を支えていくためにできることを考え抜いてきた「こどもクリニック・パパ」の高橋昌久院長が、これまでの経験をもとに実現をめざしているのが、「医療と保育の融合」だ。同院の外来診療に加えて、保育所も運営する高橋院長と、看護師、保育士、公認心理師、事務スタッフが専門性を生かしながら「子どもの成長を支えるためにできること」を実践する、同院の体制をひもとくとともに、医療と保育の融合の可能性について語ってもらった。(取材日2019年1月28日)

医療と保育、それぞれの観点をもって子どもの成長を見守り、子育てに励む家族を支える

医療と保育の連携体制をつくった経緯をお聞かせください。

1 ▲医療と保育の連携を大切に考えている高橋院長 【高橋院長】現在、共働きでの子育てが一般化しているものの、実際に子育てをしながらご両親が仕事を続けることは簡単なことではありません。私自身、企業に勤める人々の健康管理を務めていたことで気づいたことがあります。それは「熱を出したらクリニックへ行ってください」「発育に関する相談は市役所や市の保健センターでしてください」といったように、何かあった時の行き先がバラバラでは、親御さんは仕事にならないということ。そんな経験から、医療と保育が密に連携し合える環境づくりの必要性について考えるようになりました。育児をする上でのさまざまな相談事に1ヵ所で対応できることは、ご家族の負担軽減につながると思ったのです。

高橋院長は保育士の資格もお持ちだそうですね。

2 ▲幅広い知識を取得することが患者のためになる 【高橋院長】先に臨床心理士を、50歳を過ぎてから保育士の資格も取得しました。保育所の開設や臨床心理士による心の発育のサポートなど、医療者の立場から実践したいことはどんどん頭に浮かんできます。それらを実践するためには、まずは私自身が本質を理解することが不可欠と考えたのです。とても多くの学びを得られましたし、私だけでなく、看護師や事務スタッフの中にも、保育士の資格を取得した者がいるんですよ。そのおかげもあって、診療を待つお子さんの対応もはたから見ていて安心できます。また保育士の医療に対するアンテナの感度も非常に高く、全員が医療と保育に強いという、特徴ある組織になっているのではないかと感じています。

看護師として、保育が身近にあることは心強いものでしょうか?

3 ▲親も安心できる環境づくりにやりがいを感じる、と横山氏 【看護師・横山幸恵さん】非常に心強いと感じています。例えば保育の現場において、些細なことだけど聞いておきたい子どもの病気や発達のことなどが親御さんからでてきたとき、すぐに医療現場につなぐことができて、答えがかえってくることなんかは、頼りになる点ではないでしょうか。医療と保育の現場が近いからこそできることだと思います。私も以前、保育所に子どもを預けながら働いていましたが、やはり保育所での子どもの様子は気になるものでした。お子さんを預ける親御さんの気持ちもわかるからこそ、私たちのように医療と保育が手を取り合える環境づくりをすることに、看護師として大きなやりがいを感じています。

保育士の立場からはいかがでしょうか?

4 ▲医療に対するアンテナも感度を高くもつ、と小野田氏 【保育士・小野田圭子さん】私は、待合室で診療を待つお子さんに対して読み聞かせを行うときなどに、医療に対するアンテナの感度が高くなっていることを感じます。インフルエンザなどの感染症が流行する時期には、当然私たちも指導を受けますが、予防を心がける上でも、「保育の観点」を持ち、保育士としてどう対処できるのかを考える素地があるんですね。もちろん、感染症がはやったりケガが起こったりすることはあってはいけませんが、常にアンテナを張っておくことで、保育の現場はもちろん、読み聞かせを行うボランティア先の小学校だったとしても万が一にも備えられるようになっていると思います。

医療と保育の融合は今後どのように発展するとお考えですか?

5 ▲子どもが健やかに発育していくためのサポートを欠かさない 【高橋院長】豊田市に限らず、現在「病児保育」に対する行政のサポートは、充実してきているように感じます。しかしそれはあくまでも「病気になった子ども」という、いわば局所的な部分への医療サポートに過ぎません。子どもが健やかに成長していくためには、身体的に健康であることに加えて、心が健やかに発育していける環境やサポートもまた、欠かせないものです。それらを密接につながり合わせる「医療と保育の融合」が、一層求められてくると、考えています。今はまだ珍しいと思われるかもしれませんが、今後はこういった融合の形が、スタンダードなものの一つになってくるのではないかと期待しています。

ドクターからのメッセージ

高橋昌久院長

これまで、医療と保育は、別々のものとして扱われてきましたが、本来は非常に通じ合うものだと考えてきました。保育士や臨床心理士の資格取得の勉強をしている中で、それを改めて実感することができ、私自身、小児科の医師としての視野が広がったように感じています。もちろんそれは、当院のスタッフ全員に言えることでしょう。それぞれが専門性を生かしながら、新たな分野の知見を深めていくことは、子育てに関して私たちが支援できることの深度を増すことにつながるでしょう。今後も、医療と保育の両側面から見守れる体制を整えるために、できることを実践し、お子さんや親御さんたちに寄り添っていきたいと考えています。

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