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患者負担を考慮して日帰りで実施
白内障手術で生活の質向上を

こんの眼科

(さいたま市浦和区/北浦和駅)

最終更新日:2020/07/30

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  • 保険診療

加齢に伴い40代から発症し、80代ではほぼ100%の人がかかっているとされる白内障。超高齢社会を迎えた今、避けては通れない疾患だ。近年では日帰りで手術を行うクリニックも増えているが、「目の手術」ということで不安を感じ、尻込みしている人もいるかもしれない。また見えづらさを感じることはあるものの、今、手術が必要なのかどうか迷う人もいるだろう。そこで、今回は「眼科治療はすべて、ここで完結するように」をポリシーに、白内障をはじめ各種治療・手術に幅広く対応している「こんの眼科」の今野泰宏院長を取材。「困ったときが手術のタイミングと考え、まずは相談してほしい」と語る先生に、白内障の症状やかかりやすい人の特徴など基礎知識について聞くとともに、実際の治療の流れを見せてもらった。(取材日2016年9月27日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qそもそも白内障とはどのような病気なのでしょうか?
A

白内障とは、目の中でレンズの役割をしている水晶体が濁ってしまう病気です。水晶体には通常、弾力性がありますが、加齢とともにその弾力性が失われることで、ピントが合わせづらくなります。それがいわゆる老眼です。そして弾力性の低下とともに硬くなっていくと、元々は透き通っていた水晶体に濁りが出てきて、目の中に入ってくる光が散乱してまぶしく見えるようになったり、光が十分に届かなくなったりして周囲の物が見えづらくなってしまうのです。この状態を白内障と呼びます。

Q白内障になるとどのような症状が出るのでしょうか?
A

白内障には、水晶体の濁り方によっていくつかの症状があります。水晶体が全体的に濁る場合は、目の前に黄色いセロファンが1枚ずつ重なっていくような感じで症状が進行します。最初のうちは自覚症状がほとんどありませんが、病状が進むにつれて徐々に視力が落ちていきます。また、まだらに濁りが出るタイプもあります。この場合、天気の良い日に強くまぶしさを感じたり、夜間の運転中に対向車のライトを非常にまぶしく感じたりするようになります。

Qどのような人が白内障になりやすいのですか?
A

基本的に老化現象ですから年を重ねれば誰にでも起こるのですが、人によって進行度合いは異なります。一般的には40歳以上から症状が現れるようになり、60歳を超えると6割以上の人には、何かしらの症状が出ているとされます。またアトピー性皮膚炎の人は20代でも白内障を合併する場合がありますし、糖尿病の患者さんやステロイド剤を長期間使用している人も白内障になりやすい傾向にあるので、注意が必要です。もし白内障になってしまった場合は軽症のうちは点眼薬で様子を見ることもありますが、完治をめざすには手術を受けるしか方法はありません。

検診・治療START!ステップで紹介します

1精密検査を受けて症状と原因を確認

視力検査、眼圧検査、視神経の検査、黄斑部などの精密検査を受け、視力が落ちている原因が白内障なのか、ほかに原因や病気がないのかなどを細かくチェックする。通常、初診と精密検査は別の日に行われることが多いという。

2検査結果と手術の説明を受ける

白内障であると診断されれば、医師と相談の上、タイミングを見て手術を受けることになる。手術にあたっては、医師から検査結果や手術の流れについて説明を受け、血液検査などで全身状態も確認。患者は自宅で3日前から、手術の合併症を防ぐための抗菌薬を点眼し、当日に備える。

3日帰りでの手術が実施される

手術開始。濁ってしまった水晶体を除去し、代わりに人工の眼内レンズを入れる。同院では、手術前に鎮静剤を服用した上で、点眼の麻酔薬を使うため、恐怖心や痛みはほとんど感じないとのこと。手術は日帰りで行うことができ、手術室に入っている時間も20分程度だという。

4リカバリールームで休憩後に帰宅

手術が終わったら、患者はリカバリールームでしばらく休憩してから帰宅。来院してから帰宅の途につくまでは約3時間。当日は眼帯をして過ごす必要がある。術後の感染症を防ぐため抗生物質と炎症止めの目薬を処方されるので、指示されたとおりに点眼することが大切。

5翌日からしばらく通院して合併症を予防

翌日も通院して医師の診察を受ける。問題がなければ、2日後、4日後、1週間後と少しずつ間隔を空けながら2ヵ月後くらいまでは通院して様子を見る。手術後は、それまで使用していた眼鏡が合わなくなるので、同院では目の状態が落ち着いてから作り変えることを勧めている。

ドクターからのメッセージ

今野 泰宏院長

白内障と診断されても、よほど状態が悪くない限りは慌てて手術を受ける必要はありませんが、いずれ見づらくなったときには手術が必要になります。白内障手術によって視界がクリアになれば、生活の質向上にもつながるでしょう。当院では患者さんの負担を考慮し日帰り手術を行うとともに、術前には丁寧な検査・説明に努めていますので、安心して受けていただけると思います。また、一人ひとりの生活背景などを考慮した上で眼内レンズを選択しており、例えば強度近視の方は、眼内レンズの選び方次第で手術後は眼鏡なしでの生活を送ることも可能でしょう。その方にとって良いタイミングで手術を受けるためにも、気軽にご相談ください。

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