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豊島 治 院長の独自取材記事

とよしま内視鏡クリニック

(世田谷区/成城学園前駅)

最終更新日:2020/09/15

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小田急線・成城学園前駅から徒歩3分。緑に囲まれた美しい街並みを楽しみながら歩くと、2階建ての洗練された外観の「とよしま内視鏡クリニック」に到着する。2002年に開院したこのクリニックは、内視鏡検査専門のクリニックだ。院長を務めるのは、これまで数多くの内視鏡診療に携わってきた豊島治先生。豊島先生のポリシーは、苦痛が少ない内視鏡診療を提供すること、そして内視鏡検査の病気の発見率を追求することだ。精度の高さを重視した検査で早期がんやポリープの発見に注力し、多くの患者の健康に貢献している。その内視鏡検査の詳細などを、豊島先生にたっぷり語ってもらった。
(取材日2020年8月31日)

消化器専門医師が行う精度の高さを重視した内視鏡検査

こちらは内視鏡専門のクリニックと伺いました。

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はい。年間数多くの患者さんに受診していただいておりますが、当院の内視鏡検査は、とにかくレベルの高さを重視していることが一番の特徴だと考えています。私の母校である東京大学に勤務している医師らを地域医療の現場に迎え、常に先端の情報を共有し、かつ大学病院以上のハイレベルな診療をめざしています。そして何よりも、私たちは内視鏡検査における「発見率」にこだわっています。内視鏡検査は医師の経験や技量、モチベーション、使用する機器などによって発見率が異なります。患者さんにとって、せっかく検査を受けるのでしたら、少しでも発見率の高いクリニックで受けたほうがよいでしょう。ですので、当院では精度の高さにこだわり、がんやポリープを早期に見つけて、早期治療につなげることを重視しています。

先生のおっしゃる発見率とはどのようなものなのでしょう?

発見率というのは、一人の医師がどのくらいのパーセンテージで腺腫(悪性化するとがんになるポリープの一種)を発見できるかという数値になります。例えば一人の医師が100人の患者さんの内視鏡検査を実施して、20人の腺腫を発見できた場合、その医師の腺腫発見率は20%といえます。当院ではこの発見率を高められるように、日々精度の高さにこだわった検査に注力しています。さまざまな工夫をして当院では高い発見率の達成をめざしています。病気を早期発見できれば、患者さんの精神的・経済的負担も大きく軽減できますし、大がかりな手術をしなくても内視鏡による切除で対処できるケースも多いです。そしてもちろん、助かる可能性も格段にアップすると考えられますから。

高い発見率を実現するために、どのようなことに取り組んでいらっしゃいますか?

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まず内視鏡専門クリニックとして内視鏡診療に集中することで、在籍するすべての医師が、かなりの経験と知見を蓄積することができます。また、発見率を明確に数値化することで医師らが強い目標意識を持ち、勉強会なども積極的に行っています。あとは内視鏡検査前に丁寧に問診を行い、患者さんそれぞれの「リスク」を明確に分析しているんです。例えば、患者さんの体質・生活習慣・家族の病気などをヒアリングすれば、その人が胃がんになりやすいのか、食道がんになる可能性が高いのか、大腸がんの危険性があるのかなど、その人なりのリスクを明らかにできるのです。その結果に応じて、特にリスクが大きいと思われる箇所を入念に調べます。このような事前のリスク診断なしで漠然と全体を検査するのとでは、精度が大きく異なってきます。

「患者に優しい内視鏡診療」にこだわり、負担軽減を

発見率だけでなく「患者に優しい内視鏡診療」にもこだわっているそうですね。

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内視鏡検査は「痛い」「苦しい」というイメージがありますよね。患者さんが一度こういう悪いイメージを抱いてしまうと、どうしても定期的に内視鏡検査に訪れることを敬遠してしまいます。そうして病気のもとを見逃してしまう。そのようなことが起きないように、当院では患者さんに「精度が高く、苦痛の少ない内視鏡検査」を提供したいと考えています。まず、内視鏡検査の際には鎮静剤を使用し、眠っているような状態で検査を受けていただく「セデーション内視鏡検査」という検査方法を採用しています。そして熟練の技術をもって、丁寧に治療する。検査中の苦痛を緩和させることは、検査の精度の高さにもつながります。目の前の患者さんがつらそうだったら、医師はどうしても「検査を早く終わらせよう」と考えてしまいますよね。苦痛の少ない状態で検査ができるというのは、それだけゆっくり丁寧に検査ができるということなのです。

新しい機器の導入にもこだわっていると聞きました。

精度の高い治療を提供するためには、優れた機器を使用することも重要だと考えています。現在は先進の内視鏡検査機器を備え、粘膜表面の微細な血管を観察できる「狭帯域光観察システム」や、ハイビジョンシステム、拡大内視鏡と先端の技術を導入しているので、見つけにくい腫瘍の発見にも役立っています。そのほかにも、息を測定することでピロリ菌の感染を診断する装置を設置しています。肝臓、膵臓などの腹部の臓器だけでなく、頚部の動脈硬化や甲状腺がんの測定や、心臓の大きさや心臓弁の動き、心臓内の血液の速さまで測ることができる超音波診断装置なども取り入れています。また、内視鏡検査機器の消毒にも新型の機器を使用し、衛生管理を徹底しております。ぜひ、当院のレベルの高さにこだわった診療を受けていただきたいですね。

2016年にクリニックを移転なさったそうですが、どのような変化がありましたか?

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はい、私が生まれ育った成城エリアであることには変わりはないですが、2016年にクリニックを移転しました。移転により院内がだいぶ広くなりましたので、受け入れられる患者さんの人数が増え、患者さんも予約が取りやすくなったと思います。それまで2台だった内視鏡も3台に増やしました。2階の待合室や検査後に体を休めていただくリカバリースペースは、スタッフが患者さんの様子を一望できる設計になっていますので、患者さんに安心して過ごしていただけると思います。患者さんが負担なく移動できるよう、院内にエレベーターも設置しました。

国内外の医療に貢献することをめざして

以前の先生の専門分野は外科だったそうですが、内視鏡検査にシフトした理由は何でしょうか?

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外科医師時代に、がんで苦しんでいる患者さんと間近に接する機会がたくさんありました。その時に、「もっと早期に発見できていれば、こんなに苦しむことはなかったのに」といつも感じていたんです。そうして内視鏡検査による早期発見と早期治療の大切さを痛感していたことが、約15年前に内視鏡検査の道に進んだきっかけです。多くの人たちのがんの源を早期に発見する、そして、本来はたいへん苦しい内視鏡検査を少しでも楽に受けていただく。これを自身の使命だと考えています。

今後の展望や目標について聞かせてください。

一人でも多くの患者さんを救うためにも、当院の診療で得た知見を院内だけにとどめておかず、他の方々にも役立てていただけるように、国内外の勉強会で症例などを積極的に発表し、海外の医学雑誌にも報告するようにしています。新しい治療法も正確な情報をもとに柔軟に取り入れて、今後は日本国内だけでなく海外にも発信して世界の医療に貢献していくことが目標です。クリニックの移転によって広く快適な空間を提供できるようになり、より多くの患者さんを診られる体制が整いました。一人でも多くの患者さんの命を救えるよう、スタッフ一丸となって診療に取り組んでいきたいと思います。

読者へのメッセージをお願いします。

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健康は決して当たり前のことではなく、積極的に守っていかなければいけないものです。受身ではなく、「攻めの姿勢」でご自分の健康管理をしてくださいね。まずは、ピロリ菌の検査を受けてみてはいかがでしょうか。特にピロリ菌はお子さんにうつる可能性が高いので、お父さんやお母さんはぜひ一度チェックしてみてください。また、ご家族にがんを発症した方がいる場合は、年代を問わずにできるだけ早い段階で定期的な内視鏡検査をスタートすることをお勧めします。患者さんが決して内視鏡検査を嫌いにならないような、「患者さんに優しい診療」を提供していきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ピロリ菌の検査/4080円

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