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快適なマタニティライフのために
助産師が寄り添ってアドバイス

青木産婦人科医院

(世田谷区/下高井戸駅)

最終更新日:2020/09/23

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助産師という存在は知っていても、実際に出産でどのような役割を担っているのかは、知らない人も多いのではないだろうか。医師が母親や子どもの体に異常はないか、経過を見守る役目だとしたら、助産師は妊産婦のより身近に寄り添って、快適なマタニティライフが送れるようさまざまなサポートをする仕事だ。「青木産婦人科医院」には常勤7人、非常勤7人の助産師がいて、定期的に助産師によるマタニティ相談を行っている。何かと不安の多い妊娠中に、妊婦の悩みに耳を傾け、親身にアドバイスをしてくれる頼りになる存在だ。同院で働く助産師の千葉利恵さんに具体的な取り組みについて、また青木宏明院長にも医師の目から見た助産師の役割について話を聞いた。 (取材日2020年2月1日)

助産師とじっくり話して不安を解消。分娩時はもちろん、産前、産後も丁寧にサポート

Q助産師さんの役割について教えてください。
A
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▲何でも気軽に相談してもらえるような雰囲気づくりを心がけている

【千葉さん】先生の役割が妊産婦さんの体や赤ちゃんに異常はないかを診察することなら、私たち助産師の役割は妊産婦さんの不安を取り除き、身体や生活を整えていくことだと思います。先生には聞きにくいような些細な気がかりや不安など、何でも話せるようなゆったりとした雰囲気を心がけ、マタニティライフや産後の子育てをより快適に過ごせるようアドバイスをしています。お産の介助も、医師ではなく助産師の仕事なんですよ。ただ医療行為は行えませんので、例えば陣痛促進剤を使うような場合には先生の指示を要します。当院の基本姿勢は、なるべく自然な分娩を待つこと。お母さんの産む力、赤ちゃんの生まれる力を信じてサポートしています。

Q妊娠中はどのようなサポートをしていますか?
A
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▲助産師の外来や母親学級など定期的に行い妊産婦の不安を取り除く

【千葉さん】当院では、妊娠中に助産師による外来と母親学級をそれぞれ3回ずつ行っています。助産師による外来では、1人30分のゆっくりとした時間をとり、妊娠による身体の変化に戸惑いを感じる妊婦さんや、マイナートラブルといってつわりや腰痛など体の不調を感じる妊婦さんのサポートを行っています。母親学級ではマイナートラブルの対処法や妊娠中の生活・食事などについてお伝えし、3回目は両親学級でパートナーにも参加してもらい、お産に向けて体と心の準備をしてもらうのが目的です。授乳や入院中の生活について、バースプランや産後の育児についてもお話ししています。実際にお産中に行う呼吸法やマッサージの指導も行っています。

Q分娩時のサポートではどのようなことを大切にしていますか?
A
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▲心のケアも大切にしている。妊婦の家族にアドバイスをすることも

【千葉さん】院長がなるべく自然にお産を待つという方針なので、助産師も産婦さんの産む力をいかに引き出すかを大切にしています。お産が進む中、産婦さんは先の見えない痛みが怖く不安です。そこを「これから産むぞ」という前向きな気持ちを持ってもらえるようサポートしています。産婦さんは決して一人ではなく、「私たちも一緒にお産しているんだよ」と寄り添って励ますことが一番ですね。そのとき、パパも巻き込んで「とにかく励まして! ママをお願いね」と参加してもらうことも大事。当院は立ち会いに制限がないので、産婦さんのご希望を一番に尊重した上で、上のお子さんやおじいちゃん、おばあちゃんも立ち会うことができるんですよ。

Q産後のケアではどのようなことを行っているのでしょうか。
A
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▲キッズスペースを完備しているので親子での通院でも安心だ

【千葉さん】短い入院生活の中で、退院後不安なく過ごせるよう、入院中からサポートしています。一番は授乳指導ですね。まずはどのように授乳していきたいのかを聞き、なるべく希望に沿えるよう関わります。母乳だけでなくミルクも必要になる場合にはどれくらい与えればよいのか、その見極めも必要です。産後はお母さんのホルモンバランスが崩れ、マタニティブルーや産後うつになることがあります。育児はお母さんだけが頑張って1人でやるものではないと、安心して退院後の子育てができるよう寄り添います。当院では退院して2週間後、1ヵ月後健診を行うほか、2ヵ月後からは「子育て相談室」でママ同士の情報交換もできるようにしています。

Q助産師として、どのような思いで出産に向き合っていますか?
A
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▲この素晴らしい仕事に自信と誇りをもっていると語る千葉さん

【千葉さん】出産は毎回緊張するけれど、毎回感動します。助産師は新しい命の誕生をお手伝いする、素晴らしい仕事で誇りを持っています。それは当院で働いているすべての助産師に言えることで、皆自信を持って仕事に取り組んでいます。もし疑問に思うことがあれば情報を共有し、足りない部分は補い合っています。誰が担当しても皆同じように産婦さんに寄り添うお産ケアができると思います。出産にはいろいろな不安があるかもしれませんが、妊娠は本当に喜ばしいこと。私たち助産師は妊娠生活が楽しく過ごせるよう、元気なお子さんが生まれるよう、全力でサポートします。出産前も出産後もなんでも気軽にご相談ください。

ドクターからのメッセージ

青木 宏明院長

お産や産後の子育てについては、妊産婦さんによって背景が違い、考え方もそれぞれです。そういう意味で、助産師がいろいろと話を聞いてくれるのは、とても助かります。私たち医師が妊婦健診を行い、分娩を迎えて、子育てをサポートしていく上でたいへん有益で、医師と助産師の連携はうまくいっていると思います。当院の助産師はみんな本当に温かで、不安になりがちな妊娠中、そして産後の感情の高ぶっている時期も、とても丁寧に寄り添ってくれるので、妊婦さんのサポートを安心して任せられ、頼りにしています。

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