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久保 裕司 院長の独自取材記事

久保歯科医院

(大阪市此花区/千鳥橋駅)

最終更新日:2020/04/07

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阪神なんば線の千鳥橋駅から徒歩約1分の便利な場所にある「久保歯科医院」は、1977年の開業以来、長年地域の人々の歯の健康を守り続けてきた歯科クリニック。2009年に先代の父から継承した久保裕司(くぼ・ひろし)院長は口腔外科出身で、一般歯科をはじめ親知らずの抜歯や口腔内のできものなど、口腔外科領域に対応可能なのも強みだ。職人気質ながら、明るくアットホームな雰囲気での診療を重視する久保院長に、患者に接する際に大切にしていること、患者のために取り組んでいること、痛みや不安を軽減するための工夫、在籍する歯科技工士やスタッフのことについてなど幅広く話を聞いた。
(取材日2020年3月9日)

地域の歯を守り続けるかかりつけ医。口腔外科にも強み

クリニックについて教えてください。

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当院は、1977年に前院長である私の父が開業しました。この地で開業することにした理由は、父が小学生くらいの頃にこの辺りに住んでいたからだそうです。私がこの歯科医院を継いだのは2009年です。現在の患者層は高齢者が比較的多く、長く通ってくださっている方が中心ですね。マンパワーの問題で件数は限られるのですが、通院してくださっていたご高齢の患者さんや地域のケアマネジャーさんからご依頼をいただいた場合に、訪問歯科診療も行っています。また私は口腔外科をたくさん経験してきていますから、難しい症例の親知らずでも対応するとホームページなどでお伝えしています。それを見て来院される方、若い患者さんも増えてきたと感じています。

口腔外科ご出身の強みを教えてください。

当院を継承するまで、大学病院在籍中に公立甲賀病院、大阪赤十字病院、大阪回生病院の口腔外科に勤務し、さまざまな症例に対応してきました。親知らずの抜歯などの外科的な処置、唾液腺が何らかの理由で詰まり下唇にできる粘液のう胞、口腔内のできものなども診療領域ですから、そうした症例への対応は得意です。ただし当院ではできものを切除した後、顕微鏡などを使用した鑑別診断ができませんので、診察をした上でご心配な方には大きな病院をご紹介しています。勤務医時代には口腔がんの手術も手がけていたのですが、担当した患者さんがあいさつしに当院に足を運んでくださった時は本当にうれしかったですね。

親知らずの抜歯は必ず必要なものでしょうか。

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親知らずは必ずしも抜かなければならないというものではありません。ただし、すでに虫歯や炎症といった症状がある、放っておくことでそのリスクが高い、一部顔を出した親知らずが歯茎や頬の内側を傷つけるといった場合は、抜歯を検討します。また、麻酔や服薬に制限のかかる妊娠・出産・授乳の予定がある方など、その方のライフステージを見越して予防的な抜歯をお勧めすることもあります。年齢に関しても、加齢とともに歯茎に柔軟性がなくなって抜歯しづらく治りにくくなるので、できるだけ若いうちに抜歯するのがいいでしょう。当院では、痛みや不安感など患者さんの負担をできるだけ少なくできるよう、麻酔を打つ箇所や笑気ガス麻酔を使用する工夫をしています。

取れない・腫れない・噛める。結果の出る治療をめざす

患者さんに接する際に大切にしていることを教えてください。

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“丁寧な説明”と“結果の出る治療”を心がけています。例えば、“結果の出る治療”を具体的に挙げるとすると、「詰め物を入れたら取れない」「根っこの治療をしたら腫れない」「入れ歯を入れたら食べられる」ということ。せっかく治療したのに、治療箇所がすぐに悪くなってしまっては何のために治療したのかわかりません。1年より2年、2年より3年と、治療したところが維持できるよう考えながらやっています。子どもの患者さんの場合は、上から物を言うのではなく同じ目線に合わせ、実際に歯を削る道具やバキュームをお子さんの手に当てて「痛くないでしょう?」「掃除機みたいにお口の水を吸うね」と声かけをしながら治療を進めていきます。

患者さんのためにしている工夫はありますか?

普通の水道水ではなく、人間の体液と浸透圧が近い生理食塩水を診療に用いています。目を洗う時など、水道水で洗うとしみますが、生理食塩水を使うとしみないといわれますよね。それは体液と水道水では浸透圧の違いが原因で、口腔内の洗浄でもそれと同じことがいえるんです。そのため、親知らずの抜歯をするときも含め、洗浄には生理食塩水を使い、患者さんの痛みや不快感が軽減できるようにしています。施設的な面では、院内にスロープを配置し、車いすの患者さんや歩行補助器具使用の患者さんに配慮しています。また最近はウイルス除去の機器を待合室にも導入し、待ち時間も不安なくお過ごしいただけるようにしていますね。あとは歯を削るドリルなどの治療器具を患者さんごとに1回1回きちんと滅菌しています。先日も新しい滅菌器を入れたばかりで、衛生面の安全管理にさらに力を入れていくつもりです。

歯科技工士が在籍していると伺いました。

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歯科技工士がクリニックにいるメリットは、その場で義歯や仮歯の製作に対応できることです。歯科技工士がいなければ、歯を削って、型を採って、翌日技工所に送って、できあがったら持ってきてもらう、とどうしても時間がかかってしまいます。ところが在籍していれば、すぐに型を渡して製作に取りかかってもらい、できあがったらすぐに使えるので時間短縮になります。治療中にどうしても私だけでは難しいなと思うときは、歯科技工士に立ち会ってもらって、歯を作る専門家としての立場からアドバイスをもらうこともあります。これは在籍してもらっているからこそできる取り組みですね。

スタッフさんもベテランばかりとお聞きしました。

当院ではアットホームな診療を心がけていて、それがスタッフにも浸透していると思います。スタッフはすべて在籍10年以上のベテランで、私から口うるさく言わなくても自ら動いてくれる頼もしいスタッフばかりです。ですから私から「こうしてほしい」ということもほとんどないですし、信頼して任せています。今後は新しいスタッフも積極的に迎えたいと思っていて、もし要望があれば可能な限り勉強会やセミナーに参加できるよう、支援体制を整えていくつもりです。

治療で伝える、「患者のためになる」歯科医院

定期メンテナンスの重要性について教えてください。

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歯周病予防のためには、定期的に歯のクリーニングを受けていただきたいですね。歯石がたまりやすい人はどうしても頻度が多くなってしまいますが、一般的には半年から1年に1度のクリーニングで十分なので、ぜひ定期的に歯科医院に通ってください。多くの人は、歯が痛くなるまで歯科医院には来たがりません。しかし、定期的に歯科医院に通っている人は、通っていない人に比べて年間の医療費が安いという統計結果もあるんですよ。年1回のクリーニングでも、口腔内の環境が大きく違ってきます。

今後、力を入れていきたいことはありますか?

クリニックの発展をめざすよりも、日々の診療で患者さんのためになる治療をしたいと思っています。歯の治療は痛みを伴いますし、痛いものは痛いのでそこは患者さんに諦めてもらうほかないのですが、その中で私も極力痛くない治療ができるよう努めています。先ほど申し上げたとおり、麻酔を打つ箇所を考慮したり笑気ガス麻酔をご用意したり、生理食塩水を使用するというのもその一つの取り組みです。治療やメンテナンスなどの情報発信ももちろん大切なことだとは思いますが、当院がどんな歯科医院なのかは、結局は治療で伝えていくしかないと思っています。

読者へのメッセージをお願いいたします。

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歯の健康を保つために、かかりつけ歯科医師を見つけてほしいと思いますが、合うか合わないかは来院しないとわかりません。ですからまずはクリニックに足を運ぶことから始めていただければと思います。例えば1回ですべての治療を終わらせるクリニックも、時間をかけて治療するクリニックもあります。どちらのクリニックがいいかは患者さんの好みの問題ですが、もしその場しのぎの治療であるならそれでは意味がありませんし、5年後、10年後にしっぺ返しがきてしまいます。私はいかに治療を長持ちさせるかということに重点を置いた診療が大切だと考え、取り組んでいます。また口腔外科領域に関しては多くの症例に対応してきましたし、大きな病院よりも気軽に来られることも当院のメリットです。まずは気軽に受診してみてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/40万円~、ワイヤー矯正/70万円~、ハイブリッドセラミックインレー/1万5000円~、マウスピース型装置を用いた矯正80万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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