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安部 逸世 院長の独自取材記事

安部歯科医院

(東大阪市/鴻池新田駅)

最終更新日:2019/11/11

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リラックスした患者の様子、働くスタッフの生き生きとした表情。院内のあちこちで爽やかなあいさつが交わされる「医療法人 I’s MEDICAL 安部歯科医院」は、従来の歯科医院のイメージとはどこか違う、人を明るく元気な気持ちにさせるクリニックだ。院長の安部逸世(いっせい)先生のモットーは、歯を守るための予防を意識した診療。口腔内だけでなく全身の健康も視野に入れ、乳幼児の姿勢と噛み合わせの関係について、そして食育に力を入れている。自由な発想と裏表のない穏やかな性格で、患者やスタッフみんなに慕われている安部先生に、30周年を迎えた今年、どんな医療に力を入れていきたいか話を聞いた。
(取材日2018年2月21日)

患者のニーズが理想の歯科医院へと導いてくれた

今年で開業30周年を迎えられたそうですね。

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開業は1988年で、最初はチェア3台の小さな歯科医院からのスタートでしたが、患者さんとのコミュニケーションを大切にした診療を続けていくうちに、今ではチェア10台、スタッフ30名の大規模なクリニックに成長しました。開業当初からのコンセプトは、患者さんとふれあう時間を大切にすること。1階の診療スペースは、チェアごとにパーティションで仕切られていますが、患者さんとスタッフが通る動線をあえて分けないことで、自然にあいさつと笑顔が交わせる設計にしてあります。見渡しの良い空間になっているので、離れた場所からでも今日はどなたが来ているかがわかるんですよ。

建物の設計の斬新なアイデアはどこから生まれるのでしょうか?

最初は正面のテナントにクリニックがあったのですが、手狭になったため今の場所に移転し、その後数えきれないほどリフォームを繰り返しました。患者さんが個室で診療を受けたいと言えば個室をつくり、患者さんの希望をできる限り設備に反映することを優先してきました。改装すればその都度費用もかかりましたが、患者さんのニーズが背中を押してくれたおかげで、患者さんの意見を集結させた理想のクリニックをつくることができました。もちろん、これからも進化を続けていくつもりですが、当院は患者さんと一緒に成長してきたのだと自負しています。

予防歯科中心の診療スタイルになった経緯を教えてください。

開業した当初は、一般的に予防歯科という概念がない時でしたので、歯科医師は技術を磨いて、良い治療を患者さんに提供することをめざして注力していました。しかしどんなに良い治療を提供しても、メンテナンスを行っていないと悪くなってしまうことがあり、治療の限界を感じ始めました。そこで、予防中心の歯科医院にシフトしましたね。自分の歯に勝るものはないですから。今ではもっと早く当院のようなクリニックに出会いたかったとおっしゃっていただく機会も多くあり、とてもうれしく思っています。以前、開院25周年のイベントを行った際は、予防をしっかり行い、歯を残されている方を表彰させていただきました。30周年イベントも企画していますので、皆さんに参加してほしいですね。

スタッフが生き生きと働いていますね。

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診療の話し合いばかりだと、どうしても仕事上だけの関係になってしまうので、みんなで食事に行ったり一緒にスポーツをしたりして、スタッフ同士のコミュニケーションを大切にしています。僕はもっぱらウインドサーフィンですが、マラソン、ダイビング、スキー、スノーボード、フットサルなど、クラブ活動のノリで参加者を募り、みんな楽しんでいますよ。スタッフには仕事を頑張るだけでなく、オンとオフを使い分けて、遊びもしっかり楽しめる人になってほしいんです。

口腔予防から全身の健康維持へシフト

診療のコンセプトは?

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当院のコンセプトは、できるだけ削らない、抜かない、予防を意識した歯科診療です。先進的技術をもってしても、予防がきちんとできていなければ歯は長持ちしません。当院では無歯顎の人にも対応できるインプラント治療をはじめ、数々の専門性の高い治療を行っていますが、それらは悪くなった歯を治すためではなく、10年後、20年後を見据えた予防のための技術です。その場限りの医療とは違い、より精度の高い治療が求められるわけで、審美歯科においては歯科技工士もチェアサイドに来てカウンセリングを行い、機械に頼らない技術力でその方に合ったカスタムメイドの補綴物を完成させていきます。当院では非常勤を合わせると10名の歯科医師が在籍。矯正歯科や歯周病治療など、各分野専門の歯科医師が連携してチーム医療で対応します。

貴院では正しい噛み合わせのために、乳幼児の頃からの姿勢に注目しているそうですね。

歯並びが悪いと呼吸や嚥下の問題が起こりやすく、口腔機能の低下につながります。また、顎の劣成長が全身に悪影響を及ぼすこともあります。そのため赤ちゃんのうちからトレーニングし、正しい成長を促していくことで体も歯も元気にしようと考えています。乳児の抱き方や寝かせ方、授乳の仕方などをお母さんに指導していき、幼児では靴の選び方や座り方、トランポリンを使ったジャンプのトレーニングなどを行って、理想的な体の動かし方を身につけていきます。姿勢と顎の正常な発育は、子どもの健全な成長にとって大切なことだと考えていますが、そういった視点での指導は一般的にあまりされていないようです。口腔育成は歯科が受け持つべく、早い時期から正しい姿勢を取り戻し、成長の力を借りながら理想的な歯並びに導いていきたいと考えています。

悪い歯を治すだけが歯科の役割ではないのですね。

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お母さんに正しい予防の知識をお伝えし、子どもたちに自分の歯について学習できる機会をつくることが大切だと考え、虫歯予防と正しい姿勢をめざすキッズクラブを開催しています。ゆくゆくは姿勢のトレーニングができるジムを開設して、地域の子どもたちをもっと健康に、もっと元気にするのが僕の夢ですね。これからの歯科は予防だけでなく、健康増進を目的としたアプローチも必要だと思っています。その一環として始めたのがデンタルスパです。誰かに施術してもらうエステとは違い、スパはリラックスしながらフィットネス感覚で健康状態を高めていくもの。他人任せではなく、患者さんご自身が健康を創造していくためのメニューとして取り入れました。また口腔予防から全身の健康に視野を広げて、管理栄養士による食事指導も行っています。食育を通じて家族の健康を守っていけたらうれしいですね。

究極な予防の場所をつくり、地域の健康を守りたい

患者さんとはどのように接しておられますか?

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気さくに世間話をして患者さんを楽しませる歯科医師って羨ましいと思うのですが、僕は話上手なタイプではありません。だからこそ自分を飾らないで、思いをストレートに発信するようにしています。治療内容やどんな人かによって、こっちの人とはよく話すけど、こっちの人にはそっけないということが僕にはありません。相手によって態度を変えない裏表のない性格は、見ているスタッフたちが一番よくわかってくれているんじゃないかな。僕自身もスタッフのことを信頼し、だからこそお金の話も包み隠さず開示しています。自分たちの頑張りがクリニックの経営を支えているのだと知ってもらいたいですからね。

患者さんの立場に立った診療を大切にされているそうですね。

患者さんがどんな希望をもち、不安を感じているかといった細かなニュアンスは、なかなか伝わりにくいもの。慌ただしい現場の中で「どうしますか? こうしましょう」と、歯科医師の一方的な思いで治療が進んでしまうことも少なくありません。そこで患者さんの気持ちを聞き取るコーディネーターというポジションを設けています。自由診療のカウンセリングでは他院でも珍しくありませんが、当院は治療内容に関係なく、患者さんと歯科医師の橋渡し的な役割として、いつでも相談に応じています。

今後の展望は?

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「歯はもちろん、全身の健康を守るための予防」をコンセプトに、これからも口腔内全体を包括的に診ながら、妥協のない治療をめざします。そのためにもスタッフ全員で知恵を出し合い、みんなが持っている力を集結させて、チーム一丸となり最大限の医療を提供していくつもりです。「おくちに笑顔、からだに元気、毎日に喜びを」は、みんなの中で自然に生まれた合言葉。患者さんが健康になるために通う歯科として、また歯科以外のことでも気軽に相談できるコミュニケーションの場として、地域の健康のために情報発信をしていきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

・インプラント治療/埋入手術料10万円~、人工歯根15万円、人工歯15万円
・マウスピース型装置を用いた矯正/60万〜120万円
・ワイヤー矯正/90万円
・セラミック/4万円〜10万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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