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中村 真一 院長の独自取材記事

中村歯科医院

(神戸市灘区/六甲道駅)

最終更新日:2021/03/15

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1953年の開業以来、70年近くにわたり、歯の健康を支え続けてきた「中村歯科医院」。先代から同院を継承し、現在も数多くの患者と向き合う院長の中村真一先生。特に力を入れて学んできたインプラント治療、歯周病治療の他にも、審美歯科、入れ歯作り、小児の矯正や咬合育成、そして健康を守るために何より大切な予防歯科など、患者のニーズに合わせて幅広い相談に対応している。そんな中村院長が大切にしているのは、「可能な限り最善を尽くすこと」。患者の意思を尊重しながら、自由診療の選択肢も豊富にそろえ、これまで培ってきた経験と技術をもとに質の高い歯科医療を追求している。今回は、中村院長が考える歯科医療や診療について、詳しい話を聞いた。
(取材日2021年1月8日)

高い技術と自由診療から生み出す総合的な歯科治療

はじめに、クリニックについて教えてください。

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当院は1953年に母が開業し、70年近くにわたり地域の健康を見守り続けてきました。患者さんの年齢層は幅広く、中には私の小学生時代を知る方もおられ、そのつながりをありがたく感じる日々です。副院長は特に歯列矯正や小児の咬合育成に取り組んでおり、乳歯が生えそろう前のお子さんも多くいらっしゃいます。また、開業当初はワンフロアで診療していましたが、時代の変化に合わせて患者さんのプライバシーを守る必要性を感じ、全室個室化。CTの導入などデジタル化を図り、全面リニューアルを行いました。予防と治療の部屋も分けて診療しています。

歯科医療に対して、どのようにお考えですか?

歯科治療は「生活の医療」としては欠かせないものです。口腔の状態が悪いと、咀嚼機能や発音に影響するだけでなく、笑った時の見た目が気になり表情、印象も変わってきます。日常における食事や会話、笑顔などに関わることから、「お口の状態は生活の質を左右する」と言っても過言ではありません。歯科医師という道を選んだからには、この職業を通じて患者さんの心身の健康に寄与することを第一に考え、日々の診療にあたっています。そのためには私たちが提供する歯科医療の内容をレベルの高いものとする努力が求められます。例えば1本のかぶせ物でも、歯の神経を守る努力、周辺の歯や歯茎との調和、見た目、噛み合わせなど、お口全体のバランスを図り、さらに精密に治療する。いわゆる「総合力」が求められます。治療オプションを多く備えるほど、より完成レベルも上がります。それには「時間」というものを確保することも必要です。

自由診療に関する考え方を教えてください。

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「保険診療」はどこでも同じ内容です。「自由診療」の最大の利点は、方法はもちろん、材料も時間も存分に使い、納得のいく治療をめざせることです。強調したいのは「患者さんのために自由診療はある」ということです。「ベストクオリティー」を求めて行うことは「長年の良好な結果につながる」と確信しています。すべての選択肢とそれぞれのメリット・デメリットをしっかりと患者さんに伝えること、それが歯科医師の役割だと思っています。ご意思やご希望、ご事情を尊重することはベースです。説明を行って患者さんに十分納得いただき、その上で治療をスタートしています。

機能回復を図り、残存歯を守るインプラント治療に注力

インプラント治療への考えをお聞かせください。

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私がインプラント治療の素晴らしさを感じたのは勤務医時代です。歯を失った部分に対して、形態と咀嚼機能と取り戻せる画期的な治療法だと知って以来、国内外の勉強会に幾度となく参加し、技術の向上に努めてきました。機能を回復させることに加えて、周辺の健康な歯を守る上でもとても有用だと思っています。例えば入れ歯やブリッジを行う場合は、周辺の健康な歯にダメージを与える上に、残っている歯に大きな負荷をかけてしまいます。しかしインプラントの場合は、健康な歯を削ることなく、良好な噛み合わせの構築をめざすことができるのです。これまで30年以上にわたりインプラント治療に注力してきましたが、歯を失った場合の治療法として、素晴らしい選択肢の一つだと考えています。

歯周病治療にも注力されていると伺いました。

歯周病は、歯科疾患全体の割合を大きく占めています。私が歯周病治療に力を入れる理由は2つあります。1つ目は歯周病があっては、その先の治療が進められないからです。インプラントや入れ歯、歯列矯正、審美歯科などすべての診療にとって「歯肉が健康であること」はとても大切な条件です。歯周病で一度失った骨も今は取りもどすこともできます。2つ目は全身の健康との関連性です。歯周病の細菌はお口の中にだけ留まるわけでなく血液を介して全身を巡ります。歯周病を改善し、健康な状態を保ち続けることは「全身の健康」につながる重要なことです。予防歯科の一環として「継続的なメンテナンス」を習慣化していただきたいと思います。

診療する上で心がけていることはありますか?

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患者さんのほとんどは「怖い」という感情をお持ちです。怖いと感じる理由の一つに、過去の歯科治療で痛い思いをした経験があり、トラウマのようになっておられる方もあります。恥ずかしながら歯の治療に対しては私もそこそこ怖がりです(笑)。息が止まりそうになります。ですので、できるだけ患者さんが痛みを感じないようにいろいろ工夫しています。メンタル面でもリラックスした状態で治療を受けていただくと同じ痛みも感じ方が変わってきます。患者さんの緊張が和らいでもらえるよう、時には冗談も交えながら行います。麻酔も治療も「痛くないように、痛くないように……」そういう気持ちで行うと不思議ですが、指先から伝わるんでしょうか? 痛みが軽減するものなんです。

歯科医師と患者の間にある「絆」を大切にした診療を

かかりつけ医を探す際のアドバイスはありますか?

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私自身が大切だと考えているのは、クリニック全体が一丸となって、患者さんが困っていることにしっかり耳を傾けて理解し、一生懸命向き合うという点です。今はインターネットで検索すると、さまざまな情報を得ることができます。誰しもホームページのイメージで選びがちですが、当院の診療スタンスやコンセプトが、ご自身の「受けたい」方向性と一致するかどうかで判断されるのが良いのではと思います。大切なことは、「患者さんとの心の絆」を大切にしながら診療に取り組んでいるかです。あとは先生やスタッフとの相性だったり、「ご縁」ということになるんではないでしょうか。

今後はどのような診療をしていきたいですか?

歯科医師として経験値が増すとともに、患者さんへの向き合い方も少しずつ変化してきたように感じます。目の前の患者さんの人生、そして幸せについてより考えるようになりました。出会った方にはベストを尽くし、関わるすべての人にとって「プラスの存在」になりたいと思います。とはいえ私もまだまだ未完成人間です。これで十分だと思わずに、生涯学習する意欲を持ち続けることで、新しい知識と技術の習得に努めたいです。それで、いつか歯科医師という仕事を終えるときに、自分で「一生懸命やったな」と涙ぐめるよう、限りある人生の時間の中で楽しく診療を続けていきたいと思っています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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28本ある歯のうち、どうでもいい歯は一つとしてありません。すべての歯が大切なのです。だからこそ、患者さんにはきちんとした治療を受けてもらいたいというのが私の願いです。保険診療と自由診療、どちらにおいてもメリットとデメリットはありますので、それぞれの良さを組み合わせて、最適な歯科医療を選択していただきたいと思っています。 歯科治療というのは、とても時間と手間がかかるもの。ですから、ご自身にぴったりなかかりつけの先生を見つけて、困ったときはすぐに相談できる関係を大事にしてください。 皆さんにとって良い出会いがあれば幸いです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/36万円~40万円、セラミック/8万円〜13万円、小児矯正(咬合育成含む)/10〜90万円、ホワイトニング/5万円

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