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田中 壯憲 院長の独自取材記事

田中歯科医院

(尼崎市/塚口駅)

最終更新日:2023/01/26

田中壯憲院長 田中歯科医院 main

阪神バス塚口小学校停留所で下車するとすぐ、県道606号線沿いにある「田中歯科医院」は、すべての年代の患者に寄り添い「一生ものの歯を守る」ことを大切に治療している歯科医院だ。院長を務める田中壯憲先生は、2011年に前院長の父から同院を継承。小児から高齢者の訪問診療まで、幅広くオールマイティーな治療を展開している。「どんな治療も患者さんに納得して受けてもらいたい」という田中院長の思いは熱く、治療開始前にはトリートメントコーディネーターと呼ばれるスタッフによる90分間のカウンセリングと口腔内検査が設定されているほど。幼少期の口腔育成の推進から、高齢者の口腔衛生や健康管理まで、地域の人々の笑顔のために尽力する田中院長に、歯科医院の特徴や治療にかける想いを聞いた。

(取材日2022年11月14日)

患者との相互理解で後悔しない治療をめざす

継承された経緯や当時を振り返って思うことなどを教えてください。

田中壯憲院長 田中歯科医院1

当院は私の父が開業した歯科医院で、私自身「いつかは継承する」と考えてはいたものの、大学卒業してから7〜8年は修行をしようと思っていました。しかし私の想像よりも早く、父なりの思いがあって勇退することになり、継承することになりました。迷いがなかったかというとうそになるかもしれませんが、生真面目で寡黙、患者さんをしっかり診ることに努める父の姿をみて育ちましたので、この素晴らしい仕事を自分なりにしっかりやっていこうという思いで継承を決めました。私は父に比べると社交的でアクティブなタイプなので、父と同じというわけにはいきませんが、「やって良かったと誇れる仕事をしなさい」という父の言葉を胸に、私なりに誠実に診療に取り組んでいます。

明るく、居心地の良い院内ですね。

明るく家庭的で入りやすい雰囲気を意識し、地域の景観になじむように作っていただきました。リニューアルしてから時間もたっているので、すべてが最新というわけにはいきませんが、患者さんからも好評で、気持ち良く治療を受けていただけているのではないでしょうか。また、滅菌システムの強化、歯科用CTやデジタルエックス線装置、CAD/CAMなどを導入し、医療設備の充実にも力を入れています。現在は6台あるチェアも、私と副院長、歯科衛生士数人で常に稼働している状態です。また、父の代から足を運んでくださっていた患者さんたちの要望で、訪問歯科診療にも対応しています。車2台と訪問診療用に器具を用意し、施設や患者さんのご自宅を回ることで、皆さんの口腔の健康に貢献したいと考えています。

専門のカウンセラーも常駐しているそうですね。

田中壯憲院長 田中歯科医院2

当院は患者さんの声に耳を傾け、お一人お一人に寄り添った治療を提供したいと考えています。また同時に、ご自分の口腔の状態や治療内容についても理解し、納得して治療を受けていただきたい。なぜなら「歯は一生使うもの」だからです。しかも歯は失ったら再生しません。そんな大事な歯だからこそ、患者さんにも治療を受けたことを後悔してもらいたくありません。しっかり理解いただけるよう資料を整え、話し合いながら治療方針を決めていくのが当院のスタイルです。当院には私たち歯科医師と患者さんの架け橋のような役目を果たすトリートメントコーディネーターと呼ばれるスタッフが常駐しており、初診の際にはお一人当たり90分ほどの時間をかけてカウンセリングと口腔内検査を行っています。時間がかかると理解を得られないこともありますが、「カウンセリングがあるから選んだ」と言ってもらえるよう努めています。

すべての年代を通して、生涯使う歯を守る

訪問診療にも取り組んでいらっしゃるとか。

田中壯憲院長 田中歯科医院3

父の代から足を運んでくださっていた患者さんからの要望が大きくなったこと、勉強会で訪問診療に尽力する先生と出会ったことの二つが訪問診療を始めたきっかけです。最初はわからないこともありましたが、その先生が「手伝うよ」と声をかけてくださり、サポートを受けながら訪問診療をスタートしました。いざ始めるとなったらとことんやる主義なので、最初から車と器具をしっかりそろえました。訪問診療を行う中で重要視するようになったのは、小児歯科です。歯は健康寿命に深く関係しているため、幼少期からケアや予防を行い、大人の歯を正しく導くことが大切なポイントになります。子どもの頃からしっかりフォローを受けていれば、高齢になっても良好な状態の維持、長生きにつながるのだと考えています。

小児歯科で大切にしていることは何ですか?

最近のお子さんはやわらかい物ばかり食べる傾向があり、顎や口が小さく、筋肉や骨が良い状態まで育っていない「口腔機能発達不全症」の方が増えています。お口がちゃんと育たなければ、将来の骨格・筋肉・歯並びにも影響を及ぼします。必要であれば矯正治療も小さいうちから始めたほうがいいですね。生涯虫歯にならないよう指導することも大切ですが、姿勢・睡眠・食べ方などを指導して健やかな成長へと導くことも歯科医師の仕事の一つ。お子さんの場合は、保護者の方にしっかり理解していただくこともポイントですから、ご家族みんなに興味を持っていただけるよう、いろいろな角度からお話しするように心がけています。

大人の治療に関してはいかがですか?

田中壯憲院長 田中歯科医院4

年齢を重ねると、今度はせっかく獲得した口腔機能が低下していく「口腔機能低下症」が問題になってきます。今の高齢者の方々は、若い頃の運動習慣や食習慣のおかげで口腔機能を維持できている人も多いのですが、歯を失ったり、病気になったりして口腔機能が低下している人も少なくありません。最近では足腰が弱ったりすることを「フレイル」といって、予防するように言われていますよね。飲み込みにくい、しゃべりにくい、むせるは「オーラルフレイル」のサイン。フレイルと呼ばれるうちに対策すれば、維持はもちろん回復も期待できます。寝たきりや認知症になることなく、おいしく食べ、楽しく話し、明るく暮らすためにも、多くの人が自分の口腔に興味を持って「健康でよく動くお口づくり」に取り組んでもらえたらと思っています。

ブレないポリシーで、健康な口腔をつくっていきたい

これまでで、印象に残っている出来事はありますか?

田中壯憲院長 田中歯科医院5

80代後半のご夫婦は、とても印象に残っています。僕はもともと社交的なので、どこに出向いても緊張は感じないほうです。しかし、予期せぬ出来事には戸惑うことがあります。そのご夫婦は、ご主人が入れ歯を希望されていたのですが、突然奥さまが亡くなられたため、「お休みしましょうか」とお伝えしたのですが、「早く入れ歯を作りたい」というご要望で訪問診療をご希望されたのです。その際、「今日は妻のそばから離れたくないんです」とおっしゃられたのを覚えています。そういった状況下でも頼っていただけるということは、自分のしていることは間違いではないんだと感じることができました。

すべての年代の治療に、ポリシーを持って取り組んでいらっしゃるんですね。

ほとんどの人にとって歯がある生活は当たり前で、改めて大切さを実感することは少ないと思います。私たちは特に意識せずに、毎日歯を使っているんですよ。でも、毎日の暮らしで使う他のものを考えてみると、車も家も布団も、毎日使うものは丁寧に手入れして、大事に使っているはずなんです。なんの手入れもなしに、気持ち良く使えるものはないんです。平均寿命が80歳を超える今、大人の歯は70年以上毎日毎日使うもの。だから大切に手入れをして、1日でも長く使ってほしい。皆さんには、そのためにできることを知ってほしいですし、必要な治療を納得して受けてほしい。これが今の僕の素直な気持ちです。

最後に、患者さんや読者へのメッセージをお願いします。

田中壯憲院長 田中歯科医院6

何かに特化するより、オールマイティーに対応できることが、地域密着型で診療する歯科医院の役割だと思っています。一般歯科診療ですべてを満遍なく診ることができ、できることとできないことの判断を速やかに行い、専門的な治療が必要な患者さんは、しかるべき医療機関に紹介することが大切です。今後は、高齢者の皆さまをより一層フォローすると同時に、お子さんの口腔育成に注力し、歯科医療で地域に貢献していきたいと思います。僕なりのスタイルを築いて今の診療体制を取っていますが、人それぞれ考え方があるので、患者さんがご自分に合う歯科医院を選択してもらうことも重要です。もし当院を選んでくださるのなら、患者さんにはしっかり寄り添い、真剣に取り組んでいきたいと思っています。一緒に健康な口腔をつくっていきましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療:1本17万6000円~
マウスピース型装置を用いた矯正:片顎1装置5万5000円~
ホームホワイトニング:33000円~
オフィスホワイトニング:35200円~
小児口腔育成装置:5万5000円~

※詳しくは医療機関にお問合せください

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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