全国のドクター9,182人の想いを取材
クリニック・病院 158,625件の情報を掲載(2024年4月25日現在)

  1. TOP
  2. 兵庫県
  3. 西宮市
  4. 門戸厄神駅
  5. 広川歯科医院
  6. 短期間での歯列改善をめざすマウスピース型装置を使った部分矯正

短期間での歯列改善をめざす
マウスピース型装置を使った部分矯正

広川歯科医院

(西宮市/門戸厄神駅)

最終更新日:2021/12/09

広川歯科医院 短期間での歯列改善をめざす マウスピース型装置を使った部分矯正 広川歯科医院 短期間での歯列改善をめざす マウスピース型装置を使った部分矯正
  • 自由診療

自分の歯並びについて、何かしら気になるところがあるという人は少なくないだろう。しかし、いざ矯正を受けるとなると、ワイヤー式の矯正装置の見た目が気になるし、長期間にわたって装置をつけるのは面倒そうで、積極的に矯正を受ける気持ちにはなりにくい。しかし、目立ちにくく、必要な時には取り外すことができる透明のマウスピース型装置で、気になる歯並びの改善がめざせるとなると、矯正のハードルはずいぶん下がるのではないだろうか。「広川歯科医院」の廣川雅之(ひろかわ・まさゆき)先生によると、マウスピース型装置を使った部分矯正は、従来方式に比べて期間が短く、費用も抑えやすいという。具体的な矯正の進め方や、矯正を受ける際に知っておきたいポイントなどについて、廣川先生に説明してもらった。

(取材日2021年1月22日)

歯科医師と歯科衛生士のチームワークを生かし、マウスピース型装置を用いた部分矯正で希望の歯並びをめざす

Qマウスピース型装置を使った部分矯正とはどのようなものですか?
A
広川歯科医院 目立ちにくく痛みも少ないマウスピース型装置を用いた矯正

▲目立ちにくく痛みも少ないマウスピース型装置を用いた矯正

部分矯正は基本的に前歯を中心に、きれいな歯並びをめざす審美的な施術です。上の歯のみ、下の歯のみのいずれかが選べますが、お口の中の状態によっては上下の矯正が必要になる場合もあります。当院の場合は、上下とも矯正するパターンが多いのが現状です。透明の装置を使用することで、装着していても目立ちにくいことはこの矯正法の大きなメリットです。また、マウスピース型装置は必要に応じて簡単に取り外せるので、これまでどおりに食事が楽しめます。歯磨きもしやすく、虫歯予防の点でも有利です。装置を着け始めた当初は違和感を覚える方もおられますが、従来の方式に比べて痛みに悩まされることが少ないのもうれしいポイントですね。

Qどのような方に適していますか?
A
広川歯科医院 患者の負担軽減のため、口腔内スキャナーを導入

▲患者の負担軽減のため、口腔内スキャナーを導入

永久歯がすべて生えそろった時点から、マウスピース型装置による部分矯正が可能になります。適しているのは、歯並びの気になる部分を、ピンポイントで、無理なく短期間で改善したいという方です。噛み合わせそのものを調整する矯正ではないので、不正咬合がある場合には全体矯正が必要となり、部分矯正は適用できません。また、部分矯正は可能でも、将来的なことを考えると全体矯正を行ったほうが良い結果につながると考えられるケースもあります。このため、年齢的には中学生以降が対象ですが、噛み合わせの調整を伴わない矯正であるということを理解し、同意・納得していただくことが必要になり、実質的には成人の方が対象の矯正といえます。

Q矯正の進め方を教えてください。
A
広川歯科医院 患者の不安によりそった丁寧な説明を心がける

▲患者の不安によりそった丁寧な説明を心がける

マウスピース型装置の部分矯正を希望される場合は、口腔内をスキャンしたデータをもとに矯正終了時の歯並びをシミュレーションします。矯正のゴールを3Dの画像でご覧いただくわけです。これで納得いただければ、さらに本格的なスキャンを行い、どれくらいの期間をかけて歯をどう動かしていくのか、終了までの具体的なステップを決めて装置を作製します。部分矯正の場合、装置は多くても20枚程度です。これを1クールとして、終了時点で再びスキャン、シミュレーションを行って状態を確認します。この段階で満足いただければ矯正は終了です。もう少し歯並びを整えたいと希望される場合は、さらに1クール矯正を行います。

Q費用や期間はどれくらいですか?
A
広川歯科医院 マウスピース型装置

▲マウスピース型装置

部分矯正の場合、マウスピース型装置を使った全体矯正の半分が費用の目安です。矯正期間は、歯並びの状況によって差がありますが、平均すると半年から1年、人によっては半年かからないこともあります。装置は基本的に1週間ごとに取り替えるので、1クールで20枚の患者さんの場合はおよそ20週、つまり5ヵ月弱で終了となります。装置は1日20時間以上、できれば22時間装着する必要があり、食事と歯磨きの時間以外は基本的に装着したままになります。また、矯正中の患者さんには1ヵ月に1度受診していただき、矯正の進み具合やお口の中の状態をチェックします。もし虫歯などが見つかれば、別の日に必要な処置を行います。

Qこちらのクリニックならではの取り組みを教えてください。
A
広川歯科医院 歯科衛生士との連携も同院の強み

▲歯科衛生士との連携も同院の強み

当院は、患者さんのことをしっかり把握した上で、その方に適した診療やケアの提供をめざしています。このため、一人ひとりの希望や条件を聞き出し、理解するカウンセリングの充実に特に力を入れています。どれほど豊富な知識や高い技術があっても、患者さんに適切な提案をして納得していただくためには、その患者さんのことを深く知り、信頼関係を築くことが欠かせないからです。また、歯科衛生士の役割が非常に大きいため、講習のサポートなどの取り組みを通して、スキルの向上にも努めています。当院の場合、歯科衛生士は基本的に担当制なので、患者さんのお口の中の状態を把握しやすく、小さな変化もつかみやすいことが強みです。

ドクターからのメッセージ

廣川 雅之院長

矯正は、2年も3年も装置を着けて、痛みを伴うというイメージをお持ちではないでしょうか? 歯並びが気になる方は多いのに、矯正を始める方が少ないのは、こうしたイメージのせいではないかと感じています。実際、当院の患者さんでも、歯列の悩みは誰にも相談したことがないという方がたくさんいらっしゃいます。そのような悩みを、より短期間で改善をめざすことができるのがマウスピース型装置を使った部分矯正です。お口の状態によっては対応できないケースもありますが、カウンセリングではシミュレーション画像で矯正終了時の状態を確認いただけます。歯並びに気になるところがあるという方は、どうぞお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を使った部分矯正/40万円〜

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access