高橋歯科医院

高橋歯科医院

高橋要院長

痛みが少なく歯の健康回復に期待
レーザーによる歯周病治療

高橋歯科医院

保険診療

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糖尿病や心疾患、脳梗塞などと関わりがあることがわかってきた歯周病は、全身の健康を保つという意味でも積極的に治療したい口腔の病気。初期はセルフメンテナンスや歯茎のふちについた歯石除去で対応、その先では歯周ポケットの清掃、さらに進行すると外科的な処置、というように治療法はある程度確立されてきたが、歯がぐらぐらするほど進行してしまった場合、元のようにしっかり噛める状態に戻すことは難しかった。歯周病治療に力を入れている「高橋歯科医院」では歯科用レーザーを導入して、歯周病が進行してぐらつくようになってしまった歯の回復に努めている。レーザーを使った歯周病治療を積極的に行う高橋要院長に、レーザー治療のメリットなどについて聞いてみた。(取材日2019年4月10日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

歯周病治療は必要でしょうか? 始めるとしたら何歳からですか?

歯周病は症状が進むと歯を支える歯槽骨を溶かしてしまい、歯を失う原因をつくってしまう病気です。最近は原因菌が血流に乗って体のさまざまな場所に移行し、糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こす可能性もいわれるようになってきました。口腔内だけでなく全身の健康にも関係する病気ですから、治療することを強くお勧めします。歯周病は中高年の病気と思われがちですが、20代での罹患率も高く、中学生でも珍しくないといわれていますので、低年齢からの定期チェックが理想。「何歳になってから」ではなく、少しでも気になることがあれば受診し、症状が軽いうちに対処して細菌が増えないようコントロールすることが大切です。

歯周病をレーザーで治療するメリットは?

1つは、進行した歯周病でも手術をせずに治療を進める点です。歯周ポケットの深い部分は歯茎を切開して歯石を除去していましたが、レーザーは深くまで届くため切らずに済みます。当院のレーザーはレーザー光と同時に水を放射するタイプなので、その水で歯周ポケット内の細菌を洗い出すこともできます。そしてもう1つ大きなメリットは、歯周病が進んでぐらぐらしてきた歯を、噛めるように回復させる可能性が期待できること。レーザーを当てて歯周組織が活性化してくることで、歯の揺れの改善をめざしていきます。

レーザー治療は痛くないのですか?

一般的には、無麻酔で問題なく施術できるといわれています。しかし、当院で使っているような歯周病治療に有用なレーザーは、噴射した水にレーザーを当てて小さい爆発を発生させ、歯石を破壊したりしているので、多少は痛みが出ることもあるかもしれません。レーザーと一緒に水が出ているのでレーザーの熱で歯周組織が傷むことはありませんが、痛みの感じ方は人それぞれ。当院では治療前に患者さんへよくご説明し、希望があれば局所麻酔を行ってから治療に進むようにしています。ただ、従来のような外科的治療に比べれば、傷ができるものではありませんので、術後の回復も早くなります。

検診・治療START!ステップで紹介します

問診でセルフメンテナンスや常用する薬などを確認

既往歴や歯科の治療歴、来院した理由や主訴はもちろん、歯科治療で考慮しなければならない骨粗しょう症の治療薬などを飲んでいないかを患者本人から直接聞き出す。歯周病治療にとって重要なセルフメンテナンスは特に念入りにインタビュー。ブラッシングの頻度や歯磨きにかける平均タイムを中心に、磨き方の癖から口腔の状態を予測するためにも、どんな磨き方をしているか、いつもどこから磨いているかなどを確認する。

痛みなどがある部分を治療

初診で痛みを訴え来院した場合は、口腔内全体をざっと確認した上で必要に応じてレントゲンなどで痛む歯を検査し、虫歯の場合は痛む患部を取り除くなどの処置を行う。歯周病の患者では、歯茎が膿で腫れていて、圧迫されて痛むことがある。その場合は歯茎を少し切開して膿を出して歯茎への圧を下げ、抗生物質と消炎鎮静剤で急性の症状を抑える。場合によっては、症状が出ている箇所だけ集中して歯石を取り除いてしまうことも。

クリーニングで歯の状態を整えてから資料作成

歯の汚れが目立つ場合は、歯科衛生士によるクリーニングを受ける。特に汚れが強い時は機器を用いてクリーニングを行ったり、歯肉縁上の歯石を除去したりという手順が入ることも。汚れが少ない場合は、歯科医師による全体チェックから入る。歯茎から上の歯の状態を図に書き込み、治療時の資料を作成していく。歯周ポケットの深さも探り、ポケットの深さが6ミリや7ミリなどと深ければ、歯茎の中の歯石を取り除くこともある。

歯周病のレーザー治療

これらの歯周基本治療では症状が治まらない、歯周ポケットが深い、歯の動揺度が高いなどで必要と判断した場合は、レーザー治療を行う。痛む可能性がある時は患者と相談の上で局所麻酔を使う。治療にあたっては、レーザー光から目を保護するため患者は専用の保護メガネを着用。レーザー治療は特に悪化した部分だけ集中的に行うのが一般的。

定期検診とブラッシング指導

症状の重い歯周病は何度かレーザー治療を受ける必要があるが、歯がぐらついていても2~3回で動揺が収まってくる場合が多いのだそう。ただし歯周病が完治したわけではないので、その後はぶり返さないよう定期的にメンテナンスやブラッシング指導を受ける。ブラッシングは自己流の患者がほとんど。人によって癖も違うため、一人ひとりに合わせた指導を行う。自己流に戻さないという意味でも3ヵ月ごとの定期検診が奨励されている。

ドクターからのメッセージ

高橋 要院長

これまでは、歯周病が進んで歯がぐらつき始めると、その進行を止めるのは困難でした。現在は医療機器の進歩によりぐらつく歯の改善が見込めるようになってきました。レーザー治療は患者さんにとって有意義であり、「いくら治療してもいずれ抜けてしまう」と悔しい思いをしていた私にとってもうれしい医療の進歩です。しかし、歯周病でもっとも重要なポイントはセルフメンテナンス。歯科医院で正しい歯磨き方法を身につけ、定期検診でそれを維持してください。もう1つ重要なのは、早め早めに受診すること。歯周病は無症状のまま重症化する病気です。少しでもおかしい、違和感があると感じたら、歯科医院へ相談していただければと思います。

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