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高橋 要 院長の独自取材記事

高橋歯科医院

(世田谷区/緑が丘駅)

最終更新日:2020/04/01

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緑が丘駅から徒歩約3分、閑静な住宅街の中で30年以上も診療を行ってきた「高橋歯科医院」。院長を務める高橋要先生は歯科口腔外科出身である一方、義歯や入れ歯の治療が得意な歯科医師のもとでも経験を積んできた、幅広い症状に対応してくれる先生だ。それらの経験を生かし、開業当初は義歯や入れ歯の治療に専念。その後は、歯を失う原因の1つともなる虫歯や歯周病の早期発見や早期治療に尽力して義歯や入れ歯を求める患者は減り、徐々にメンテナンスメインのクリニックへ移行。現在は、歯周病予防・治療に注力しているという高橋院長に、クリニックの成り立ちから現在の診療内容まで詳しく話を聞いた。
(取材日2019年4月10日)

レーザーを用いた歯周病治療に注力

こちらで開業したのはどういうご縁ですか?

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この場所を選んだのは、当院からすぐ近くで内科・小児科をやっている叔母の影響が大きいです。僕は昔からそのクリニックによく遊びに行って診療する叔母の姿を見ていました。その時の記憶が強く残っていたこと、また、当時から慣れ親しんだ土地勘のある場所で開業したかったというのが、ここでの開業を決めた理由です。この辺りは、昔から長く住んでいる方が多いです。当院にいらっしゃる患者さんのほとんどは地域の方で、その多くは10年、20年と長く通ってくださっています。なかには、開業当初からの患者さんもいるんですよ。当院は開業して今年で37年ですから、20代で通院し始めたとしてももう還暦前後。ですから、年代層は60、70代の方が中心になっています。しかし逆に、長いお付き合いの患者さんのお子さんが来院されることも増え、その下の年代も増えつつあります。

どういう訴えで通院する患者さんが多いのでしょう?

通院される方の多くは、定期検診や歯周病のコントロールです。ここを開業してからしばらくはお口の状態があまり良くない患者さんばかりで、「歯が抜けた」といっていらっしゃる人がたくさんいました。それで当初は、義歯や入れ歯の作製、使っている入れ歯の修理・メンテナンスという仕事がメインになっていたんです。そういう状況から少しずつ患者さんの意識も変わり、全体にお口の状態が整い始めてだんだんとメンテナンスが増え、いつの間にかメインがそちらに移行していったような感じです。今では、初診の方はともかく、長く通われている患者さんのほとんどは大がかりな治療をすることがありません。まして、歯を抜くようなことはほぼなくなりました。

力を入れている診療は?

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歯周病治療です。近年、歯周病は糖尿病や心疾患などにも深く関わることがわかってきました。全身の健康を維持するためにも歯周病をコントロールすることは重要だと考えています。当院では歯周病治療にレーザーを積極的に使っています。レーザーを使う理由は、従来の治療なら歯肉の切開が必要なケースでも切らずに治療を進められる場合もあること、治療時の痛みが少ないこと、そして歯周病の進行で動揺度が高くなった歯にも用いることができることなど、たくさんのメリットがあるからです。従来は歯がぐらつくほど歯周病が進んでしまうと、やがては抜くことになるケースが多かったのですが、このレーザーの機械を用いることによって歯を支える組織の回復が期待できるようになりました。

義歯や入れ歯治療の経験のほかに審美歯科にも対応

義歯や入れ歯の治療が得意分野だそうですね。

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最初から義歯治療の道一本だったわけではありません。歯科医師になった当時は東京医療センターの歯科口腔外科に入り、口腔がんの手術を手伝ったりしてたくさんのがん患者さんを診ていました。その経験は、現在の診療にも生きています。先日も口内炎の相談でいらした患者さんを診ておかしいと感じ、専門の医療機関をご紹介したところ口腔がんが見つかりました。また、当時から興味を持っていた入れ歯を勉強したいと友人の歯科衛生士に相談したところ、入れ歯治療を専門にしている先生を紹介してもらい、面接を受けてその先生のもとで働かせていただいたこともあります。総入れ歯から1本義歯まで、さまざまな経験を積んで、今では私の中で「得意な分野」といえるくらいの技術を学ばせていただきました。

審美面に配慮した診療にも対応しているそうですね。

もちろんです。当院では40代前後の女性を中心に、一定以上のニーズは常にありますね。セラミックやジルコニアをはじめ幅広い素材に対応し、患者さんのご要望やお口の状況に合わせた内容で診療するように心がけています。審美歯科領域では微妙な調整が重要なポイントになりますが、もともと義歯が得意分野ですから、仕上がりには自信がありますよ。治療にあたって特に神経を使っているのは人工物の色合いです。患者さんのお口にセラミックの歯が1本入っていても目立たないよう、患者さんの歯と色見本のセットを何パターンも写真に収め、10年来の付き合いでお互いの呼吸がつかめている歯科技工士に写真データを渡して色にこだわって仕上げてもらっています。

こちらで特にニーズの多いメンテナンスについて伺えますか?

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全体のチェックからクリーニングまでいろいろメニューはありますが、力を入れているものの1つは、プラークの徹底除去です。必要に応じて歯間ブラシやフロスを使いながら、手または機械で徹底して歯をきれいにします。隅々までぴかぴかにすると、たとえば歯茎が下がったところにできた小さい虫歯なども見つけることができるので、早期発見・早期治療につながります。早め早めに対応するため、当院に通い続ける方で大きな治療になることはほぼありません。もう1つは、歯周ポケットのチェック。先ほど申し上げたように当院は歯周病に力を入れていますから、徹底するためにも僕と歯科衛生士とでダブルチェックしています。

丁寧な処置と問診、安全・安心の治療にこだわる

診療でのこだわりを教えてください。

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一番のこだわりは、一つ一つの処置をとにかく丁寧にすることです。安心・安全な治療を提供できるようにもこだわっています。感染予防のため、歯を削ったり歯石を除去したりする器具は患者さんごとに交換、うがいで使うコップなどもすべて取り替えるようにしています。使用器具の滅菌も徹底しています。滅菌の機械は3種類あって、1つは高圧アルコール蒸気滅菌器といって、特殊な薬品の入った高温高圧の機械の中で滅菌するもの。蒸気だと傷むタービンなどの器具は、120度の高温の油で殺菌する高温オイル消毒器に入れて消毒するのが2つ目。3つ目は135度の高温で短時間に滅菌する機械。この3つを使い分けて、常に清潔で安全な器具を使うようにしています。

では、心がけの面についてはいかがでしょう?

診療で必ず行っているのはしっかりと問診をすること。初診時はもちろん、再診でも丁寧に話を聞くように心がけています。問診を欠かさないのは、歯科治療で注意が必要な患者さんがいるからです。当院にはご高齢の患者さんが多く、持病などでお薬を常用している方、しかも複数の薬を服用している方がたくさんいます。血液をサラサラにする薬を飲んでいれば抜歯などで血が止まりにくくなり、ケアしなければなりません。さらに注意が必要なのは、60代以上の女性に多い、骨粗しょう症のお薬を飲んでいる方。「数年前にやめた」という方でも薬の影響が残っていて骨髄炎を起こすことがあるので主治医の先生と相談したり、場合によっては大学病院を紹介したりします。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

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当院にいらっしゃる患者さんの多くは定期検診に通いながら、ご自分でもブラッシングなどセルフメンテナンスに取り組んでくださっています。しかし、ほとんどの方は長年の自己流ブラッシングを体で覚えているもので、ブラッシング指導を受けてもだんだんと自己流に戻ってしまいます。お口の健康にとってセルフメンテナンスは何より重要。正しいブラッシングを続けるためにも、定期的に歯科医院で矯正していくことが欠かせません。虫歯や歯周病の早期発見・早期治療も重要ですが、正しいブラッシングを続けるためにも、できれば3ヵ月ごとに歯科医院へ通ってください。それが、歯を長持ちさせるこつ。まずはご自身のお口の中に興味を持ってほしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

片顎総義歯:約20万円
パーシャルデンチャー:約20万円
セラミックインレー:4万円~
ジルコニアクラウン:8万円~
ホームホワイトニング:〈マウスピースなども含む〉片顎3万円~
※他にもご用意がございます。ご相談ください。

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