喜多見眼科

喜多見眼科

熊川美代子 院長

頼れるドクター

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小田急線喜多見駅からスグ、整形外科や内科等、複数のクリニックが軒を連ねるメディカルビルの3Fに、喜多見眼科がある。扉を開けて中に入ると、広々とした待合室があり、明るく丁寧な対応のスタッフが出迎えてくれた。1日の診療時間が終わった後、熊川院長に眼科医としての診療スタンスや、医院の特徴などをうかがった。(取材日2009年11月6日)

1人1人の患者さんを最後まで自分で診たい

―医師を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

幼い頃に母を病気で亡くしていまして。小学2年のときですね。それがきっかけになりました。母を助けてあげたいという気持ちが、医者になって病気で苦しんでいる人を治すんだという思いに変わって。もちろん小さい頃の話なので、その頃は漠然とした目標でしたが、高校に進んだ頃には、医学部を目指そうという具体的な進路になっていましたね。と言っても、結局は内科医ではなく、眼科医になりましたが(笑)。

―眼科医になられたのは?

大学を卒業する頃に、何科を選択しようかで悩んだんですが、いろいろ検討してみて、最終的に「自分のところで最初から最後まで完結する科がいい」と思ったんですね。内科だと手術が必要な場合は外科に患者さんをお願いすることになります。当時の私は、患者さんの診察から検査、治療、必要ならば手術まで、一通りを自分の手で行いたいと考えていました。それが可能な科というと眼科か耳鼻科だなと、それで眼科を選択したんです。「自分1人で何でもやれるように」という目標を持って眼科に入ったわけですが、大学病院での勤務の場合は特に、人事の配置や異動の関係もあって、自分が1人の患者さんをずっと担当できるとは限らないんですよね。それで、1人1人の患者さんを、最後までずっと自分で診ていくことができたらいいのにということは日々感じていて、そういう意味でジレンマをかかえることはありました。ただ、大学病院での勤務経験は、自分にとってとてもプラスになりました。特殊な病気の方を診察したり、専門分野を深く研究していくことは大学病院でなければなかなか続けていくことはできません。その中で多くの患者さんを診察したことで、眼科医として成長させてもらえたんだなと思っています。

―大学病院時代には「白内障」の研究もされていたんですよね。

白内障という病気は、ある程度年齢がいくとよく見られる病気です。60歳以上の方であれば、程度の差こそあれ、ほとんどの人が白内障になっていると言われるほど一般的なもの。加齢によっておこってくるものですから、若い人にはあまりなじみのないものかもしれませんが、高齢になるほど誰でも発症するリスクは高まります。そして、その人によってその症状の出方に違いがあるというだけのことです。誰もがかかる可能性のある病気だけに、研究テーマとしては やりがいのあるものでした。

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