下馬デンタルクリニック

下馬デンタルクリニック

脇濱 由佳院長

12049

ボランティアにも積極的に参加。地域密着のクリニック

―院長のお父さまがクリニックの専属技工士だそうですね。

父は主任技工士として勤めた東京歯科大学を定年退職後、当院の専属技工士として入れ歯や義歯の治療に関わっています。通常なら、技工士が患者さんと接することは少ないのですが、一緒に目の前で噛み合わせをチェックするので、患者さんも安心して要望を伝えられ、歯の色や形、違和感などこまかいところまで希望にあったものを仕上げることが可能です。父は特に入れ歯の作製が得意で、配列なども正確に作ることができます。私が歯科医師になったのも父が技工士だった影響が大きいです。最初は医科に興味があったのですが、医科も各専門分野に細分化されており、専門知識を生かし病気を治すことで人の役に立つという点では医科も歯科も同じだと感じ、最終的により身近だった歯科医師の道に進みました。

―世田谷区のいきいきカフェについてお聞かせください。

いきいきカフェは2013年から始めました。地元の方にボランティアセンターに集まってもらい、お菓子を楽しみながらテーマを決めて語り合う、というのが主な活動内容です。ここで私が皆さんにぜひ知ってもらいたいのは「たとえ病気になったとしても、一生涯自分らしく生きられるのだ」ということ。毎回、趣旨にあった講師をお呼びしてお話をしてもらっています。例えば以前は腎不全を患いながらも、ケースワーカーとして活躍されている方にご自身の体験をお話しいただきました。病気になっても、決して人生を諦める必要はないのです。病気があったとしても特技を生かすなどして、その方らしく生きることができるということを皆さんに伝えたいと思い、2ヵ月に1回のペースで企画しています。

―子ども食堂のご活動もなさっているそうですね。

去年、近所で子ども食堂を立ち上げることになった時、立ち上げメンバーの1人として参加しました。未来のある子どもを「地域で育てる」ということに興味を持ったんです。私が参加している「若林子ども食堂みのり」は、高齢者住宅の1階部分の食堂を使って、第一日曜日の夜に開いています。特に参加資格はなく、今はご家族みんなで来る方もいらっしゃいます。めざすは「子どもたちの居場所」。まずは誰でも行ける、という状態をつくって、1人でいるお子さんも気軽に来られるように、寂しくない雰囲気にしたいと思いました。食べて帰るだけでなく、遊んでいってもらいたいので、私も風車や鉄砲などおもちゃを手作りしています。そういうものづくりが大好きなんですよ。まだ始めたばかりですが、たくさんの人に来てもらえるようにしたいですね。

記事更新日:2017/05/17


Access