専門性に長けた歯科医師が連携し
多様な治療をワンストップで提供
中川歯科クリニック
(千代田区/秋葉原駅)
最終更新日:2025/12/19
- 自由診療
総合力と専門性の高さを兼ね備えた歯科クリニックとして、幅広い分野で精度の高い治療を提供する「中川歯科クリニック」。専門知識が豊富な各分野の歯科医師が複数人在籍し、多様な先進機器も備えている。10年、20年後も患者の歯を残すための治療・ケアに尽力しており、中川裕大院長をはじめ、歯科医師やスタッフがともに勉強会で知識を磨くことも定期的に行っているという。「できる限り、抜かない削らない治療」をめざして、さまざまな角度から常にブラッシュアップを図っている同院。患者の健康な口腔内をつくるために欠かせないチームワークや、予防歯科への取り組みについて、中川裕大院長と口腔外科を専門とする野中咲先生に話を聞いた。
(取材日2025年3月19日)
目次
各専門分野を持つ歯科医師とスタッフの協力体制で、将来にわたって歯を残すための治療・ケアを
- Qクリニックの特徴を教えていただけますか?
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A
▲専門性の高い治療の提供をめざす裕大院長
【裕大院長】当院が目標とするのは「小さな大学病院」です。1人の歯科医師で全分野を最高レベルでご提供することに限界を感じており、それであれば専門分野を持つ歯科医師がそれぞれの専門治療を提供する体制を迅速に整えようということで、この数年当院に変化を加えてまいりました。例えば、根管治療は5人、口腔外科は4人の歯科医師が在籍しており、多様なお悩みに対応できる体制です。「できる限り、抜かない削らない治療」という理念のもと、将来歯を1本でも多く残し、患者さんの健康度を上げられたらと考えています。
【野中先生】私の専門は口腔外科ですが、自分の専門外のことを他の先生に気軽に相談できる環境です。
- Qお二人の専門分野についてお伺いします。
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A
▲口腔外科出身で、幅広い診療にも対応している野中先生
【裕大院長】私は審美歯科、補綴修復治療を専門とし、口腔内を総合的に診る「全顎治療」に携わってきました。意識することは、将来、インプラント治療の必要がない口腔内環境をいかに早くつくるかです。インプラントは他の歯を残すための最終手段として有用ですが、そうなる前段階の治療を重要視しています。自費診療も含めた精密治療により、元の歯と同等の状態をめざすことが大切です。
【野中先生】私は親知らずを担当することが多いです。大学病院に送らずに当院で治療可能な体制であることは大きな強みです。大学病院は待ち時間も長く、放置していた方も、当院に口腔外科の先生がいることで「抜歯します」と言いやすいのではと思います。
- Q他にはどんな専門的な治療が受けられますか?
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A
▲専門分野の違う歯科医師が総合的かつ専門性の高い診療を提供
【裕大院長】インプラント治療は、父である中川守正理事長が長年携わってきた分野です。また骨造成が必要なヘビーケースもインプラント専門の歯科医師や、手術時の麻酔をご希望であれば麻酔専門の歯科医師を呼べる体制が整っています。矯正でも抜歯せずに済む方法を多く採用し、矯正計画がすべてともいわれるマウスピース型装置を用いた矯正も、他の歯科医師への指導も行う経験豊富な歯科医師と、計画を必ずすり合わせ、無理のない矯正をご提供しています。家を建てる土地の部分ともなる根管治療はいわば土地を耕す作業となり、その上に審美歯科や補綴治療で僕が家を建てていくといった内容の診療も各曜日ご提供可能となっています。
- Q複数人で診る場合、どのように連携を取られるのですか?
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A
▲コミュニケーションを重視し、歯科医師間の情報共有に努める同院
【裕大院長】基本的には、私がほぼすべての患者さんの状態を把握するようにしています。複数の歯科医師が同時並行的に治療を進める場合もありますので、主治医としての役割を担っている状況ですね。今は、情報共有するカンファレンスの時間をもっと増やそうとしているところです。スタッフについては毎日ミーティングを行っており、スムーズに連携が取れるようになっています。
【野中先生】患者さんのことは院長が把握されているので、何でも相談しやすい体制です。患者さんの中には、さまざまな専門の先生が診ることで、主軸となる治療方針がぶれないか心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、そこは安心していただけたらと思います。
- Qスタッフの方々のチームワークは予防歯科においても重要ですね。
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A
▲スタッフ間でも密に連携を取り、診療にあたっている
【裕大院長】そうですね。当院では、PMTCなど歯科衛生士による専門的なメンテナンスを提供しており、患者さんを同じ歯科衛生士が一貫してケアする担当制を取っています。歯科衛生士の人数が増えても、メンテナンス後には歯科衛生士同士でペアを組んで意見交換し、互いに知見を高め合ってもらう取り組みも進めます。歯科助手・受付のスタッフを含めて、クリニックを良くするために自分から動いてくれるメンバーが多いので、うれしいですね。
【野中先生】スタッフさんから「ここを改善したほうがいい」といった提案も話しやすい雰囲気がありますね。それが院内の雰囲気を良くすることにもつながっていると感じます。
自由診療費用の目安
自由診療とはセラミックを用いた補綴治療/7万7000円~、審美歯科(ダイレクトボンディング)/3万3000円~、インプラント治療/42万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/44万円~、骨造成/5万5000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

