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神経抜いた歯は20年もつのか
抜歯といわれても歯を残す選択肢を

中川歯科クリニック

(千代田区/秋葉原駅)

最終更新日:2021/02/15

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虫歯や歯周病が進行し、歯表面のエナメル質から象牙質、歯髄といった深部に達すると、強い痛みが発生する。この痛みを取り除くために取られるのが抜髄、いわゆる「歯の神経を抜く」治療だ。従来、広く行われてきたこの治療だが、一方でリスクもはらんでいるという。秋葉原駅近くで「中川歯科クリニック」を運営する中川守正院長は、「神経を抜くと歯の寿命は半減するともいわれます。お口の将来を考え、歯を長く持たせたいなら、神経を残すことは大切なことなのです」と語る。同院がめざす歯の神経を残す治療について、その概要とメリットを聞いた。(取材日2021年2月3日)

10年後、20年後まで歯を残すことを見越した、極力削らない、抜かない、神経を残す治療

Q神経を抜くと、歯の寿命が短くなるのでしょうか?
A
1

▲口腔環境の整備を通して患者の健康に寄与したいという中川院長

歯自体を残しながら虫歯などの痛みを取り除くため取られるのが、神経を抜く方法です。虫歯や歯周病の進行により病巣が歯の深部にある神経にまで達すると、強い痛みが出てしまいます。また、炎症部分を取り除くため歯を削ると、歯自体が薄くなり、神経が外界と近づくことで、痛みを感じることもあります。こうしたケースで神経を抜く際には、周囲の血管なども併せて取り除くことになります。栄養を届ける血管がなくなることから、歯自体を残せても栄養が届かずいわゆる枯れ木のような状態となり、脆い歯となってしまいます。健康な天然歯と比較して、神経を抜いた歯ではその寿命がおよそ半分になるともいわれているのです。

Q歯や神経を抜くことを勧められても、残せる方法はありますか?
A
2

▲従来の歯科医療とは異なり、歯や神経を残せる方法も

従来の歯科医療では、とにかく炎症が起きている部分を取り除くことが最善とされてきました。しかし、素材の進化や技術の進歩により、歯科医療でできることの範疇も広がっています。今の医療では、神経をできる限り温存しながら、再石灰化を促すことが期待できるようになっているのです。すべてのケースではありませんが、抜歯や神経を抜く抜髄を勧められた場合でも、こうした方法で歯や神経を残せることはあります。

Q貴院ではどのように治療を進めているのですか?
A
3

▲世界基準の滅菌システムを導入している

歯や神経を残すための治療で最も大切なことは、患部を無菌化すること。炎症部分を取り除くと同時に、虫歯や歯周病の原因となる菌を殺菌する必要があるのです。当院では、世界基準の滅菌システムを導入しており、治療に使う水はすべて滅菌したもの。その上で、治療を行います。最低限の治療によって必要以上に歯を削ることなく、その後の再石灰化を促すことで再発も防ぐことにつながります。

Q歯を残す治療にも、自由診療と保険診療で違いはありますか?
A
4

▲治療方法をわかりやすく丁寧に説明してくれる

従来の保険診療では、虫歯を大きく削り取り、詰めるという方法が基本となります。当院の治療は、現時点では自由診療であり、患者さんの負担額が保険診療と比較して大きくなる治療法なのです。しかし、いわゆる「その場しのぎ」の治療では、再発と再治療を繰り返してしまうことも。経済的な負担はもちろん、治療を繰り返すことによる歯の強度低下も懸念されます。すべてのケースで歯や神経を残す治療が行えるわけではありませんが、当院では患者さんの将来的な負担も考慮して、こうした方法があることをわかりやすくご説明し、ご自身に選択を委ねるようにしています。

Q 自分の歯を生かす選択肢もあるのですね。
A
5

▲歯や神経を残す選択肢があることを知ってほしいと話す中川院長

抜歯や抜髄により抜いた歯や神経は、二度と元に戻ることはありません。また、歯や神経を抜いてしまうことにより、一時的には状況を良くすることができても、長い目で見るとデメリットが生じることも多いのです。入れ歯やインプラントと異なり、歯根膜に吊られた状態にある天然歯は、噛むたびに血流を促進するポンピング効果があるなど、全身の健康にも良い影響を及ぼします。もちろん、噛み心地の点でも天然歯に勝るものはなく、どんなに優れた入れ歯やインプラントでも、自分の歯には敵わないのです。抜歯や抜髄を勧められても、歯や神経を残す選択肢があることを知っていただきたいと思っています。

ドクターからのメッセージ

中川 守正院長

神経を抜くことで、確かにつらい痛みからは解放されるかもしれません。しかし、痛みを感じないことで虫歯が再発しても気づきづらく、より重篤な状態になってしまうことも。神経を抜いた歯がもろくなることも合わせ、結局は抜歯につながるというケースも多いのです。10年後、20年後のお口を考えると、抜歯や抜髄はできる限り避けるべきもの。歯や神経を温存できる可能性があるのであれば、できるだけ天然歯をそのままの状態で残し、その自然治癒力を生かしていくことが、将来的なお口と体の健康につながると考えています。当院では、他院で抜歯や抜髄を勧められたという患者さんのご相談も多くお受けしています。ぜひお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

極力歯を削らない治療:5万円~

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