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中川 守正 院長、中川 裕大 副院長の独自取材記事

中川歯科クリニック

(千代田区/秋葉原駅)

最終更新日:2022/05/17

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秋葉原駅から徒歩3分、昭和通り沿いのビル2階に構える「中川歯科クリニック」を訪ねた。歯をできるだけ削らず、抜かず、神経を残した治療を行って天然歯を長く維持することを念頭に、精密な歯科診療を提供しているクリニックだ。院長の中川守正先生、息子で副院長の中川裕大先生が互いの強みを生かしながら診療にあたり、同院の診療方針に共感して遠方から来院する患者も多いそうだ。矯正やインプラント治療なども手がける院長と、神経を残す歯髄温存治療を得意とする裕大副院長に、クリニックの特徴や強み、天然歯を守ることの大切さなどについて、インタビューでじっくり聞いた。

(取材日2022年3月7日)

歯髄温存治療など専門性の高い歯科診療を提供

こちらは1980年の開業だそうですね。

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【院長】はい。生まれ育った地元に貢献したいという思いでこの秋葉原に開業して、もう40年以上になります。この辺りは神田祭などの行事も盛んで、都内でも人と人とのつながりが強い地域性で、わが家はここで4人の子どもを育て上げました。今いらしているかかりつけ患者さんの中には、30年以上の付き合いになる方もいますよ。週3回の非常勤で診療にあたっていた副院長がこの春から常勤になり、歯髄温存治療などより専門性の高い治療を提供できる態勢が整ったと思っています。
【副院長】この数年は都内の他院に在籍して、歯髄温存治療をはじめ、精密な歯科治療の経験を積み重ねてきました。父と互いの専門性を生かして情報共有を重ねながら、質の高い歯科診療の提供に日々努めています。

こちらのクリニックの診療のモットーを教えてください。

【院長】10年後、20年後の口腔環境を見据えた歯科診療をめざしています。私自身、40年にわたる歯科診療の経験から、口腔環境の改善を通じて患者さんの全身の健康に寄与したいと常々考え、将来を考慮した歯科治療計画はもちろんのこと、栄養指導や生活習慣指導にも力を注いできました。近年は患者さんのニーズも多様化してきていますから、息子のような若い世代の視点も生かし、より幅広いニーズに応えられるクリニックとして成長していければと思っています。2022年4月からは主に保険診療を担当する非常勤の若手歯科医師も加わってもらい、3人体制で診療を行っていく予定です。

できるだけ歯を削らず、抜かず、神経を残す治療に力を入れていますね。

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【院長】削った歯は二度と元には戻らないことに加え、神経を抜いてしまうと歯の寿命は半分になってしまうともいわれています。栄養分が届きにくくなることで、木に例えるなら「枯れ木」のような状態になって歯が割れやすくなってしまうのです。そこで当院は、悪い部分をとりあえず削ってしまうような従来の歯科医療とは異なるアプローチで、できるだけ歯を削らず神経を残す治療を実践してきました。天然歯を長持ちさせるための精密な治療をめざしています。

担当衛生士制で個々の患者に即したメンテナンス指導も

ところで、先生方が歯科医師を志されたきっかけは?

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【院長】実家が「もの」を扱う事業を展開しているのを間近で見ていて育ち、私自身は「人」と相対する仕事をしたいと思ったことがきっかけでしょうか。開業以来40年以上、患者さんと対話を重ねながら、歯科医療を通じて地域の皆さんの健康に貢献できることは、私にとって大きな喜びです。
【副院長】私は子どもの頃から、やりがいを持って歯科医師として楽しそうに働いている父の姿を見て育ちました。でも実は一時期は反発して別の職業に就いたこともあるんですよ。一時的には親子でぶつかりながらも、今こうして父の背中を追って同じクリニックで歯科医師として一緒に仕事をしているというのも、感慨深いですね。今では日々多くの患者さんの診療を通じて、健康寿命を延ばすための「噛むことの大切さ」を実感しているところです。

こちらでは担当衛生士制を取られていると伺いました。

【院長】歯科医療では歯科医師による治療と並んで、治療後の口腔内環境を維持していくためのメンテナンスがとても重要になります。適切なメンテナンスを行うには、来院時に行う処置に加えて、患者さんの生活実態にある程度踏み込んだ指導も必要になります。現在4人いる歯科衛生士を担当制にすることで、お口の中の小さな変化に早期に気づけるようにしていきたいですし、互いに繰り返し顔を合わせることで徐々に信頼関係を築き、患者さん側からも相談しやすい環境を整えていければと思っています。治療やメンテナンスをすべて個室のユニットで行っているのも、そうした考えによるものです。

歯列矯正やインプラントにも対応しているそうですね。

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【院長】歯並びを整えることには、見た目にとどまらず、日々のメンテナンスが容易になって虫歯や歯周病の予防につながるといったメリットも期待できます。ただし、無理な矯正で本来求められているものと異なる噛み合わせを作ってしまった場合、頭痛やめまいといった不定愁訴が発生してしまうことも。そうしたトラブルを防ぐ意味でも、当院はご本人の生まれ持った噛み合わせを重視しつつ、プレート型拡大矯正装置やマウスピース型装置を使った非抜歯の矯正をお勧めしています。他方、インプラント治療は単に失った歯の機能を補うための治療と思われがちですが、残っている歯をこれ以上失わないようにするためにも有用な治療法です。10年、20年と長く歯を良い状態で残すためには、不要な噛み込みを防ぎ、一本一本の歯にかかる圧力のバランスを整えることが重要なのです。こうしたさまざまなアプローチで、患者さんの口腔環境の改善をめざしています。

天然歯を守ることが全身の健康維持につながる

歯髄保存治療についても少し詳しく教えてください。

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虫歯が悪化して神経にまで達してしまったような場合、つらい痛みを早く取り除くために、神経を抜く治療が広く行われています。それで痛みにアプローチすることはできたとしても、残念ながら神経を抜いた後の歯も虫歯にはなりますし、症状に気づきにくくなる分無自覚に進行してしまいやすいので、発見が遅れて結果的に歯を失ってしまったというケースも珍しくありません。ですから当院ではマイクロスコープなどの先進の機器を駆使し、できる限り神経を残した状態で細菌に汚染された歯の内部を掃除し、天然歯を長く維持するための治療を行っています。

抜歯や抜髄を勧められることもあり、患者としては判断が難しいですね。

【院長】中には「疑わしきは抜歯」という判断もあり得ますが、当院はできる限り抜歯は避ける方針です。「口の中には28個の小さな心臓がある」ともいわれているように、天然歯はそれぞれ噛むたびに心臓に血液を戻すポンピングの役割を担っています。天然歯を残すことで、食べ物を噛むたびにまるで足裏マッサージや指圧を受けているように血流が促されると考えられています。快適な噛み心地を保つ上でも、全身の健康を維持していくためにも、天然歯を1本でも多く残すことには大きな意義があるのです。
【副院長】削って詰める従来型の虫歯治療を続けてきた方の中には、何度も治療を重ねてきたのにお口の中の状態が一向に改善しないと自覚されている方も多いのではないでしょうか。今ある痛みを早く取り除くことや、見た目をきれいにすることにとどまらず、一本一本の歯をいかに長持ちさせるかという視点に立って、治療を選択していただきたいと思います。

最後に今後の展望と、読者に向けて一言メッセージをお願いします。

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【院長】将来を見据えた歯科診療を長年行ってきて、私自身、治療した直後に「きれいになってよかった」という喜びよりもむしろ、何年後かに「あの時治療しておいてよかった」という喜びのほうを大事にしたいと考えています。今後も引き続き、口元から患者さんの全身の健康を高められるようなクリニックであり続けたいですね。
【副院長】何度も再治療を繰り返すことは、歯にとって大きなダメージになります。当院では精度にこだわり、将来にわたって長く良い状態をキープできる治療を行っていきたいと考えています。抜髄や抜歯を勧められた方もぜひ一度お気軽にご相談ください。歯や神経を残す道を一緒に考えていきましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/36万円~、プレート型拡大矯正装置を用いた矯正/60万円~、マウスピース型の装置を用いた矯正/60万円~、歯髄保存治療/5万円~、セラミックを用いた補綴治療/6万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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