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眼科中井医院

眼科中井医院

中井 倫子 院長

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祖父の代から眼科医師の家に育ち、眼科の道を選んだ「眼科中井医院」中井倫子院長。同じく眼科医師の夫が開院した同院を副院長として手伝っていたが、夫が急逝したため、院長を引き継いだという。診療面では、緑内障研究に力を入れる岐阜大学で学んだ経験も生かし、緑内障診療と小児眼科診療を得意としている。小児眼科では、弱視など屈折異常を早期に発見し、小さいうちからの適切な治療で視力を向上させていきたいと意欲的だ。「私なりの診療スタイルを模索しているところです」と謙虚に語り、優しい笑顔と、親しみやすい人柄が魅力の女性医師だ。治療に挫折した患者も、諦めずにまた治療を再開できるように、温かく励ますという診療姿勢も印象的。そんな中井院長に、クリニックの特徴や眼科診療への思いを聞いた。
(取材日2019年8月1日)

女性目線も生かし、緑内障診療と小児眼科診療に注力

―まず、先生のプロフィールを教えてください。

私は岐阜県出身で、祖父の代から眼科医師の家系に育ちました。今も父と兄が眼科を開院しています。私自身は、どうしても眼科医師になるという感じではなかったのですが(笑)、結局、眼科医師になりました。目そのものが美しいところや、患者さんが痛がる検査などが少ないところに惹かれて、いいかなと思ったのですね。今はやっぱり自分に向いていたのかなと思っています。愛知医科大学卒業後は、岐阜大学の眼科学教室に入局して、大学の付属病院や岐阜市民病院で研鑽を積みました。その後、やはり岐阜大学出身の夫と結婚し、夫の地元の三重県のクリニックを経て、東京の西葛西・井上眼科病院に勤務しました。ここでさまざまな臨床を経験し、日本眼科学会眼科専門医の資格も取得しました。その後、2006年に夫がここを開院したので副院長として手伝っていましたが、夫が急逝したため、2013年に院長を引き継ぎました。

―力を入れている診療分野はありますか?

緑内障診療と小児眼科診療です。もともと岐阜大学は緑内障研究が進んでおり、夫も緑内障の診療に力を入れようと、開院時から専門的な診療機器を導入していたのです。また小児眼科は、女性医師のほうがお子さんも怖がらず、お母さん方も相談しやすいと思ったので、女性であることが生かせると思って勉強してきました。そのほかの眼科診療については、幅広くなんでも相談していただけるようにと心がけています。以前は、夫が白内障手術を手がけていたのですが、私が院長になって診療スタイルが変わりました。白内障手術ができなくなって申し訳ないという気持ちもありましたが、手術以外の眼科診療を求められる方も多いので、私のできる診療を行っていこうと考えるようになりました。

―こちらの医院の緑内障診療の特徴を教えてください。

緑内障はかなり進行するまで自覚症状がなく、早期発見することが大切ですので、検査に力を入れています。緑内障の検査に欠かせない視野検査は随時行うことができ、OCT(網膜光干渉断層撮影)や、ごく初期の緑内障の発見ができる検査機器などにより、正確な診断・経過観察を心がけています。治療は、眼圧を下げる点眼薬が中心で、いくつかの点眼薬を組み合わせて使うことも多くなります。緑内障の場合、治療の効果も自覚できないので、途中で点眼をやめてしまう患者さんも少なくありません。治療を中断すると進行してしまうので、とにかく治療を続けることが大切です。そこで患者さんの負担を考えて通院間隔にも配慮し、途中で治療を挫折してしまうことのないよう、こまやかなサポートを心がけています。

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