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足立 雄太 院長の独自取材記事

足立歯科医院

(綾瀬市/長後駅)

最終更新日:2019/08/28

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小田急電鉄小田急江ノ島線の長後駅から車で10分ほどの場所にあるのどかな住宅街。ここに昨年、リニューアルオープンしたのが「足立歯科医院」である。真新しい医院の待合室はシンプルで落ち着いた雰囲気で、白を基調に透明感と清潔感があふれる診察室は、半個室の安心して治療が受けられる空間になっている。そして、この場所で父が30年続けた医院を引き継いだのが足立雄太院長。インフォームドコンセントを重視し、インタビューにも優しい笑顔で丁寧に答えてくれた足立院長だが、以前はまったく違う診療スタイルだったと言う。この1年間は試行錯誤の連続だったという足立院長に、医院のことや歯科診療にかける思い、エピソードなどを語ってもらった。
(取材日2016年1月6日)

一人ひとり丁寧に時間をかけた診療スタイルで再オープン

こちらの医院は、お父様から引き継いだそうですね。

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はい。1年前くらいですね。その前は、父が30年ほどここで診療していました。少し前から、そろそろ代わろうかという話が出ていて、僕もちょうど開業したかったので、そのタイミングになりました。父親とは時代が違うので、実際の診療の進め方がどうしても変わってくるんですね。だから完全に代替わりしてしまったほうが、お互いに揉めなくて良いんじゃないかということでスパッと代わりました。父には技工等を手伝ってもらうことがありますが、診療はすべて僕が行っています。

1年経って、どのような感想をお持ちですか?

全体的には、順調だと思っています。診療スタイルの違いが大変だろうなと思っていましたが、思っていた以上に大変でした。私は現状の問題のある所をしっかり診査した上で説明して丁寧に診療していくスタイルなんですね。今までの通院してくれている患者さんの病院に対するイメージがありますから、例えば父の代ではこうだったとか、まだ終わらないのですか等、私と患者さんとの診療に対するイメージのギャップに、お互いが戸惑ってしまうことがありました。診療のスタイルにはこれが正しいというやり方は無いので、仕方が無い部分はありますね。最初はすごく苦労したのですが、そこは私がブレてはいけないところでもあるので、患者さんには、なぜそれだけの時間が必要なのかをしっかりと説明してやっていますし、僕のスタイルもだいぶ浸透してきていると感じます。

改装した時にこだわったのは何ですか?

外観が結構老朽化していたので、イメージを一新してきれいで清潔感のある医院をコンセプトにしました。落ち着いた空間づくりにより、患者さんが心地よく居られるように、またお子様連れでも来院しやすいようにキッズスペースも設置しました。設備的には、とにかく患者さんにはしっかりと説明をできるような体制をつくりたかったので、同じ会社の設備でシステムを組んで、撮影したものや加工したものをディスプレイなどを使ってすぐに見せることができるようにしました。あとはエックス線撮影装置とCTですね。特にCTは、エックス線撮影ではわからない情報がたくさん取れるのでよく使っています。

患者の視点で考え、満足してもらえる診療を追求

インフォームドコンセントを大切にしているそうですね。

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歯医者って、今自分が何をされているのかが、説明されてもイメージしづらいと思うんです。例えば根っこの治療と言われても、一般の人は実際に何をしているのかわかりませんよね。これまで十数年診療してきて、そういったイメージしづらい部分で患者さんとすれ違いを起こしたことがありました。ですから今何をしていて、どんな状態なんだというのをできるだけわかりやすく、写真やアニメーションを使って説明するようにしていますし、患者さんもそのほうが安心だと思います。そうすると、どうしても時間がかかってしまうので、一人当たりの診察時間を長めにしています。こんなに説明をしてもらったのは初めてと言ってくれる患者さんも結構いますよ。

どのような患者が多いのですか?

近隣の方が多いですね。父の時から通ってくれている方もいれば、新規の方もいますし、年齢層も幅広く、老若男女問わずに来ていただいています。最初の頃に多かったのは痛い、入れ歯が割れてしまった等の応急処置の理由でくる方が半数以上でした。しかし当院では予防にも力を入れているので、1年経って少しずつ予防の意識が浸透してきて、歯石を取りたい目的で来る人も増えてきました。少し違和感を感じたら来てもらい、何もなくても定期的にチェックをすれば、結果的に来る回数も費用も抑えられるということを説明しています。あとはお子さんに限定していますが、フッ素の塗布を無料でしています。

忘れられないエピソードはありますか?

私は若い頃、どちらかというと治療中心のスタイルで、治せば良いんでしょみたいなスタンスだったんです。しっかりと治療をすれば、患者さんの対応はそんなにこだわらなくてもついてきてくれると考え、今とは真逆のスタンスだったんです。ある日、僕としてはすごく満足のいく治療ができたんです。しかし、患者さんは、あまりうれしそうじゃない。「先生はすごく上手なんだけど、少し雑なんじゃないか」って患者さんに言われて。そういうことを意識したことがなかったので、すごくショックだったんです。それからは、患者さんからどのように見られているのか、何を望んでいるのか、どうすればもっと満足してもらえるのかを考えるようになりましたね。

歯についての意識と関心を高めていきたい

休日は何をして過ごしていますか?

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子どもが生まれ家族との時間を大切にしています。他には、学生の頃ずっとやっていたサッカーですね。今でも学生時代の友人とは仲が良く、年に数回プレーします。見るのも大好きなので、サッカーだったらテレビで1日中見ていても飽きないです。あとは大学の同級生と食事をして楽しいひと時を過ごしています。友人との交流はかけがえのないものなのでとても大事ですね。

今後の展望を教えてください。

この地域の人たちの歯に対する意識、関心を高めていって、予防の大切さをもっと啓発して、少しでも虫歯、歯周病を減らし、口の中の健康を保っていければ良いと思っています。歯を失う主な原因は虫歯と歯周病です。それを引き起こす原因というのは、皆さんおぼろげには知っていても、意外と知らないんです。歯を失ってから食べられるものが限られて、日常生活が変わり、普通に噛める、食べられるということがいかに大切か気付き後悔されます。だから虫歯や歯周病になったら治してもらえば良いんだというのではなくて、虫歯や歯周病を予防することの大切さというのを、もっと知ってもらえるようにしていきたいと思っています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

歯科に対して怖いとか嫌だと思っている人はまだまだ多いと思いますが、相談だけでも良いので気軽に来てほしいと思っています。最近の歯科は当院に限らずだいぶ変わってきています。当院としても、そういうネガティブなイメージを少しでも良い意味で覆すようにしたいと思っています。カウンセリングや治療中も丁寧にわかりやすく説明しますし、キッズスペースもありますので、お子さん連れでも大丈夫です。歯が痛い時はもちろんですが、そうじゃない時も口の中の健康を守るパートナーにしていただければと思います。

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