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根管治療の精度を支える
充実した設備と治療体制

いとうデンタルクリニック

(岐阜市/田神駅)

最終更新日:2021/10/12

いとうデンタルクリニック 根管治療の精度を支える 充実した設備と治療体制 いとうデンタルクリニック 根管治療の精度を支える 充実した設備と治療体制
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虫歯の進行などにより神経にダメージを受けると痛みが出たり、根の先に膿が出たり、最終的には歯を抜くという選択をしなければならないこともある。その前に神経を抜き取り、歯を残すのが根管治療(歯の根の治療、歯内療法)だ。正確で丁寧な治療が求められてくるため、時間も技術も要するこの治療に長年取り組んできたのが、「いとうデンタルクリニック」の伊藤智美院長。歯科用CTやマイクロスコープ、ラバーダムを活用し、常に正確な診査診断と精密な治療をめざす同院には、これまでに他院で根管治療を受けた後、時間の経過や痛みが治まらないなどの症状で違和感などを覚えたことをきっかけに相談に来るといったケースも少なくないという。根管治療の基本的な解説から、治療の精度を高めていく背景を聞いた。

(取材日2018年4月16日)

丁寧な治療を通して、歯の寿命を延伸。いつまでも自分の歯で食事を楽しめるようサポート

Q根管治療とはどのような治療なのでしょうか?
A
いとうデンタルクリニック リラックスして治療が受けられる個室の治療室

▲リラックスして治療が受けられる個室の治療室

一般的に「歯の根っこの治療」や「歯の神経の治療」と表現されることが多く、大きく2種類に分類されます。1つは悪くなった歯の神経を抜き取る治療、そしてもう1つが神経を抜いた後、細菌感染によって歯の根にできた膿などの汚れを取る治療です。後者の場合、細菌に感染する機会のほとんどは、最初に受けた神経を抜く治療の時。ですので、最初の治療の精度の差によって、2度目の治療が不要となることも、必要となることもあります。膿が出るといった二次的な症状に対して治療を繰り返せば、当然歯の寿命も縮めることにつながります。歯を守るためには、いかに最初の治療の精度を高めるかが重要となってくるのです。

Q貴院で行う根管治療の特徴を教えてください。
A
いとうデンタルクリニック 先進機器と院長の経験を駆使して精度の高い治療をめざす

▲先進機器と院長の経験を駆使して精度の高い治療をめざす

必要な設備を整え、常に精度の高い診断と治療をめざしていることでしょうか。例えば根の先端の神経の出口の直径は平均0.3~0.4mm程度といわれていますが、これはあくまで平均値。ですので、難治症例や根管の見逃しなどを防ぐため、必要に応じて歯科用CTを用いています。エックス線写真と異なり、立体的に歯の構造を、詳細に把握できますからね。治療時はラバーダムやマイクロスコープを用いることで、患部の細菌感染を防ぎながら最小限で効果的な治療が可能となっていると感じています。特にマイクロスコープは、ただ大きく見えるだけでなく細く狭い患部の奥までしっかり光を当てられるので、より詳細に患部を把握できるんですよ。

Q治療において伊藤院長が特にこだわっている点は何ですか?
A
いとうデンタルクリニック ラバーダムの重要性を語る伊藤院長

▲ラバーダムの重要性を語る伊藤院長

絶対にゆずれないのは、徹底的な無菌処置です。根管治療、特に神経を取る治療や病変のある再治療(2回目以降の治療)において、無菌的な治療と無菌的でない治療の成功率はまったく異なるといわれています。そのため当院では成功率の高い治療をめざして、必ずラバーダムを使用しています。ラバーダムは治療する歯の周りを保護するもので、患部に細菌や唾液、呼気による水分が入るのを防いでくれます。口を覆うような形となるため、息苦しさがどうしても我慢できない方には、必要に応じて笑気麻酔を用いることを検討することも。その場合は、私の母校である朝日大学歯学部附属病院にご紹介しています。

Q1回の治療にかかる時間や通院頻度はどの程度なのでしょうか?
A
いとうデンタルクリニック 予約した時間までは、ゆったり院内で過ごせるよう雑誌なども用意

▲予約した時間までは、ゆったり院内で過ごせるよう雑誌なども用意

当院では保険診療の場合は1時間、自由診療の場合は2時間、お時間を頂いています。保険診療と自由診療で、クオリティーに大きな差があるわけではなく、大きな違いといえば、自由診療の場合は専門の歯科医師が治療を行い、治療時にマイクロスコープで記録した映像を患者さんと一緒に見ながら、患部の経過と治療の振り返りを行っている点です。自由診療が1時間多いのはそのためなんですね。症状などにもよりますが、歯質を保持しつつ細菌感染を防くことも意識して治療を進めていきますので、多くて4~5回に分けながら、少しずつ歯の根の中をきれいにしていきます。週に1度の通院であれば、およそ1ヵ月から1ヵ月半程度で治療が終了します。

Q根管治療の前後において大切なこととは何でしょうか?
A
いとうデンタルクリニック 閑静な住宅街にあり、駐車場も広く通院しやすいのも同院の魅力

▲閑静な住宅街にあり、駐車場も広く通院しやすいのも同院の魅力

歯の根の治療に限ったことではありませんが、治療後だけでなく、治療前も歯や歯茎のケアが重要となってきます。お口の中の状態が良くないまま治療をすると、トラブルの原因になってしまいますから。急性の症状がある場合は別ですが、基本的に治療を行う前に、歯科衛生士による口腔内ケアを行い、お口の環境を整えていきます。治療後ももちろん、定期的にメンテナンスに取り組むことが大切です。なぜなら、すでに歯の根の治療が必要な“素質”をお持ちということですから。日々のケアも大切で、毎日のこととなるため患者さん自身の努力も必要となってきます。患者さんが継続していただけるようサポートするのも私たちの役割です。

ドクターからのメッセージ

伊藤 智美院長

これまで、根管治療を通して患者さんの意識が変わる瞬間をたくさん目にしてきました。患者さんは誰しも、ご自身の体の現状について興味を持っているかと思います。その中で歯の内部という、普段目にすることのできない部分がどうなっているかを目にして、「確かにこれは治療が必要だ」と感じることは、歯への関心の芽生えとも言えるでしょう。そのきっかけを大切にしながら治療とケアに取り組んでいき、「治療をやって良かった」と思っていただけることは、私たちにとっても、たいへんうれしいことです。当院ではできるだけ2度目の治療を行わないよう、全力で治療にあたっています。もしも違和感や不調でお悩みの方は、一度ご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

自由診療の場合 前歯(中切歯~犬歯)/5万円 小臼歯/10万円 大臼歯/15万円

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