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患者が安心して過ごせるよう
さまざまな感染症の感染防止に努める

田奈クリニック

(横浜市青葉区/田奈駅)

最終更新日:2023/07/07

田奈クリニック 患者が安心して過ごせるよう さまざまな感染症の感染防止に努める 田奈クリニック 患者が安心して過ごせるよう さまざまな感染症の感染防止に努める
  • 保険診療

新型コロナウイルス感染症が2類感染症から5類感染症に移行した2023年5月。感染を恐れて受診を控えていた患者も、自ら感染予防に努めながら受診を再開している。同時に「田奈クリニック」では、発熱患者を受け入れて診療を行っているが、一般診療と予防接種も行っているため、院内感染を防ぐため徹底した感染症対策を実施している。コロナ禍を経てどのように対策が変化してきているのか、新型コロナウイルス以外のウイルス感染症も増加している中で、患者側はどのような意識で感染症対策に臨むべきか、院長の平山寿先生に詳しく話を聞いた。

(取材日2023年5月30日)

一般患者、発熱患者、ワクチン接種患者の動線を分離して感染対策を実施

Q新型コロナウイルスが5類感染症となりましたね。
A
田奈クリニック もともと注力していた院内の感染症対策を強化

▲もともと注力していた院内の感染症対策を強化

当院でも、新型コロナウイルスが蔓延している頃に発熱の外来を開設しようと考えていたのですが、通常の診療とはまったく別の診療ブースを外に設けなくてはならず、しかも同じ医師が一般の患者さんと発熱患者さんの両方を診察してはいけないという決まりがあったため、やむなく諦めました。新型コロナウイルスが5類に引き下げられてからは、幅広い医療機関で発熱患者さんの受け入れが始まり、当院でも診療を行っています。毎日の感染者報道がなくなり、マスクも個人の判断に任されるようになって、皆さん、気が緩んできているのでしょうか、新型コロナウイルスも含め、感染症患者は明らかに増加していると実感しています。

Qこちらで行っている感染症対策を具体的に教えてください。
A
田奈クリニック 感染症の隔離室。感染拡大を防ぐ動線で安心できる

▲感染症の隔離室。感染拡大を防ぐ動線で安心できる

当院に通院している患者さんが発熱した場合は、まず電話をしてもらいます。患者さんの状態を聞いて時間を指定し、その時間に携帯を持ってクリニックまで来てもらいます。クリニックの外に着いたら携帯から電話をしていただき、こちらから迎えに行って、スタッフ用の通用口から入ってもらい、感染症の隔離室に案内します。初診患者さんについても同様です。直接来院してしまわれた方には一旦帰宅してもらい、こちらからお電話をします。発熱患者さんの診療時間は、昼休みや診療終了後の時間を使っています。僕も完全防護服を身につけて診察にあたり、検査から会計まですべて隔離室で行っています。

Q新型コロナウイルス以外の感染症はどうでしょうか?
A
田奈クリニック いち早く感染症の種類を見極めるための検査機器

▲いち早く感染症の種類を見極めるための検査機器

子ども達の間ではRSウイルスや溶連菌の感染症も出ていますし、今年はインフルエンザが夏前に流行しています。また、最近は麻疹の流行も問題になっています。麻疹は感染力が強く空気感染をするので、抗体を持っていないと同じ空間にいるだけで感染する可能性が非常に高いです。もし心配な方は、抗体検査をして、ワクチンを打ったほうがいいと思います。当院は新型コロナウイルスのワクチン接種も行っていて、健康な方も受診されます。診察の方、発熱の方、予防接種の方と、時間差をつくりそれぞれの患者さんが顔を合わさないように徹底しています。

Q他にはどのような感染症対策を取られていますか?
A
田奈クリニック 感染症の検査に、CTを用いた検査・診断を実施

▲感染症の検査に、CTを用いた検査・診断を実施

受付にはビニールカーテンを設置し、患者さんには消毒と検温をお願いしています。さらに院内全体を頻繁に消毒液で拭き掃除を行い、窓を開けて換気を徹底しています。感染対策で重要なのは、手洗い、うがい、換気、他人との距離を取ることです。通勤電車など、密集した場所に長時間いるときは、不織布のマスクを二重にするなどの対策が必要だと思います。マスクはウイルスの侵入を予防するという面よりも、自分の体からウイルスを拡散させないという面で役立ちます。屋外を散歩するのにマスクをしていろとは言いませんが、密集した場所はマスクをしたほうがいいと思いますね。当院でも受診された患者さんには、皆さんマスクをしてもらっています。

Q感染症の検査方法はどのように変わってきていますか?
A
田奈クリニック 日頃のうがい・手洗いの徹底が大切

▲日頃のうがい・手洗いの徹底が大切

新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスは、まったく別のウイルスですが、症状では見分けがつかないので、一度の検査で両方が鑑別できるキットを使用しています。どちらも否定された場合は、溶連菌などの感染も考慮し、血液検査をしてCRPの値を見て診断をします。感染症は基礎疾患が悪化することもあり、慢性腎臓病などの基礎疾患がコントロールできず心不全で亡くなるといったケースもあるようです。新型コロナウイルスのワクチンを3回目以降受けていないという方も多いですが、感染症予防の観点からも接種をお勧めします。

ドクターからのメッセージ

平山 寿院長

今はインターネット社会で、受診前にいろいろと調べてくる患者さんも多いですが、中にはエビデンスがない事柄も含まれます。僕は、築いてきた臨床経験から、論文ベースではこうですよ、この場合はこの治療でいいですよというように、結論をはっきり伝えるようにしています。インターネットの情報以上の知識があるから医師なのであり、あの先生に任せれば安心だと思ってもらえないと、患者さんからの信頼は得られないと思っています。熱を伴う感染症は、新型コロナウイルス以外にも数多くあるので、感染症対策は継続して行ってください。そして、調子が悪かったら対応いたしますので、まずお電話をください。

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