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古橋 匡文 院長の独自取材記事

古橋歯科医院

(名古屋市中村区/本陣駅)

最終更新日:2020/04/01

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本陣駅より徒歩5分。名古屋駅の西側に位置し、昔ながらの商店街など下町情緒が残る地域にある「古橋歯科医院」。1981年に開業し30年以上の歴史を持つ同院は、清掃が行き届いた清潔感のある院内で、どこか懐かしく親しみを感じさせるクリニックだ。古橋匡文院長は、大学病院の口腔外科にて長年治療を提供してきた。2010年から父が運営する同院で診療を始め、今年9月院長を継承。副院長となった先代の父親とともに地域医療に貢献している。院長に就任して間もない古橋院長に、力を入れている治療や今後の展望について話を聞いた。
(取材日2017年11月20日)

30年以上の歴史あるクリニックと患者の信頼を継承

今年、院長を継承されたそうですが、こちらのクリニックはお父さまが開業されたのですか?

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はい、そうです。1981年にこの場所で開業して30年以上たちますね。建物は建て替えもなくそのままですし、受付などの配置も開業当初のまま。私は2010年9月にそれまで働いていた大学病院を辞めて父と一緒にこのクリニックで診療を始めました。今年9月に私が院長を引き継ぎましたが、立場を交代した形なので、父も副院長として現役で働いています。

診療室の内装やユニットも当時のままですか?

私が当院で働くようになってから、いろいろと変更しました。内装の前に最初に変えたのは駐車場です。以前はスペースも狭く、駐車する方向からは道に出づらかったので、場所を変更してスペースも広くしました。そして、インプラント治療でより多くの要望に応えるために、安心安全な治療を提供できると思い歯科用CTを導入しました。神経の位置など、エックス線写真では見えなかった細かい部分まで見えるようになり、とても治療しやすくなりました。その後、一番奥のユニットだけ2年前に増設して、壁紙も張り替え、照明も全部LEDに交換しました。1年前には先進のマイクロスコープを導入。自分の歯を少しでも長持ちさせるには、義歯やかぶせ治療には噛み合わせも大事ですが、土台となる根っこの治療とかぶせ物の歯との境目の精度が大事です。マイクロスコープは目では見えない細部も高倍率で確認でき、高い精度の診断や治療をめざせるようになりましたね。

来院患者は地域住民が多いのでしょうか?

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そうですね、近隣住民の方たちがやはり多いです。当院より北側は下町情緒が残る古い町並みが残っているんですが、最寄りの本陣駅は名古屋駅から近いこともあり、近年単身向けのマンションなどが増えてきています。その影響で、夕方以降は仕事帰りの若い人たちが多く来院されます。一方で午前中は昔から通ってくださっている近隣住民の高齢者が多いですね。主訴は入れ歯を作りたい、入れ歯の噛み合わせを治したいなど入れ歯に関することが多いです。皆さん私が子どもの頃のことも知っている人たちばかりなので、私の記憶に残っていない幼い頃の思い出話を聞くこともありますよ。

基本を大事にしながら専門性の高い治療も提供

先生が歯科医師になろうとしたきっかけを教えてください。

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父をはじめ、親戚も含めて医師が多い環境で育ちましたから、子どもの頃から将来は医師か歯科医師になりたいと、自然と医療の道をめざしました。愛知学院大学歯学部に入学していろいろと学ぶうちに、歯科医療の面白さに目覚めたんです。私は子どもの頃からプラモデルとか細かい物を作ることが好きだったので、義歯などを製作する作業が楽しくて好きでしたね。今でも技工士さんたちがどんなふうに作業しているのか技術に興味がありますし、吸収したいですね。当院にはもともと技工室があるので、私自身でも技工をすることもあります。自分が作ったものが患者さんの口に入り、機能向上や補助ができると思うとうれしいですね。

今後はどのような治療に力を入れていこうとお考えですか?

自分の歯を少しでも長持ちさせられるように、噛み合わせを重視したインプラント治療に力を入れていこうと思っています。私は今年、アメリカで300時間コースの講習を受け、その後、日本のインプラント学会でも勉強し研鑽を積んでいます。もう一つ力を入れているのは、睡眠時無呼吸症候群の治療です。医科の先生から紹介を受けて来院された患者さんに、一人ひとりに合わせて作製したマウスピースを使った治療を行っていますね。睡眠時無呼吸症候群は私が大学に通っていた頃は今ほど認知されていませんでしたが、大学の教授が着目していたんです。たまたま大学院の研究テーマが睡眠時無呼吸症候群だったので、その頃から研究をしていました。その知識を治療に生かしていきたいと思っています。

睡眠時無呼吸症候群を訴える患者の来院数はどのくらいですか?

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医科の先生から紹介を受けて来院される方が9割なので、月に1~2人、年間20数人が来院されています。睡眠時無呼吸症候群というと、噛み合わせの調整やマウスピースの製作をイメージされると思いますが、睡眠の基礎「睡眠学」も学びます。睡眠のデータから眠りの質や深さを見て、そこから口内の状態を見て総合的に判断し、噛み合わせなど調整していきます。マウスピースを使うと症状が改善される方も多いんですよ。患者さんからは「今までよく眠れていなかったのに、すっきり眠れるようになった」と喜ばれます。

10年後、20年後も長持ちする歯をめざした治療

診療ではどんなことを心がけていますか?

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治療前に歯科用CTでレントゲン撮影し、各ユニットに設置しているモニターで口内全体のデジタル画像を患者さんと一緒に見ながらお話をします。まずは気になっているところを治療することを伝え、他にも悪いところがあれば状況を説明して、その箇所の治療を希望するかどうか患者さんの意思を確認しています。例えば、悪いところが複数箇所あったとき、気になる箇所だけ治療すれば全部を治さなくてもいいと考える患者さんもいるんです。こちらとしては悪いところ全部の治療を勧めたい気持ちはあっても、あまり無理には勧めません。「何をどうしてほしいか」患者さんの意思を大事にします。費用面も含めてその都度確認をとってほしいと希望される人もいますので、できる限り患者さんの要望に応えられる治療法を提示できるように心がけています。

治療にはスタッフとの連携も大切だと思いますが、どのようなことに配慮されていますか?

あれもこれもと頼り切らないこと。仕事が増えてばかりでは大変ですからね。そのためスタッフの負担を減らしつつ、患者さんのニーズに応えるためにも、10月から予約システムを変更したんです。それまでは受付で紙に名前を書いて予約を管理してもらっていたんですが、チェアーサイドで予約ができるようになってからは、その分スタッフの負担を軽くすることができました。治療後に画面を見ながら都合に合わせて次回の予約を取ってもらえますので、患者さんも予約時間が選びやすくなったのではないでしょうか。急患の予約をどこの時間に入れればいいか一目でわかりますので、急患の患者さんが来院してから診療まで長い時間お待たせすることも少なくなりました。今後はネット予約にも順次対応していきたいと思います。

今後どのようなお悩みの患者さんに来院してほしいですか?

当院の患者さんはお子さんが少なくて高齢の方が多いんです。地域性でもともと子どもの人口が少ないのもありますが、ぜひお子さんにも来院してほしいですね。定期的なケアを受けると虫歯予防にもなりますし、噛み合わせに関しても、すべて永久歯に生え変わってから矯正するより成長や生え替わりの段階に合わせて乳歯の段階からケアしていったほうが、楽にきれいな歯並びがめざしやすいといわれているんです。私自身の子どもを見ているとそれを実感します。

院長に就任した今後の目標や夢をお聞かせください。

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私が治療した歯をトラブルなく使い続けてもらうことが目標ですね。治療した歯は10年が寿命といわれていますが、講習会では原理に基づいた治療を行い、30年維持できた症例も聞きますから。最初の診断から治療経過も大事ですね。治療の手順をきちんと行った結果維持できたとか、メンテナンスしていったことで使えました、となればいいなと思います。そのために新しい技術や知識を学び、日々研鑽を積みたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント/1本につき28万5000円〜

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