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平手 雅樹 院長の独自取材記事

ひらて歯科クリニック

(名古屋市中区/新栄町駅)

最終更新日:2019/08/28

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地下鉄東山線新栄町駅を下車、広小路を南に飯田街道に入り徒歩5分ほどの場所で診療を続けているのが「ひらて歯科クリニック」。開業は1995年、ともに歯科医師である平手雅樹院長と妻の平手麻紀先生が治療にあたっている。クリニックのある名古屋市中区の新栄といえば、かつては栄と同じ繁華街としてにぎわう街だったが、近年は再開発が進み、オフィスビルや新築マンションが立ち並ぶ都市生活者向けの街に様変わりしている。古くから暮らす住民や子ども連れの新しい世代まで、幅広い患者層のニーズに応えるには、丁寧なコミュニケーションが欠かせないという平手院長。麻紀先生と一緒に20年以上のキャリアを重ねベテランの域に入りつつある平手院長に、ざっくばらんに語ってもらった。
(取材日2017年12月11日)

常に患者の立場で考え、きちんとした説明を心がける

平手院長はここ新栄が地元だそうですね。

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新栄で生まれ育ち、実家から愛知学院大学歯学部に通っていたので、遠くから帰ってきたわけじゃなくずっとここにいたんですよ。もともと僕は本気でミュージシャンになりたかったのですが、一生涯安定して食べていけるようにと医療系へ行くように親に勧められました。両親は歯科医師でも医師でもなかったのですけれどね(笑)。卒業してから4年ほど勤務医として働き、1995年に当院を開業しました。

診療においてモットーにしていることを教えてください。

僕は歯科医院の家系ではないので、まず「患者の立場で考える習慣」がついていたと思うんです。僕が治療を受ける立場だったら、痛くされたり、きつい言い方をされたりしたら絶対に嫌ですから、そうならないように治療したいというのが一番のモットーですね。そして、すべての治療は患者さんに納得してもらってから始めないといけないと思っています。当院では、初診の患者さんは予診から始まるのですが、その中にどうしてほしいかというご希望を尋ねる項目を設けています。実際にお口の中を診せていただくと、主訴の部分以外にも問題が見つかり、治さないとほかの歯にも影響を及ぼす可能性があるケースもありまが、患者さんのご希望が「このままでいい」「痛いところだけを治してほしい」ということであれば、現状をきちんとご説明をした上で患者さんの希望する方向で治療を行います。

説明を大切にしているのですね。

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あくまでも押し売りにならないように予診票でご希望を伺っていますが、診察でほかにも問題が見つかった場合、それを無視して治療を始めるのもどうかと思うのです。やはり治療を行うならきちんと説明をするべきですよね。また、緊張している方に対しては、天気の話やニュースなど治療とはまったく関係ない話題で気分をほぐすように心がけています。治療方法についてはいくつかやり方がある場合、患者さん自身で選べるように、一つずつご説明してから始めます。治療方法を選べるなんて話は聞いたことがないという方もよくいらっしゃいます。説明をすることによって「痛みはないけどこれが普通」と思い込んでいたのを、実は良くない状態だったと気づいていただけることもありますね。特に噛み合わせについては、患者さん自身は必要ないと思っていた治療をすることによって、歯ぎしりや肩こりの改善につなげられたということが多くあります。

スケーリングだけの患者も最後は必ず歯科医師が診る

ご専門について教えてください。

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勤務医として働いていた時に噛み合わせに興味を持ち、必要性を強く感じて今も積極的に勉強を続けています。「この歯並びなら肩が凝ったり首が痛くなったりすることがあるでしょう?」と患者さんにお尋ねして驚かれることもありますし、歩き方を見ているだけでわかることもあります。口の中が原因ではなく、膝や腰をかばって歩くので噛み合わせのバランスが変わってしまうこともあるんですよ。近年よくいわれるようになったのが糖尿病と歯周病の関係で、歯周病を治すために先に血糖値をコントロールしないといけない場合もあります。近所の内科医院の先生とも連携して、治療を進める場合もあります。患者さん自身に自覚がなくても、あまりにも歯周病がひどいときは、血液検査をしていただけるようお話しすることもあります。当院での治療を通じて首や腰、全身の体調が良くなったと聞くと、本当に良かったと思います。

奥さまも歯科医師なんですね。

開業から一緒にここで働いてくれています。長年、ともに仕事をしてきましたので歯科医師としても心強いパートナーです。それぞれ得意分野が異なり、経験も長いので、考え方や治療方針が異なる場合もあります。エックス線写真を見ながらディスカッションすることも多いですし、それぞれの提案により、患者さんご自身にベストな方法を選んでいただくこともあります。患者さんにとって選択肢が広がることはメリットになるかと思います。また、治療だけじゃなく、院内の絵画や花などは妻が毎月入れ替えて、居心地の良い空間づくりもしてくれています。この辺りは幅広い世代の患者さんがみえる地域なのですが、乳児から小児では「女性の先生にやってほしい」というご希望も多いです。もちろん大人の患者さんでも、院長にやってほしい、女性医師にやってほしいというご要望にお応えできますので気軽に相談していただきたいと思います。

予防歯科についてはどうでしょうか。

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近年は口腔ケアの重要性が広く伝わってきているので、虫歯治療は昔よりも減ってきていますが、歯周病のケアは多いですね。歯科衛生士は3人いて、治療のサポート以外にもスケーリングやブラッシング指導をしてもらっています。信頼できるスタッフたちがケアを行ってくれた後も、任せきりにはせず、最後は必ず僕か妻がチェックして終わります。それはたとえ大きな変化はなくても、患者さんとちょっとでもコミュニケーションを取りたいし、一人ひとり丁寧に診ていきたいと思っているからなんです。

変わりゆく街と人に合わせた丁寧な治療をしたい

やりがいを感じるのはどんなときですか?

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歯の治療って患者さんの目には見えないものですから、本当にしっかりと治療されているかすぐにはわからないですし、後で痛みが出てきてしまうこともあります。そうすると歯科医療全体に対する不信感を抱いてしまう方も出てきてしまうんです。あちこちの歯科医院を回ったのに良くならなかった、続けられなかった患者さんが、当院で最後まで治療ができたといってくださると、ホッとすると同時にやりがいも感じます。最初に「ここまで削ったので痛くなる可能性はありますよ」「痛くなったら神経の治療をしないといけなくなるかもしれませんよ」とお話しして納得してもらえれば、途中で気持ちが折れないで続けられると思っているので当院では丁寧に説明しています。最近では、子どもの頃から通っていた患者さんが成人して結婚し、お子さんを連れて来診されることもうれしい瞬間ですね。

今後の展望を教えてください。

僕が子どもの頃は、この新栄は繁華街だったのですが、今はオフィスやマンションが増えて、住民の層も変わってきました。当院にも、赤ちゃんを連れた若い世帯から高齢者まで幅広い層の患者さんがみえますので、患者さんそれぞれのニーズに対して、納得いただけるご提案をし、良い治療ができるようにしたいなと思っています。クリニック自体は開業して22年もたちますが、内装はこまめに手を入れてきれいに保ってきたつもりです。

読者へメッセージをお願いします。

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当院では患者さんとの会話を大切にしています。開業した当初と比べて、患者さん側もオープンにご希望を話してくれているような気がしていますので、今後当院で治療をお考えの方にもぜひそのようにお伝えしたいです。とにかく堅苦しく考えずに、気軽にいらしていただきたいですね。患者さんの中には、なんでもいいから一番いい方法で治療してほしいという方もいれば、どういう治療ができるのかを知りたいという方もいます。また、妊娠している方、血圧の高い方、痛みに敏感な方など、患者さん一人ひとりの状態に合わせた治療方法や薬も用意し、こまやかな心遣いのある治療をしたいと思っていますので、どんなことでも遠慮なくお話しください。

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