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木下 浩介 院長の独自取材記事

木下歯科

(名古屋市天白区/相生山駅)

最終更新日:2021/04/21

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西入町バス停のすぐ近く、閑静な住宅街の中にたたずむ「木下歯科」。地域の患者はもちろんのこと、その紹介で遠方から訪れる患者も多いという同院は、緑色の建物が目印。先代から2016年1月に引き継いだ木下浩介院長は、優しい笑顔と穏やかな語り口で、多くの患者たちから慕われている。25年以上の歴史を誇る同院は地域の患者にとって何でも相談できる「町の歯医者さん」。患者に対して常に丁寧な対応と説明を心がけ、スタッフ同士の勉強会や「木下歯科しんぶん」という定期発行物での歯科情報提供にも余念がない。患者の口の健康と美を考え、予防やデンタルエステにも力を入れている木下院長に、治療への思いなど気になる話をたっぷりと聞かせてもらった。
(取材日2016年7月4日)

先代から受け継いだ丁寧な対応と会話を大切に

まずは、先生のこれまでのご経緯について教えてください。

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幼い頃から歯科医師である父の姿をずっと見ていた私は、物心ついた頃から自然と歯科医師を志すようになっていました。愛知学院大学歯学部を卒業した後、父が営んでいた当院に勤めたんですが、多くのことを学びたいという思いが強く、親戚が営む静岡県のインプラント治療中心の歯科医院でも勤めるようになり、1週間のうちで2つの歯科医院を行き来しながら、歯科医師として研鑽を積みました。父が70歳になることや、電子カルテなど医療機器のデジタル化が進むこともあり、今年の1月1日から私が院長として当院を引き継がせていただきました。現在、父は副院長としてサポートしてくれています。

ご自身が幼い頃と現在、この地域はどのように変わりましたか?

そうですね、父が開院してから25年以上たちますが、この地域はだいぶ変わりました。昔は山や畑が多かったんですが、今はたくさんの家が建ち並び住宅街が増えましたし、大きな道路もできたのでアクセスも良くなったと思います。通院してくださる患者さんの層としては、ご年配の方が多く、昔に比べるとお子さんが少し減ったように思えます。ただ、昔ながらの地域のつながりが強く、当院へいらっしゃる方もクチコミがほとんどです。診察の予約を入れる際、当院へ連絡するのではなく、スタッフの家に電話される患者さんもいらっしゃるくらいなんです。

歯科医院を引き継ぐ際に、大切にしたいと思ったことはありますか?

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父の患者さんへの対応や話し方ですね。人当たりが良くて、丁寧な説明を欠かさないところが、とても尊敬できます。すぐに患者さんにご納得いただけない場合も、きちんとご理解いただくまで粘り強く説明するんです。例えば、抜かなくてもいい歯を抜きたいとおっしゃる場合、すぐに「はい」と言うのではなく、その歯を抜いてしまったら、後にどうなるかまでお話しします。父から学んだ、「いつも患者さんのことを思いやる姿勢」を、ずっと大切にしていきたいと思っているんです。あとは、なるべく患者さんご自身の歯を残して、患者さんが長い間ご飯をおいしく食べられて、笑顔でいてもらえるようにすることですね。

口の健康と美のため、予防やデンタルエステにも尽力

先生が得意とされる治療について教えていただけますか?

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歯周病の治療ですね。大学の頃から勉強していて、歯石を取ることも得意でした。口の中をきれいにするということが、私の性に合っていて、昔から歯周病の治療に着目していました。また、当院では一般歯科と小児歯科の診療を行っていますが、予防には特に力を入れています。例えば、虫歯やインプラントにしても、治療や施術後、歯をきれいに磨いて保つことができないと、また同じことの繰り返しです。インプラントは金属なので虫歯にはなりませんが、ブラッシングをきちんとしないと汚れがたまり、たった数年で悪くなってしまいます。なので、患者さん一人ひとりに合ったブラッシング指導を徹底するように心がけています。

治療のほかに、デンタルエステも取り入れていると伺いました。

2年ほど前から私の母と叔母がデンタルエステを始め、多くの患者さんからご好評いただいております。メニューはフェイシャルトリートメント、リップエステ、スマイルトリートメント、ヘッドセラピー、ガムマッサージなど。近赤外線は母と叔母が講習を受けてデンタルエステとして取り入れました。

特に好評なものを教えていただけますか?

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フェイシャルは、波長の違う超高輝度LEDを肌状態に合わせて選び、近赤外線を照射するもので、よく喜んでいただけますね。他にもヘッドセラピーは頭蓋骨の縫合部にアプローチして、とても気持ちが良いと好評です。口の中が乾く方にはガムマッサージといって歯茎と頬粘膜のマッサージをお勧めしています。

診療において心がけていることや、ご自身の代で新たに取り入れたことはありますか?

私が心がけているのは、なるべく痛くないように、丁寧に治療するということですね。麻酔注射にもコツがあって、最初に薬を塗って、ちくっと刺した後に、ちょっとずつ刺していくと痛みの軽減が期待できます。細部に至るまで工夫を凝らして、患者さんの負担を減らせたらうれしいです。特にまだ新しい取り組みはありませんが、先代が大切にしていたことを守りつつ、定期検診のハガキを出したり院内新聞を作ったりと患者さんへの情報提供の部分には少し力を入れております。

「なんとかしてくれる先生」でありたいという思い

地域の患者さんたちにとって、どのような存在でありたいと思いますか?

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「なんとかしてくれる先生」でありたいですね。入れ歯が割れても、ここに行ったらなんとかしてくれるだろうと思っていただける歯科医院であること。そのためにも私自身、常に勉強していますし、定期的にスタッフの勉強会も行っています。症状ごとの事例を話し合ったり、スタッフが勉強をしたいと思っていることをヒアリングするなど、スタッフみんなで共有する時間を大切にしています。一番長く勤めているスタッフで勤続25年くらい、ほかのスタッフでも20年くらいなので、とても頼りになる仲間です。当院では全員で患者さんのために考えることをイメージしています。あと『木下歯科しんぶん』を定期的に発行し、患者さんたちに配布しているんです。時には勉強会の様子や歯科治療に関するさまざまな情報を載せており、患者さんたちにもご好評いただいておりますよ。

同院ならではのこだわりやお勧めポイントを教えてください。

女性スタッフが多いので、内装やサービスにも彼女たちの意見を反映しております。自然の緑をイメージして、壁を淡いグリーンにしたり、本物の小鳥のさえずりをBGMで流したり、待合室にはハーブティーやミネラルウォーターを用意するなど、患者さんにリラックスしていただける空間づくりを大切にしました。あとは、子どもの患者さんがいらしても、優しい対応で、なるべく痛くないように治療をするので、ぜひ安心して来ていただきたいです。中には幼少の頃から通われて、社会人になった今でも通ってくださる方もいらっしゃるんですよ。急にあいさつや敬語が上手になったり、身長も僕より高くなっていて驚くこともありますが、地域のご家族の成長をともに感じられて、とてもうれしいです。

それでは、最後に今後の展望について教えていただけますか。

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先ほどもお伝えしましたが、私が大切にしているのは、最後の最後まで患者さんご自身の歯を残すことです。以前、少しニューヨークの大学で学んだことがあるんですが、これは保険診療が進んでいる日本ならではの治療で、アメリカではすぐに歯を抜いてしまうことが多いのです。でも、私は1つしかないご自身の歯を大事にすることはとても大切だと思うので、今後も歯を残す治療を大事にしていきたいと思います。また、地域の患者さんがなんでも相談できる歯科医院でありたいので、何か気になることがあれば気軽に相談へいらしてくださいね。

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