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早川 基樹 院長の独自取材記事

早川歯科医院

(東海市/南加木屋駅)

最終更新日:2019/08/28

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都市開発が進み、近年新しく生まれ変わりつつある印象を持つ東海市。その南部に位置する加木屋町で、地域の人々の歯の健康を守り続けている歯科医院がある。今年で開院して42年になる「早川歯科医院」だ。父親である先代院長から早川基樹先生がその後を継いでからは、栄養医学をもとにした歯科治療に取り組んでいる。歯の健康は体全体の健康からなると話す早川院長。そのため同院では、栄養医学に基づいたアドバイスや各種サプリメントなども扱っているほか、血液検査や唾液検査をはじめ、さまざまな検査も実施している。今回は、先生が取り組んでいる栄養素の摂取と歯科との関わりを中心に、たっぷりと話を聞いた。
(取材日2017年4月10日)

父の背中を見て育ち、歯科医師の道を志す

歯科医師をめざしたきっかけと、これまでのご経歴をお聞かせください。

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僕の父親が長いことこの場所で歯科医師をしていたこともあり、自分も二代目として同じ道に進もうと思ったのは自然な流れでした。歯科大学を出た後はここで父と診療を行いながら、別の医院でも矯正を学び、知識と腕を磨きました。その医院では、通常の矯正ではなく難しい症例の患者さんを多く受け入れていたんです。外科的な処置もしていたので、噛み合わせや顎の骨格についても詳しく学ぶことができましたね。その後、2014年に正式に当院の院長に就任いたしました。

こちらが地元とお聞きしました。この辺りの土地柄はどんな感じでしょう?

当院に来られている患者さんはご高齢の方が多いですね。ただ、東海市全体で見るとさまざまな地域で開発が進んでいて、街並みや幹線道路の整備もされてきています。それに伴ってか、最近この辺りに住まわれた若い患者さんも増えてきているかなと思いますね。今度は、当院のある加木屋周辺が区画整理の対象になってきているそうなんです。今までは医院の前の通りが主要道でしたが、一筋向こうに大きな通りができると、また人の流れも変わってくるかもしれませんね。

院内のこだわりを教えてください。

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こだわりというか、インテリアで特徴的なのはウォーターカーテンですね。ラグジュアリーな雰囲気がして良いかなと思い、患者さんの目に留まりやすいよう受付に配置しました。あとは父は絵が好きなので、院内のいたるところに飾っています。診察室については、半個室が3部屋、完全個室が1部屋あります。患者さんのプライバシーにも配慮して、仕切りの壁を少し高めに設定してあるんですよ。完全個室の診察室では、主に自費診療やメンテナンスに使います。カウンセリングルームとしても利用できるので、金額の話や検査結果のこまかい説明などもそこで行うようにしています。

栄養医学に基づいた歯科治療に取り組む

こちらでは、どんな治療が受けられますか?

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当院では歯も体の一部であると考え、歯を治すということはもちろん、体全体の健康を考えた上での歯科治療というスタンスで治療をしています。歯の治療というのは、基本的にほとんどが対処療法なんです。虫歯ができたら治す、虫歯にならないよう歯磨きをする、といったこともそうですね。当院ではそれ以前の、「食」に関するところの指導も含めて歯科治療と呼び、口に入るものは全て気を使っています。サプリメントは、薬局で売られているような市販のものではなく、薬と同等の厳しい基準をクリアして作られた、医療機関でのみ扱えるサプリメントを処方しています。管理栄養士も在勤していますので、その都度患者さんにとって適切な食事指導や栄養素の指導も行っています。

その一環としてさまざまな検査が受けられると聞きました。

血液検査・唾液検査・フードアレルギー検査などありますが、それも先ほど少しお話した栄養素の摂取に関連する検査なんです。体にどの程度、栄養素が摂取されているかや、どんな栄養素が不足しているかなど、こまかく知ることができるため、ご自身にとって適切な栄養素の取り方がわかるようになっています。栄養素をしっかり取ることができるようになると、体の中の細菌を抑制することができ、ゆくゆくはお口に関するトラブルを未然に防ぐことが期待できます。こういった考え方を、分子整合栄養医学と言います。「治してもすぐ虫歯ができてしまう」「口内炎がなかなか治らない」など、どんなことでも構いませんので、お口で気になる症状があればお聞かせいただければと思います。栄養医学からみれば解決の糸口が見つかるかもしれません。

診察で心がけていることはなんですか?

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常に患者さんの立場に立って接する、ということですが、これは僕だけでなくスタッフにも徹底しています。受付で接する時から帰る時まで心地良く過ごしてもらえるよう、患者さんの目線で考えて行動することは心がけていますね。それから、患者さんにとって相談しやすい存在であること。先ほどもお話しましたが、当院は栄養医学との関わりが深い医院です。ご自身の健康のことや服用している薬のことなどで気軽に相談してもらえるよう、務めています。あとは、診察までのお時間をお待たせしないことですね。父から僕の代になってからは、ウェブの予約システムを導入したり、診察が近くなるとお知らせのメールがいくようにしたりと、予約から来院までをスムーズに行えるようにしました。患者さんにご不便をおかけしないようにすることも、心がけていることのひとつですね。

歯と体をトータルで健康に導く歯科医院でありたい

お忙しい先生の息抜きはなんでしょうか?

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僕はもともと海が大好きなので、休みの日はよくでかけていました。でも最近はあまり行けていないかな。学生の頃はサーフィンをしてアクティブに過ごしていましたが、今は船に乗ったり浜辺でのんびりしながら海を楽しんでいますね。このあたりだと佐久島や日間賀島、鳥羽の答志島などによく行きます。また暖かくなってきたら島へ足を伸ばして、おいしいものを食べてゆっくりできれば良いですね。昔からふらっと旅行に行くのが好きで、学生の頃はバックパッカーになってイースター島やペルーの山奥などの秘境を旅していました。その時、出会った現地の方に、自分が歯学生だと話すと「この村は歯医者がいないから、ぜひここに住んでくれないか」と言われたこともあります。それからしばらくは、そういった辺境の地で歯科医師として役に立てたら、という夢も持っていましたね。

今後の展望をお聞かせください。

歯科全体で見ると、虫歯の患者数は減少傾向にあります。今後はより一層予防歯科への取り組みもしていきたいですね。定期的にクリニックに通いメンテナンスをするという方法が一般的ですが、当院ならではの特色が出せるように、つまり栄養医学からみた予防歯科をもっと推進していけたら良いと思います。虫歯をなくして歯が健康になったら、今度は体全体の健康にも気を使ってほしいですね。待合室のテレビでは、栄養素やサプリメントなどが体に与える影響をまとめたDVDを再生しているのですが、それをご覧になった患者さんから「これはどこで買えるの?」と聞かれることもありますね。当院に来たことで日頃の食生活や栄養素の取り方も見直していただければうれしいです。一方、近年患者さんのニーズが増えてきているなと感じるのは、矯正と在宅医療。それについてもいずれは当院でできるように検討していきたいですね。

読者にメッセージをお願いします。

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これまでも申し上げたように、当院では栄養医学の観点からみた歯科治療を推進しています。ここに来られたことで、ご自身の歯だけではなく体全体と向き合うきっかけにしてほしいですね。患者さんのためになることをお伝えしたいので、時には「そのような栄養素の取り方では、また虫歯になってしまいますよ」とはっきり言ってしまうこともあります。「体は、食べたものでできている」という言葉もあるように、歯と体の健康を結びつけるような医療を提供できたらと思っています。もちろん、セカンドオピニオン的な役割として当院をご利用いただいてもかまいません。体全体の健康をなんでも相談できるような歯科医院でありたいですね。

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