林医院

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林 毅 院長

頼れるドクター

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C型肝炎の治療の進歩を受け、医療従事者としての決意を新たに

―肝炎の治療について伺います。近年、治療法にも変化があったと聞きました。

C型肝炎の治療に大きな進歩がありました。C型肝炎は、近年罹患率が低下してきていますが、苦しんでいる患者さんはまだまだいらっしゃいます。これまでC型肝炎の治療はインターフェロン治療が一般的に行われていましたが、内服薬での治療が可能になったのです。内服薬での治療は、インターフェロン治療で効果が得られなかった人や、副作用により使えなかったという人でも対応可能で、早期に効果が見られています。圧倒的に副作用が少ないこの治療を取り入れた方の中には、20年以上C型肝炎に苦しんできたという方もいました。その方々がこの新薬に「ウイルスが消えて、夢のようだ」と涙を浮かべて喜んでくださった姿を見て、私も胸が熱くなりました。医学の世界は日進月歩。数年のうちに治療法が変わってくることは少なくありません。僕は医療従事者として、応えていけるように努めたいです。

―肝炎に悩まされている方にとって、この医学の向上はたいへんうれしいものだったでしょうね。

そうですね。C型肝炎と同じく慢性肝炎であるB型肝炎については、母子間の垂直感染は減少傾向にあります。ですが、思春期以降の水平感染は増加傾向にある。感染経路が1つではないので、あらゆるリスクを避ける取り組みが求められるでしょうね。欧米では「ユニバーサルワクチネーション」という取組がなされていますが、日本でも打ち手が求められていると思います。治療に関しては、デメリットの少ない治療法が確立されてきています。

―先生の医学に関する熱い思いを感じます。そんな先生が医師になろうと思ったのはどんなきっかけがあったのでしょう?

皮膚科医であった父をはじめ、親族に医師が多かったことがきっかけの一つです。しかし、医師とは、無口で真面目で威厳があるというイメージを抱いていたため、三枚目で人を楽しませることが大好きな、お笑い芸人タイプの自分には向いていないだろうと勝手に決め付けていました。いまいち踏み切れない気持ちでいるときに、父から「むしろ、おまえのようなタイプは医師向きだ」と言われたことで、気持ちが180度変わったように思います。実際に医師になってみて、父の言葉の意味が身に染みてわかるようになりました。医師という職業は、人と接することで初めて診療ができます。僕のように人と話すことが大好きな人間にはぴったりの仕事です。あるいは、20数年前と現在では医師の在り方が変わってきたせいもあるでしょう。父は先見の明があったのかもしれませんね。

―医学の分野の中でも、消化器内科を専門にされた理由をお聞かせください。

父が皮膚科医として小さな診療所をやっていましたので、いつかはその後を継ぎたいという気持ちを持っていました。皮膚科を知る前に、まずは基本である内科を学ぶつもりだったのが、気がつけば、皮膚科に移るタイミングを失ってしまい、消化器内科にどっぷりとハマっていました。一時期は父の診療所の代診を務めていたこともありますので、現在でも皮膚科を標榜し、皮膚科の診察を行っていますが、やはり専門は消化器内科ですね。僕が医師になったばかりの1988年は、C型肝炎ウィルスが発見されるという、医学界においての大きな出来事があり、肝臓が高い注目を浴びていた時期でした。当時の私もそのことをきっかけに肝臓に高い興味を持ち、消化器内科を専門にしたのです。さらに、同じ時期に伯父が、肝臓がんになり、病気を解明したいという強い意志もあり、この道を進むことにしました。

記事更新日:2016/01/24


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