審美面だけでなく予防面のメリットも
笑顔を生むホワイトニング

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました！

Qホワイトニングの種類について教えてください。

A

クリニックで施術を受ける「オフィスホワイトニング」、ご自身が自宅で行う「ホームホワイトニング」、そしてこの2つを組み合わせた「デュアルホワイトニング」があります。どれを選ぶかは、いつまでにどのくらい白くしたいかなどの患者さんのご希望や予算などを伺いながら相談して決めます。結婚式や就職などのイベントのために急ぐ場合はオフィスホワイトニングが中心になるケースが多いのですが、白さを長く維持することを望まれる場合にはデュアルホワイトニングがベターでしょう。通常、ホワイトニングを希望していても、口腔内に虫歯や歯周病などの問題がある場合は、先にその治療を行ってからホワイトニングを行います。

Qどのようにホワイトニングの施術を行うのですか？

A

当院はホワイトニングを専門的に学んだ歯科衛生士がカウンセリングを行ってから、私が口腔内をチェックし、問題がなければ歯科衛生士による施術がスタートします。先ほどもお話ししたように虫歯や歯周病がある患者さんには、その治療を優先していただきます。当院は一般歯科にも対応しているためホワイトニング前の治療もできますが、かかりつけの歯科医院で治療を終えてからホワイトニングだけを行うために来院するケースもよくあります。当院では、通常の診療とホワイトニングを行う場所を分け、ホワイトニングは専用個室の快適な空間で施術を受けていただけます。

Qホワイトニングのメリットをお聞かせください。

A

審美面においては、自信が持てるようになって、笑顔が増えることが期待できます。また、もう一つ大きなメリットは、ホワイトニングの施術を受けることで口腔内への意識が高まることです。ホワイトニングやクリーニングに通っていると、それが定期検診のような役割を果たしますので、虫歯などの早期発見、治療につながりやすいのです。「ホワイトニングをしたら差し歯の色も気になる」というような関連するニーズも高まりますので、いろいろな意味で患者さんの意識の変化が期待できます。当院では、ホワイトニングと定期的なクリーニングをコンビネーションで行うことをお勧めしています。

検診・治療START！ステップで紹介します

1歯科衛生士によるカウンセリング

初回は、歯科衛生士によるカウンセリングの後、歯科医師が口腔内のチェックを行って虫歯や歯周病の有無を確認。問題がなければ歯科衛生士にバトンタッチして、施術の前に現段階での歯の色を確認。患者が希望する白さのイメージを確認し、一人ひとりに合わせた提案をしてくれる。

2ホワイトニング施術前のクリーニング

目標とする白さが決まったら、ホワイトニングの施術前にクリーニングを行う。ホワイトニングに使う薬剤が歯になじみやすいように、歯の表面の汚れを落とすためだという。

3オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングでは、クリーニングした歯の表面に薬剤を塗布し、ライトを照射。薬剤がしみて痛みを感じる場合は、配慮をしながら施術をしてくれる。個人差はあるが、歯肉が下がっている、歯が摩耗している、歯に対して神経が太いといったケースは、しみる感覚や痛みにつながりやすいそうだ。

4ホームホワイトニングのレクチャーを受ける

自宅でのホワイトニングを希望する場合は歯型を採取し、ホームホワイトニング用のマウスピースを作製。数日後、できあがったマウスピースとホワイトニング薬剤を受け取り、歯科衛生士から自宅でどのように使うかといったレクチャーを受ける。定期的な通院によるオフィスホワイトニングと自宅でホームホワイトニングを併用することで、個別のホワイトニングよりも、より早く、さらなる白さの追求や、白さの長持ちも期待できる。

5歯科衛生士によるチェックとアフターケア

施術後は鏡とシェードガイドを使い、どれくらい白くなったか確認を行う。この際、歯のケアに関するアドバイスを受ける。施術後の状態を維持できる期間は、生活習慣や歯質によるところも大きいが、ホームホワイトニングなどを頑張って長く維持できるケースで2年ほどだという。通常は3～10ヵ月ほどで色戻りがあるといわれているそう。患者の希望に応じて、次回のオフィスホワイトニングや定期検診などの予約を行う。