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上田 和茂 院長の独自取材記事

上田歯科医院

(北九州市小倉南区/北方駅)

最終更新日:2023/12/12

上田和茂院長 上田歯科医院 main

開院から約90年。地域に根差した診療で親しまれてきた「上田歯科医院」は、北方駅から徒歩5分、西鉄バス・北方一丁目停留所より徒歩3分の場所にある。3代目となる上田和茂院長が心がけているのは、「痛みに配慮した治療」と「患者の立場に立った対応」だ。多様なニーズに応じるため、笑気麻酔や口腔内スキャナーなどを導入し、診療環境も整備。診療は、一般歯科、歯周病治療、審美歯科、口腔外科、小児歯科、矯正と幅広く対応。中でも親知らずの抜歯を得意としており、県外から来院する患者も多いそうだ。また、女性の歯科医師が在籍していることや、子連れでも安心して治療に専念できるよう保育士による見守りを実施していることも特徴だ。さまざまな取り組みを行っている同院の特徴や診療内容について、上田院長に詳しく話を聞いた。

(取材日2022年4月7日)

3代にわたり長年続く、地域に根差した歯科医院

開院から約90年と、歴史の長い歯科医院だそうですね。

上田和茂院長 上田歯科医院1

祖父の代に開院しまして、父、私と3代にわたり診療を行っています。小さな頃から歯科医療が身近にある環境で育ちましたので、患者さんとのやりとりや、診療風景というのは自然と目に入ってきていましたね。そういったこともあってか、将来は漠然と歯医者になるのかなあと思っていましたが、当時は野球ばかりしていましたので甲子園に出たいという夢もありました。高校でも野球を続けてはいたものの、進路を決めなくてはならない時期がやってきたので、その時に歯科医師になろうと決意し福岡歯科大学へ進学しました。

大学ではラグビー部に入られたそうですね。

今では考えられないような上下関係が当たり前の時代だったので、体力面だけでなく、精神面も鍛えられたんじゃないでしょうか。何があってもだいたいのことは平気ですから(笑)。団体競技ですのでみんなで泣いたり笑ったりする時間も多かったですし、授業では論理的なことだけでなく介護実習なども体験できたりと、大学では部活も勉強も多くのことを学ばせてもらいました。卒業後は九州歯科大学の麻酔科へ入局。短い期間でしたが、外科手術を行う方の脈拍や血圧を測ったり、麻酔を実施する前後の全身管理を学んだりしました。その後も2年ほど勤務医として研鑽を積み、ここへ戻ってきたのは1998年になります。当時は父も診療をしていましたので、アドバイスもしてもらえましたし、治療のこつのようなものも父の診療を通して身につけることができたと思います。

地元なので患者さんも顔見知りの方が多かったのでは?

上田和茂院長 上田歯科医院2

子どもの頃から知っている患者さんも多かったので、ご年配の方からは「すっかり立派になって」と言われることもありましたね。ここを正式に継承したのは2005年で、当時は一気に責任感が芽生えたような記憶があります。スタッフ、患者さん、歯科医院そのものを背負わなければなりませんからね。患者さんもお子さんから高齢の方まで幅広い方が来られていましたので、診療内容も各年代に対応できるよう一生懸命取り組んでまいりました。矯正に関しては父の代でも行っていたため、今も小学校高学年から成人の方まで多くの方がおみえになります。

目立ちにくいマウスピース型装置を用いた矯正も導入

矯正治療はどのような方法で行われているのでしょう。

上田和茂院長 上田歯科医院3

段階や状態に応じて治療法も変わってきますが、お子さんの場合はまず取り外しのできる床矯正装置を用いて顎を広げ、歯並びを矯正していきます。その治療だけで終わるケースも多いのですが、必要な場合はワイヤー式の矯正に移行し、さらなる改善をめざします。また、最近は透明のマウスピース型装置を用いた矯正のニーズが増加し、当院でも大人の患者さんを中心に増えています。お子さんの場合は、歯並びや不正咬合など親御さんからの相談も多いですね。矯正に限らず、当院ではお子さんが不安にならないよう、診療室には親御さんにも必ず入っていただいています。そこで大事にしているのは褒めることです。そうやって、お子さんが成功体験を重ねながら、診療に慣れてもらうことを重視しています。

幅広い診療内容ですが、来院される方の主訴で多いものを教えていただけますか。

当院には駆け込み寺のような感じで来られる方も多いので、歯の痛みはもちろん、噛み合わせ、矯正、親知らずの抜歯、入れ歯に予防と主訴は実にさまざまです。年代によっても変わってきますね。お子さん連れの方も多くおみえになるので、保育士による見守りも行っています。それと、治療の中でも特に得意なのは、親知らずの抜歯。これは勤務医時代の苦い経験がきっかけでした。当時チーフだったスタッフに親知らずを抜いてほしいと頼まれ、やってはみたもののびくともせず、院長に代わってもらったところ、5分もかからずいとも簡単に抜けたんです。あまりに情けなく思い、抜歯の技術を磨くべくさまざまな勉強会にも足を運びました。そうして、今はどんな生え方の親知らずでもほぼ抜けるようになったのと、術後もできる限り痛みが出ないような手法をその都度考えながら対応するなど、得意な治療になりました。

痛みや恐怖心を和らげるために笑気麻酔も導入されているとお聞きしました。

上田和茂院長 上田歯科医院4

笑気麻酔は、「笑気吸入鎮静法」とも呼ばれ、リラックスして痛みを感じにくくするために用いる吸入麻酔薬の一種です。歯科治療は、どうしても「怖い」「痛い」というイメージや過去のトラウマにより、受診をためらう方が少なくありません。お子さんだけでなく、実は歯科治療に恐怖心を持たれている大人の方も多くおられます。そのため、希望される方には笑気麻酔を活用して治療をし、徐々に治療に対する恐怖心を和らげていくように心がけています。笑気麻酔を希望されて来られる方も多いです。最初はよりリラックスしていただくために個室で治療を行いますので、恐怖心で治療から足が遠のいている方には、一度試していただきたい方法ですね。

100周年に向け、より笑顔になれる歯科医療の提供を

希望される方には女性の歯科医師が担当するそうですね。

上田和茂院長 上田歯科医院5

八幡西区に分院がありまして、そこに女性の歯科医師がいるんですね。週に1回、当院にも来てもらっているのですが、特にお子さんの診療での希望が多く、大人の方で同性を希望される方もいらっしゃいます。ですので、できる限り女性の歯科医師が担当できるように、分院とも連携を取りながら調整しています。それから、歯科技工士が2人常駐しているのも当院の強みの一つです。外注ではなく、かぶせ物や入れ歯など、技工士がその場で状態を直接見ながら、患者さんや私とすり合わせができるので食い違いが少なく、急ぎで治療を希望されている場合など、患者さんのご都合に対応しやすいメリットがあります。床矯正の装置や入れ歯の修理も即日対応できますので、お役に立てることも多いと思います。

先代、前院長から受け継いでこられたものも多いですか?

多いですね。先人の教えを守ってやっておりますので、長い歴史の中で培ってきた技術や仕組みなどはしっかり受け継ぎ、そこに新しいものも取り入れていくという。技術というのはやはり経験なんですよね。資格を持っていても経験を重ねなければ、患者さんに喜んでいただける歯科医療を提供することはできないと思いますし、代々受け継いできたものを自分もつなげていきたいと考えています。今、歯科医師2人、歯科衛生士2人、歯科助手3人、歯科技工士2人の体制で連携を取りながら診療にあたっているのですが、スタッフには私が言わなくても患者さんへの気遣いは自主的に行うように指導し、実際に努めてくれていると感じています。例えば、肌寒い日にはそっとブランケットをかけるなどですね。診療に関する技術も大事ですが、そういった患者さんの立場に立った心配りという部分もつないでいけたらなと思います。

最後に今後の抱負をお聞かせください。

上田和茂院長 上田歯科医院6

あと10年で100周年。地域の方とも長いお付き合いになりました。皆さんにより笑顔になっていただける歯科医療をこれからも提供していきたいと考えています。治療が終わった後はメンテナンスの重要性をお伝えし、健康な口腔環境の維持をめざします。歯科にまつわる治療は一通り対応しているのでご安心いただきたいのと、特に親知らずの抜歯について悩んでおられる方は、当院にぜひ一度ご相談にいらしていただけたらと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックを用いた補綴治療/3万3000円~
床矯正/11万円~
床矯正+ワイヤー矯正/19万8000円~(診断料含む)
マウスピース型装置を用いた矯正/55万円~

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