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プロフェッショナルケアと
セルフケアの両立が予防の鍵

かさい歯科医院

(福岡市博多区/雑餉隈駅)

最終更新日:2021/07/05

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  • 保険診療

1963年の開業より、時代の変化に合わせた歯科医療を提供し、子どもから高齢者まで幅広い年代の口腔の健康を守っている「かさい歯科医院」。2代目院長を務める葛西秀夫先生は、一人ひとりに寄り添った治療に努め、特にメインテナンスに注力している。同クリニックでは、歯科衛生士による担当制のケアを徹底し、患者の生活習慣や嗜好性など、それぞれの背景を十分に考慮したきめ細かな診療に取り組んでいる。「口腔内環境は加齢とともに変化するので、年代に合わせたケアが大切です」と語る葛西先生に、メインテナンスや予防の重要性などについて詳しく聞いた。(取材日2021年3月19日)

適切に口腔内を管理し、人生100年時代の歯の健康を支えていく

Q歯科医院はどんな時に通う所ですか?
A
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▲治療の様子

およそ30~40年前までは、歯科医院は治療が中心で、歯が痛くなってから行く場所でした。しかし、時代の流れとともに医学が進歩し、世の中の価値観や人々の健康ニーズも多様化。現在では、歯科医院は口の中に何かあってから行くのではなく、何も起こらないようにするために通う所という考え方が徐々に浸透しているのではないでしょうか。実際、適切なメインテナンスで口腔内疾患をしっかりと予防し、可能な限り治療をしないでいいように導いていく診療が主流になってきています。子どもの時から定期的に歯科に通い、口腔内の健康管理をしていくことが理想的です。

Q健康な状態をより良く保つためにはどんなことが必要ですか?
A
2

▲動画を用いて説明してくれるのでわかりやすい

歯科医院では、患者さんのさまざまな主訴に対応し、適切な治療を行います。しかし、一度治療をしたからといって、健康な状態が一生続くわけではありません。例えば、虫歯でかぶせ物をした場合、将来的に何も症状が出なくても、そのかぶせ物をやり替える必要があります。なぜかというと、加齢とともに歯茎が下がったり、歯間が空いたりするなど、口腔内の環境が変わるからです。年齢を重ねると髪の毛が抜けたり白髪になるのと同じように口の中にも老化現象は起きます。もちろん、日々の歯磨きが不適切であれば、再び虫歯にもなるでしょう。だからこそ、歯科医院でのプロフェッショナルケアと自宅でのセルフケアが欠かせません。

Qこちらのクリニックで行うケアの特徴を教えてください。
A
3

▲一人ひとりに合ったオーダーメイドのメインテナンスを提供

プロフェッショナルケアは、歯科衛生士が専門の器具や機械、薬剤などを使って、自分では落としにくい歯の汚れや着色をクリーニングし、自宅での適切な歯磨きの指導を行うことです。当クリニックでは、担当制を基本とし、患者さんの虫歯や歯周病、全身の健康状態、歯磨きの技量、生活習慣、趣味嗜好といった背景を把握し、一人ひとりに合ったオーダーメイドのメインテナンスを提供しています。受診の頻度は、特に50歳以上の方に対しては、診療状況や口の中の状態に応じて1~2ヵ月に1回のメインテナンス通院をお勧めします。定期的に美容院や理髪店に行くように、歯もプロによる定期的なケアが大切だということを積極的にご説明しています。

Qセルフケアの重要性についてお聞きします。
A
4

▲自分に合った道具でセルフケアをすることが重要

「メインテナンスに通っているから、私は虫歯にはならない」という考えはまったくの誤解。歯科衛生士に習った口腔内ケアを自宅で適切に実践して初めて、虫歯や歯周病のリスクの軽減が期待できます。当クリニックでは、歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロス、舌ブラシの使い方のほか、各道具の選び方も丁寧に指導。特に歯ブラシは、歯茎の薄さや歯周病の有無、補綴物の多さといった口腔内の状況、性別や年代によっても使うべきものが異なるので、ブラシの形状、硬さや長さ、先端部の大きさなどを踏まえて、一人ひとりに合った歯ブラシの使用と歯磨剤を勧めています。スキンケアグッズと同じように、自分に適した質の良いものを選ぶのが大切です。

Q口腔内環境は全身の健康にも関わるのですか?
A
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▲口腔内ケアについて語る葛西院長

近年では医学が進歩し、口腔内細菌が心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病、認知症、肺炎、リウマチなど、全身の病気にも影響することがわかってきました。特に歯周病が進行すると、歯周ポケットに細菌がたまりやすくなり、そこから細菌が血管に侵入して全身を巡り、こうした疾患を招くリスクが高まってしまいます。だからこそ、適切な口腔内ケアが重要です。歯が生え始める乳幼児期、永久歯列がそろう思春期、歯周病の進行が見られる成年・壮年期、歯の損失や咀嚼機能の低下が進む高齢期など、年代に合わせたケアが大切なので、定期的に歯科医院を受診し、適切な指導のもとで予防型歯科医療を受けることを心がけましょう。

ドクターからのメッセージ

葛西 秀夫院長

昔は60歳を過ぎると、総入れ歯という方が珍しくありませんでした。しかし、今は人生100年時代。医療技術や生活習慣の変化により、高齢になっても歯が残っている方が少なくありません。生涯にわたって歯の健康を維持し、人生の喜びの一つである食事を自分の歯でおいしく楽しむためには、適切なケアと自分の健康を自分で守る意識を持つことが重要です。まずは歯科医院を受診して正しい口腔内ケアの方法を知り、歯のプロによる管理を受ける習慣をつけましょう。ぜひお気軽にご相談ください。

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