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花岡 一誠 院長の独自取材記事

花岡歯科医院

(福岡市中央区/薬院大通駅)

最終更新日:2020/08/19

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地下鉄七隈線薬院大通り駅より徒歩5分、高宮通り沿いにある「花岡歯科医院」は1970年に開院した、地域に根差したクリニック。先代の父から同院を引き継いだ花岡一誠(いっせい)院長は、ここで生まれ育ち、幼い頃から地域の人々との交流もあるため、この地域に強い愛着があるのだとか。小児歯科と一般歯科診療に加え、花岡院長がライフワークとしても注力しているのが「スポーツ用マウスガード」の普及。もともとはプロレスラーや体育教師になりたかったことから、歯科医師としてスポーツに携わる仕事がしたいと思い、スポーツ関連の分野に取り組むようになったそう。そんなスポーツを愛し、ユーモアあふれるトークで場を和ませてくれる花岡院長に、これまでの経緯や診療内容、さらにはプライベートまで広く聞いた。
(取材日2020年7月28日)

先代の父から受け継いだ地域に根差した歯科医院

このクリニックを開院されたのはいつですか。

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私が生まれる前の1970年に父が開院しました。最初は向かいのビルでやっていまして、私が2、3歳の頃にこちらへ移転しました。今はマンションが建ち並んでいますが、当時、この近辺に歯科医院は少なかったですし、チンチン電車の時代ですから、のどかでしたね。私が別の歯科医院を経て、ここに戻ってきたのが2001年。小さい頃からここで暮らしていましたから地元への愛着がありました。自分自身、ここで育ち、結婚して子どもが生まれ、ここで子どもを育ててと長く住んでいますので、やはり愛着が強いですね。患者さんも自分の先輩や後輩もいますし、別の地域で診療するのとは違う感覚があると思います。

ここでお父さまと一緒に診療にあたられたんですか?

よく親兄弟と一緒にやるとうまくいかないと言いますが、うちもそうでしたね(笑)。父と私の診療スタイルが違ったことが大きな原因です。でも、不思議なもので年数を経ると、当時は古くさく感じていた父のスタイルも「あれは正解だったんだ」と思うことが次々とありまして。そう感じた時はすでに父と交代した後だったので遅かったのですが、一人で診療するようになって父の偉大さを感じました。父はもう亡くなっているんですが、経営面もそうですし、この地域に住む者としてのふるまい方など、歯科医師としてだけではなくトータル的な部分で、すごい父だったんだと感じる場面がよくあります。父が生きている時は本人もいますから、地域の方もあまり教えてくれなかったですし、偉大さを実感したのは亡くなった後ですね。地域の方から父のいろんな話を聞くことも多くありますので、今後に生かしていきたいですね。

患者層も幅広いそうですね。

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幼稚園や保育園の嘱託歯科医もやっているので子どもさんも多いですし、父から引き継いだ患者さんは80歳を過ぎた方もたくさんいますので、そういう意味では患者層は幅広く、メンテナンスや虫歯で来られる方もいます。そして当院の一番の特徴として挙げられるのは「スポーツ用のマウスガード」。これを積極的に行っていますので、ラグビーや空手、ボクシングなど格闘技や動きが激しいスポーツをしている小学生から社会人の方も多くいらっしゃいます。ぶつかって歯が折れたりすると、一瞬で口の中が悲惨な状態になりますからね。治療する側も、そのような状態で来られるのがつらいです。今後の選手生命にも影響しますし、そんなつらい思いをしないように極力このマウスガードで歯を守っていけたらと思っています。

スポーツ用マウスガードをより浸透させるのが役目

スポーツ用マウスガードに注力されるようになったきっかけをお聞かせください。

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もともとスポーツが好きで、なりたい職業の中に体育教師がありました。ですので、歯科の中でもスポーツに関わりがある分野に力を入れたいといった思いが強かったです。歯科の分野では唯一、「スポーツ用マウスガード」がそれに当てはまる分野でしたので、そこに魅力を感じました。私としては、部活や社会人といった日常でスポーツをされている方。つまり、より多くの方に普及することが私の役目だと思っています。プロ選手だけではなく、より多くの方に知っていただきたいと思って、日々取り組んでいます。

いつ頃から取り組まれているのですか。

私がここに戻ってきてからです。スポーツクラブなどへの普及活動を始めたのですが、一度使ってもらうと良さを実感していただけるようで、そこからはクチコミで広まりました。自由診療にはなるのですが、希望される方がどんどん増えましたね。作製までの流れとしては、まず歯の汚れを取ってから歯型を採るのですが、虫歯が多い方は治療を先にしてからになります。ただ、お子さんや学生の方は虫歯があることが少ないので、ほとんどその日に歯型を採り、急ぎでない場合は3日後くらいに来院いただき、マウスガードを装着、調整までしてお渡ししています。

親御さんがお子さんに、ということで来院されるケースも多いのでは。

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それが一番多いですね。やはりお子さんにケガをさせたくないという親御さんが多いです。そして、そこからまた親同士のつながりでどんどん広がっていくという。お子さんの場合は歯の成長もありますからその成長に合わせて作り変えますが、高校生や大学生、社会人の方などは一般的に1年に一度の交換が望ましいといわれています。また、最近、筋トレされる方も来られます。力を入れる時に歯を食いしばることで奥歯が擦り減りますからそれを防ぐために使用される方も多いです。適用は幅広いですね。

日本の医療が世界に誇る、細かな部分までこだわる治療

では、小児歯科、一般歯科、スポーツ用マウスガードが主な診療内容になるのですね。

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そうですね。私は小児歯科も一般歯科も保険治療範囲内でクオリティーの高い治療が日本では行えると思っています。日本は外国に比べると診療にかかる費用が安いのですが、だからと言ってクオリティーが低いかというと、そんなことはまったくないんですよ。むしろ細かな部分まで精密に行うことを得意としている人が日本では多いので、日本の歯科医療が世界に誇れる点はそこだと思っています。ですので、私はなるべく保険診療内でできる治療は保険診療で行うことを大事にしています。メリットデメリットという部分を考えると、患者さんの価値観にもよりますが、私はインプラントではなく、保険診療であるブリッジや義歯を重要視しています。患者さんのことを考えると、できる限り患者さんが負担する医療費を安く抑えたいですからね。

院長が診療する上で心がけていることは何ですか。

院内に穏やかな空気が流れるような雰囲気づくりを心がけています。患者さんに寄り添った診療というのは当たり前のことで、その中でも患者さんの表情を見逃さないことが大事だと思っています。先日も「痛いから、何とかしてほしい」という患者さんが来られましてね。神経を取らないといけない状態だったので、説明をしてご納得された上で治療を行ったんですが、その時に目がピクっと動いたんですよ。やってほしいという言葉とは裏腹に怖がっておられる様子が感じられたので、「今日は無理しなくてもいいですよ」とお伝えすると、「そうします」とおっしゃって応急処置と痛み止めの処方で終わったんですね。やはり、会話の中にはない患者さんの本心というのもありますので、そこは見逃さないようにしています。気持ちの準備ができていない上に恐怖心もあると、途中で気分が悪くなられる可能性もありますからね。

では最後にプライベートについてもお聞かせください。

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うちは共働きですので、休日は子どもの塾の送迎、その合間に家の掃除、草取り、あとご飯を作ったり。そんな感じで休みの一日が終わってしまうので、面白い話はないですよ(笑)。実は昔、プロレスラーになりたかったんです。また、プロレスラーってちゃんこ鍋をよく食べるので、料理はちゃんこ鍋を作ることが多いです。プロレスの規定の身長に足りなかったので、いりこを食べたり、牛乳をたくさん飲みましたが、結局背は伸びず断念しました(笑)。先ほど体育教師になりたかったと言いましたが、一番最初になりたかった職業はプロレスラーなんです。プロレスラーになりたかったことも、スポーツ用マウスガードに力を入れていることにつながっています。スポーツ用マウスガードの普及は今後も変わらず力を入れてやっていきたいと思っていますので、興味のある方はぜひ一度いらしてください。しっかりご説明いたします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

スポーツ用マウスガードの作製:3400円~(年齢や競技によって費用が変わることもあります)

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