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皮膚のトラブル
自己解決せず専門家に相談を

吉田皮ふ科・形成外科クリニック

(太宰府市/西鉄五条駅)

最終更新日:2023/03/13

吉田皮ふ科・形成外科クリニック 皮膚のトラブル 自己解決せず専門家に相談を 吉田皮ふ科・形成外科クリニック 皮膚のトラブル 自己解決せず専門家に相談を
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ニキビやアトピー性皮膚炎、じんましん、とびひ(伝染性膿痂疹)などの皮膚疾患、肌荒れ、しみといったトラブルと、肌の悩みに頭を抱えている人は少なくない。スキンケア用品や塗り薬など市販されているものも多く、ちょっとした症状であれば医療機関にかからずに対処することもあるだろう。しかし間違った薬を使ってしまったり、間違った塗り方をしてしまったりすれば、症状が悪化してしまう可能性も。そこで皮膚疾患はもちろん、しみのケア、耳の形態異常など形成外科疾患まで幅広い領域をカバーするのが「吉田皮ふ科・形成外科クリニック」だ。「肌にトラブルがあれば、まずは専門家に相談してほしい」と話す吉田一暁院長に、さまざまな皮膚疾患やトラブルについて詳しく話を聞いた。

(取材日2023年2月20日)

さまざまな皮膚疾患や皮膚トラブルに専門家としての見地からアドバイス

Q市販薬も多い皮膚疾患や皮膚トラブルですが受診するメリットは?
A
吉田皮ふ科・形成外科クリニック 皮膚トラブルがあった際は、専門家に相談することが重要

▲皮膚トラブルがあった際は、専門家に相談することが重要

もちろん市販薬で問題ない場合も多々ありますが、大前提としてきちんと症状に合った薬を使うことが重要です。間違った薬を使ってしまうと、治りにくかったり、症状がひどくなってしまったりすることがありますからね。そのためまずは客観的なチェックとして病気を診断してもらったほうが良いでしょう。それに一般的な薬局で売ってあるものと、クリニックで処方できるものとでは使っている成分や濃度が違うので期待できる効果も変わります。症状ごとに市販薬で大丈夫なのか、それともきちんと処方した薬を使ったほうが良いのかを含めたアドバイスもできますので、皮膚トラブルがあった際には自分で判断せず専門家に相談することをお勧めします。

Qニキビの悩みも多いですが具体的な治療法を教えてください。
A
吉田皮ふ科・形成外科クリニック 薬の強さ、塗る量、塗る回数のバランスが塗り薬の効き目を左右

▲薬の強さ、塗る量、塗る回数のバランスが塗り薬の効き目を左右

確かにニキビで受診される方は多いですね。基本的には炎症を抑えたり、毛穴の詰まりを除去したりする目的の塗り薬がベーシックな治療になりますが、途中で薬をやめてしまう方が多いんです。症状が良くなっても、薬を塗り続けることで良い状態のキープをめざすことが大切です。また思春期には成長ホルモンの影響でニキビができることが多いものの、大人のニキビは食生活やストレスなど、生活の乱れが原因のため、塗り薬だけではなく体を整えるために漢方を処方するケースもあります。炎症を早く抑えるという目的から見れば、ニキビを潰すことは決して駄目な処置ではありませんが、状態によっては触らないほうが良いものもあるので注意が必要です。

Qお子さんではどのような疾患での相談が多いのでしょうか?
A
吉田皮ふ科・形成外科クリニック 新生児から高齢者まで、幅広い診療に対応

▲新生児から高齢者まで、幅広い診療に対応

赤ちゃんだとおむつかぶれや湿疹、あざでの相談が多いです。あとは耳の形態異常。生まれた時に耳が埋没していたり、折れ曲がっていたりするもので、そのまま成長するとマスクがつけられないなどの支障が出ることがあります。生後半年くらいまでの軟骨がやわらかいタイミングで矯正器具をつければ改善が期待できますが、1歳を超えると手術が必要になることが多いです。アトピー性皮膚炎で来られる方も多いですが、治療歴や症状の重さなど条件によっては注射を使った治療も可能になったので、まずは相談ください。あとはあせもやイボ、ニキビなどの相談に加え、形成外科も標榜しています。けがをきれいに治してほしいという方も来院されますね。

Qしみのレーザー施術にも対応されているそうですね。
A
吉田皮ふ科・形成外科クリニック 一人ひとりのニーズに合わせてさまざまな治療法を提案

▲一人ひとりのニーズに合わせてさまざまな治療法を提案

しみやあざなどのケアには、症状によってレーザーの施術も行っています。レーザーに関しては個人差があるものの、やはり多少の痛みはあります。痛みが強い方は麻酔のクリームを塗ってから施術することができます。あざの種類や大きさによって治療期間は変わりますが、保険診療で治療する場合、3ヵ月に1回の周期で3〜6回程度治療を行います。しみの場合はおおむね1回ですが、しみが何らかの疾患にあたるかどうか、一度受診して診断を受ける必要があります。最近は男性からのしみ相談も多くなりましたよ。

Qそのほかに受診の多い肌トラブルや悩みはありますか?
A
吉田皮ふ科・形成外科クリニック どんな小さなことでも気軽に相談を

▲どんな小さなことでも気軽に相談を

女性だとトラブルが多いのは目の周囲。皮膚が薄いため、指で擦ったり、洗いすぎたりするとすぐに荒れてしまいますから、洗顔やクレンジング、化粧などをする時には気をつけるようにしてください。目の周囲では上の瞼がうまく上がらないという眼瞼下垂の手術を希望されていらっしゃる方も多いですね。形成外科領域ではありますが、ほかにもまつ毛が目に当たって涙が出るという方の逆まつげの手術、巻き爪や粉瘤の処置なども行いますし、冬になるとやけどで受診される方も増えます。皮膚科と形成外科に対応できるためバラエティーに富んだ相談があるのですが、いろいろな症状に対応できるというのは当クリニックの特徴かもしれませんね。

ドクターからのメッセージ

吉田 一暁院長

皮膚はとても薄い膜でできています。特に顔の皮膚は薄く、優しく扱うことが重要です。例えば汚れていると思って頻繁に洗顔する方がいらっしゃいますが、実際はそれほど汚れていないので必要以上に洗わないように気をつけてみてください。化粧水や乳液、薬について共通して言えることは、過剰に塗りつけたり、擦りつけたりしないこと。基本的には肌に乗せるようなイメージで使ってください。肌にとっては規則正しい生活も大事。特に睡眠は肌質を保つために欠かせませんから、しっかりと寝てバランスのとれた食生活を心がけてください。そしてトラブルがあった際は自己解決するだけではなく、一度専門家に相談してみましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみのレーザー施術/3000円、矯正器具/7000円程度

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