月経困難症、PMS、更年期障害
困っているなら産婦人科に相談を
井上産婦人科クリニック
(北九州市八幡西区/黒崎駅)
最終更新日:2026/07/01
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産婦人科は足を運びにくいというイメージは、子宮内膜症などの発見の遅れや予防の妨げにもなっている。黒崎駅から徒歩5分の場所にある「井上産婦人科クリニック」では、月経困難症やPMS(月経前症候群)、更年期障害、不妊症、不育症など、産婦人科にまつわる幅広い悩みに対応。「大切なのは適切な診断をつけ、それに応じた治療法を提案し、患者さんに納得した上で選んでもらうこと。だから丁寧な説明が大事なのです」と井上統夫先生は話す。最近では月経困難症の緩和を目的にピルを活用する患者も増えており、正しい情報の提供が患者を救うケースもあるという。地域密着型の産婦人科としてどんな年齢の患者の悩みにも丁寧に向き合っていく姿勢の井上院長に、同院が対応する婦人科疾患と、具体的な治療などについて話を聞いた。
(取材日2026年5月21日)
目次
月経困難症やPMSなど身近な悩みから不妊症まで対応。適切な診断と知識の提供で患者の治療の道筋をつける
- Q月経困難症やPMSの相談が、特に多いそうですね。
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A
▲どんな小さなことでも、気軽に相談してほしいと語る院長
月経困難症は月経中に起きる腹痛などの症状、PMSは月経が始まる数日前から起こるむくみや痛み、気分の変調などの不快な症状を指します。いずれも原因を見つけ、しっかり診断をつけるよう心がけています。適切な診断がつけば、より適切な治療を提案できますからね。月経困難症の原因の多くは子宮内膜症と考えられます。内診もしくは腹部エコーや直腸診で検査を行い、がんなどの大きな疾患がないことを確認した上で、治療方針をいくつか提案します。患者さんが自分の体の状況を把握し、適した治療は何かを選択できるよう丁寧に説明を行っています。
- Qピルなどの薬の処方についてお聞かせください。
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A
▲初診だけでも医院に足を運び、不調の原因を突き止めることが大切
最近はオンライン診療でもピルを処方できるようになりましたが、前述したように医療機関で不調の原因を突き止めることが非常に重要です。なのでオンライン診療を利用したい場合は、初診だけでも婦人科に足を運んで原因を精査すると良いでしょう。月経困難症の原因の多くに子宮内膜症が隠れていることもありますが、不調を改善したい人と妊娠を望んでいる人とでは、提案する治療がまったく異なります。また、10代で月経困難症がある方は、ない方に比べて10年後に子宮内膜症が見つかる確率がかなり高いといわれています。つらい症状があって困っている方は、無理な検査はしませんので、将来のためにも我慢せずに婦人科で相談してください。
- Q更年期障害の特徴や、治療法について教えてください。
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A
▲資料などを用いて、丁寧に説明を行う
一般的に更年期は閉経前後5年の45〜55歳頃とされますが、個人差もあります。症状の内容や始まった時期を丁寧に確認しながら、患者さんが何に困っているか、どのように解決したいかを話し合い、治療方針を決めていきます。ほてり、頭痛、気分の落ち込み、疲れやすいなどの不定愁訴と呼ばれる症状が多く、そのうち冷え、のぼせ、ほてりなどの血管運動障害が原因の症状はホルモン補充療法を行うことで済む場合が多いです。症状やご本人の希望によっては、漢方薬での治療も行っています。症状の緩和に努めるだけでなく、重大疾患の兆候にも常に目を光らせています。「更年期だから仕方ない」と諦めず、ぜひ相談に来てほしいと思います。
- Q産婦人科ではどのような検査に対応していますか?
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A
▲女性の一生の健康サポートに貢献したい
子宮頸がん検診、子宮体がん検査、月経不順や無月経の原因を調べるホルモン検査に対応しています。ホルモン補充療法開始後はホルモン検査ができなくなるため、必要な方には初診時に実施します。現在の症状が将来の体に与える影響を、患者さん自身が正しく理解することが大切です。「月経痛は子宮内膜症のサインでもあるため、将来を見据えた低用量ピルの適切な使用が大切」など、治療の意味を具体的にお伝えし、患者さんが前向きに取り組めるよう努めています。また、子宮頸がんや風疹のワクチン接種にも対応しています。北九州市では、風疹の抗体検査・ワクチン接種への助成制度もあります。妊娠を希望する方などは、ぜひ活用してください。
- Q不妊治療はどこまで対応しておられますか?
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A
▲小さな不調を見逃さずにクリニックを受診しよう
不妊治療の基本であるタイミング療法までです。大事なのはご夫婦の治療スタンスの確認です。女性が35歳以上で不妊期間が長い場合や体外受精をしたい場合などは専門のクリニックに紹介しますが、自然な妊娠を望むのであれば当院での治療も良いでしょう。不妊治療における当院の役割もやはり、不妊治療の知識をご夫婦にお伝えし、理解していただくこと。特に女性の年齢は大きな因子になりますし、卵管が狭くなる・詰まっているのであれば自然妊娠が困難なので、体外受精を考慮しなければなりません。ご夫婦が何を望まれ、そのためにはどうすれば良いのか。それを相談する場所として当院を活用してくださるとうれしいですね。
自由診療費用の目安
自由診療とは緊急避妊ピルの処方/1万3200円~

