全国のドクター12,714人の想いを取材
クリニック・病院 158,428件の情報を掲載(2024年7月27日現在)

  1. TOP
  2. 福岡県
  3. 北九州市小倉北区
  4. 西小倉駅
  5. みどりヶ丘クリニック
  6. 首・肩・腰・膝・痔に至るまでさまざまな「痛み」へのアプローチ

首・肩・腰・膝・痔に至るまで
さまざまな「痛み」へのアプローチ

みどりヶ丘クリニック

(北九州市小倉北区/西小倉駅)

最終更新日:2023/08/10

みどりヶ丘クリニック 首・肩・腰・膝・痔に至るまで さまざまな「痛み」へのアプローチ みどりヶ丘クリニック 首・肩・腰・膝・痔に至るまで さまざまな「痛み」へのアプローチ
  • 保険診療

一言で「痛み」と言っても、その痛みの範囲は幅広く、頭からつま先にまで及ぶ。内科、小児科、胃腸内科、消化器内科、外科、肛門外科、麻酔科、救急科と幅広い診療を行っている「みどりヶ丘クリニック」。同院で院長を務める裴惺哲(はい・せいてつ)先生は、さまざま診療科で研鑽を重ねてきたキャリアと、救命救急で培った迅速な判断力を生かし、日々多種多様な「痛み」に対峙している。「みどりヶ丘クリニックに行けばなんとかなる」。そんな地域に頼ってもらえるようなホームドクターをめざしているとほほ笑む裴院長。首・肩・腰・膝から、なかなか相談しづらい痔の痛みまで、日本救急医学会救急科専門医、日本外科学会外科専門医、日本麻酔科学会麻酔科専門医ならではの痛みに対するアプローチ法を聞いた。

(取材日2023年7月11日)

頭からつま先まで幅広い多種多様な「痛み」へのアプローチで、QOL(生活の質)の向上を

Q先生は日本外科学会外科専門医の資格を持たれているそうですね。
A
みどりヶ丘クリニック 地域にしっかり根づき、患者それぞれの「痛み」に応える

▲地域にしっかり根づき、患者それぞれの「痛み」に応える

ええ、開業前は救急医療にも携わっていましたので、外科領域に限らず、さまざまな痛みに向き合ってきました。そういったこれまでの経験から、当院では飲み薬をはじめ、ブロック注射、点滴による痛みへのアプローチも可能です。また、末期がんなどの緩和ケアの経験もあるのですが、そのような際も痛みを和らげるための処置を行います。このように幅広い痛みに関する研鑽を重ねてまいりましたので、在宅医療中のご家族がいらっしゃる方からのご相談を受けることもあります。終末期医療に直接携わることができなくともアドバイスすることは可能ですので、何か気になることや、ご家族のお世話で悩まれていることがある際はお気軽にご相談ください。

Q痛みに対する治療のブロック注射について詳しく教えてください。
A
みどりヶ丘クリニック 「痛み」に対して、幅広い選択肢の中から適した方法を提案

▲「痛み」に対して、幅広い選択肢の中から適した方法を提案

よく椎間板ヘルニアなどの痛みに対する処置として耳にされることが多いのではないでしょうか。ブロック注射は、痛みを感じる部位の神経付近に麻酔薬を注射することで痛みの改善をめざします。適用は幅広く、特に肩や腰などに実施することが多いですね。一言で「痛み」と言っても段階があります。最初のステップとしては飲み薬や湿布薬で様子をみますので、その次のステップがブロック注射と思っていただけるとわかりやすいかもしれませんね。もちろん痛みによっては最初からブロック注射を行うケースもありますが、基本的には段階に応じたアプローチを実施。最終的な手段としては手術となりますので、その際は適した医療機関をご紹介します。

Qブロック注射には痛みやデメリットはあるのでしょうか?
A
みどりヶ丘クリニック 治療の特徴をわかりやすく説明

▲治療の特徴をわかりやすく説明

ブロック注射と聞くと「とても痛い」と思われがちなのですが、当院で実施しているブロック注射は、採血の時に使う針よりも細い針で浅い部分に打つのが特徴ですので、ちくっとするわずかな痛みを感じられる程度でしょう。深い箇所に注射をすると痛みや出血、しびれなどの危険を伴いますので、それがデメリットにつながる場合がありますが、そのようなリスクを回避すべく、当院では浅い箇所に打つのが特徴です。そのため、皆さんが抱かれているブロック注射に対するご不安を軽減できるのではないでしょうか。また、ブロック注射には血流を良くするための目的もあり、血流改善による痛みの緩和も期待できます。

Q痛みに対する診療の一貫として肛門疾患も診られているとか。
A
みどりヶ丘クリニック これまでの経験と専門性を生かし、迅速に対応できるように

▲これまでの経験と専門性を生かし、迅速に対応できるように

開業までは外科、麻酔、救急の分野で特に研鑽を積み、さらに熊本市の大腸や肛門の疾患の診療を得意とする高野病院で消化器内科や肛門外科の経験も積みました。その経験を生かし、肛門疾患や、イボ痔、切れ痔、痔ろうなど痔の診療を行っています。塗り薬による治療が主ですが、注射による日帰り手術も可能です。手術というと、これまでは入院を伴う痔の切除が主でしたが、今は痔に注射をして小さくすることをめざす治療法が新たに加わりましたので、日帰りで実施できるようになりました。これは入院も切除も必要としない日帰り手術ですので、患者さんのご負担軽減につながり、受けやすいのではないでしょうか。

Q手術に恐怖心を抱く方も多いのではないでしょうか。
A
みどりヶ丘クリニック かかりつけ医として安心できる環境を提供。気軽に相談を

▲かかりつけ医として安心できる環境を提供。気軽に相談を

従来の痔を切除するための手術であれば、確かに恐怖心を抱かれる方も多いでしょう。しかし、当院で行っている日帰り手術は、切除ではなく、注射で痔を小さくするための手術ですので、多くの方がイメージするような怖いものではありません。手術と聞くとどうしても「怖い」と感じられるかもしれませんが、内容をご説明すると安心してもらえるのではないでしょうか。患者さんは若い方から高齢者まで幅広いです。出産後の女性も痔に悩んでいる方が多く、お子さんの世話もあるため入院はできないといった方も、日帰りなら受けやすいと思います。お子さんの受診の際にご相談いただいても構いません。気軽にお声がけいただければと思います。

ドクターからのメッセージ

裴 惺哲院長

頭痛などの不定愁訴や擦り傷、打撲、捻挫、骨折など、頭からつま先まで多角的な目線でさまざまな痛みにアプローチできることが同院の強み。痛みを感じる部位によっては一刻を争う疾患もありますので、そのようなケースでは救急医療で身につけた迅速な判断力がお役に立てるのではないかと思います。痔の日帰り手術に関しては、午前中に来院いただいた場合、お昼前後にはお帰りいただくことが可能。強い痛みなどを感じることがないよう、鎮静剤などを用いて行います。術後も運動は控えていただく程度でいつもと変わらず過ごしていただけます。痛みで悩んでいる方は、お子さんから高齢の方まで年代問わずお気軽にご相談ください。

Access