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田村 大介 院長の独自取材記事

田村クリニック

(宝塚市/逆瀬川駅)

最終更新日:2022/11/08

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阪急今津線の逆瀬川駅から徒歩約4分の場所に位置する「田村クリニック」は、1991年に田村伸介前院長が開院し、以来かかりつけ医として地域医療に貢献してきた。2012年から同院での診療を始め、現在、前院長より運営を引き継いだ息子の田村大介院長は、父と同じく日本呼吸器学会呼吸器専門医であり、日本内科学会総合内科専門医の資格も持つ。神戸大学医学部附属病院に勤務して多くの研鑽を積んできた経験を生かして診療を行う。「これまで父が築いてきた地域の皆さまとの信頼関係を大切に、患者さんに納得いただけるようわかりやすい説明と安心できる医療に努めたい」という大介院長に話を聞いた。

(取材日2019年8月30日)

呼吸器内科を専門に広く内科診療を行うかかりつけ医院

大介先生は2012年からこちらのクリニックで診療されているそうですね。

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はい。当クリニックは、父が1991年に開業し、長年地域の近隣の方に来院いただいています。私がいつかは引き継ぐつもりでいましたが、その頃は神戸大学病院に勤めていました。ただ2012年に父が入院することになったんです。そこで急きょ診療の手伝いをするようになり、今に至ります。5〜6年かけて少しずつ診療を引き継ぎ、今年の春に大学病院を辞め、今は私が中心に診療するようになったところですね。今でも父は週に2回は診療しています。

現在はどのような患者さん、診療が多いですか?

父の代からの患者さんも多く、呼吸器関連の疾患はもちろん、風邪を含めた一般的な内科疾患や生活習慣病、予防接種などさまざまな診療を行っています。私が診療するようになって、改めてわれわれが呼吸器専門医であることにフォーカスしたホームページを作ったり、告知したりしたので、最近は呼吸器関係の患者さんがさらに増えてきました。風邪の咳や喘息性の咳で悩まれる方が多いですね。年齢層も10代、20代の若い方から中高年、ご高齢の方まで幅広いです。風邪の類いであれば、お子さんも断らず診療させていただいています。小児科特有の疾患が疑われる場合は、小児科専門の先生にご紹介しますし、大人の方も専門的な医療が必要な場合は適切な病院につなぎます。

やはりお父さまの影響で医師を志したのでしょうか?

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どうでしょうね。親から医師になってほしいというようなことは一度も言われたことがないんですけど、幼稚園の卒園アルバムに「大きくなったらお医者さんになりたい」と書いてましたから……。小さい頃から父の背中を見て、人の役に立つ仕事だと考えていたのだと思います。医師以外の仕事を具体的に知らなかったということもあるかもしれませんね。うちは3人兄弟で3人とも医療系の仕事に就いています。長男の私が呼吸器を専門にしたので父の仕事を引き継ぐことになりましたが、真ん中の弟は歯科医師、末の弟は形成外科の医師なんです。

「咳」に関する診断・治療を専門に診療

ご専門の呼吸器について、お聞かせください。

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呼吸器内科といわれてもピンとこない方もおられるかもしれませんが、呼吸に関わる肺や気管支の病気を専門的に診ます。具体的には気管支喘息や肺炎、気胸、肺気腫、肺がん、肺結核などの呼吸器疾患の診断・治療ですね。クリニックに来られる方は咳の悩みが多いですが、咳について語ると一冊の本になるくらい専門性が高いんですよ。喘息性の咳が多いですが、結核や肺がんのような難しい病気が隠れている場合もあるので、レントゲンできちんと評価して咳の原因をつきとめ、見極めることが重要です。一般的に呼吸器内科を専門にする医師は、呼吸の管理やレントゲンの評価が得意ですし、そういう観点からも一般的な風邪の診断についても判断・対応が得意だと思いますよ。

大学病院でのさまざまな臨床経験が役に立っているのですね。

私自身は最初から呼吸器内科を志望して、専門的に研修を積ませてもらいました。兵庫県立がんセンターでの1年間の研修は肺がんの患者さんばかりで、大学病院でも肺がんの治療や緩和医療もたくさん経験しました。大学に戻ってからは主に肺がんを研究するグループに所属し、中でも気管支内視鏡の検査、診断に力を入れていました。その後大学教員としても、学生さんや研修医に教えてきました。呼吸器内科医師、いや、そもそも医師として一番大事なのは人に対する優しさを持つことだと思っているので、ことあるごとに若い子に伝えてきましたね。そういった経験やつながりを生かして、クリニックでの診療を行っていますし、近隣の基幹病院の呼吸器内科と密に連携を取っています。

患者さんと接する時に心がけていることはありますか?

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喘息など継続的な治療が必要な疾患でも、症状が治まると薬をやめてしまう患者さんがいます。治療の大切さや見通しについて理解していただくために、わかりやすく説明するように心がけています。それと、「正しい治療を行う」ことを大事にしています。風邪1つとっても基本のガイドラインに沿って科学的な根拠に基づいた診療をして、必要な時に必要な薬を適切に出すこと、不必要な薬は出さないことが大切だと考えています。ただ、ガイドラインに沿って画一的な治療をするだけではなく、患者さんの年齢や環境、それぞれのニーズや思いに合わせた治療をしていきたいですね。また当院ではスタッフ一同、患者さんに長い時間お待たせしないというポリシーでやってくれています。ベテランのスタッフが多く私から見ても、事務的な業務処理がすごく速く、無駄な時間がほとんどないのではないでしょうか。

長年の信頼関係を大切に、地域医療に貢献したい

クリニックの診療に携わるようになっていかがですか?

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実際に当院で働くようになって、地域の方の健康についてより深く考えるようになりましたね。父が総合内科的な要素をもって地域のかかりつけ医としてずっとやってきました。以前からの患者さんも多く、これまでの方針から外れないようにクリニックを引き継いできました。父は私などまねできないくらい真面目にずっとクリニックの診療を続けてきて、医師として改めて尊敬します。患者さんからみると父は体も大きく、ベテランで安心感があるでしょう。私は人間的に未熟な部分もまだまだあると思いますし、体もそこまで大きくないので安心感では父に少し劣るかもしれません(笑)。でも、長年築いてきた地域の皆さまとの信頼関係は大切にしながら、そろそろ私の色も出して少しずつクリニックを進化させていきたいなあとも考えているところです。

お忙しい毎日ですが、休みの日はどのように過ごしていますか?

子どもがまだ小さいので、休みの日は家で子どもたちとの時間を大切にしています。趣味のゴルフにも行きたいのですが、最近はなかなか行く時間がないですね。ただ、勤務医時代と比べると急な呼び出しもなく、規則正しい生活です。他に代わりがいないし休めない仕事ですから、健康には気を使うようになりましたね。診療のときには必ずマスクをして風邪やインフルエンザにも気をつけていますし、将来的に大きな病気にならないように、日頃の健康管理もしています。また、生活習慣病の予防の意味も含めて、診療の合間にはジムに行って体を鍛えていますよ。

クリニックの今後の展望についてお聞かせください。

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私自身はさらに診療経験を積み自己研鑽も続け、呼吸器内科医師としての専門性を高めながらも、総合内科専門医として内科全般を詳しく診ることのできる医師をめざしています。院内のリニューアル工事が終わり、9月上旬からリニューアルした新たなクリニックで診療をしています。診療については今までどおり、呼吸器内科の専門クリニックとして、また総合的に診療を行う内科としても、日々の健康で心配なことがあればまずは気軽に相談していただける窓口になりたいですね。これからも引き続き地域の医療に貢献していきたいです。

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