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適切な時期に受診すれば怖くない
一人一人に合わせた白内障手術

ししだ眼科クリニック

(明石市/西明石駅)

最終更新日:2024/02/09

ししだ眼科クリニック 適切な時期に受診すれば怖くない 一人一人に合わせた白内障手術 ししだ眼科クリニック 適切な時期に受診すれば怖くない 一人一人に合わせた白内障手術
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若い頃は視力に問題がなく眼科には縁がなかった人でも、40歳頃から少しずつ感じるようになる視力の衰え。目のかすみや疲れ、視力の低下を感じて「年を重ねたのだから仕方がない」と諦めている人は多いのではないだろうか? しかし、老化だと思っているその症状の中には、白内障や緑内障などの病気が紛れている可能性があると、明石市にある「ししだ眼科クリニック」の宍田克己院長は話す。特に加齢による白内障や緑内障は早い人で40代頃から徐々に始まる場合が多く、白内障の場合80歳頃にはほとんどの人が発症しているといわれるほど身近にある病気だ。その割に自覚症状が少ないこともあり、かなりひどくなるまで治療を受けずにいる人も。そこで今回は、白内障手術の経験が豊富な宍田院長に、白内障について詳しく解説してもらった。

(取材日2023年12月16日)

白内障は適切な時期に手術をすれば怖がる必要はない

Q40代頃から見えにくいと訴える人が多くなるのはなぜですか?
A
ししだ眼科クリニック 視力に変化を感じたら、早めの受診を

▲視力に変化を感じたら、早めの受診を

一般的に40歳前後から目がかすむ、手元にピントが合いにくいなど、老眼による症状を実感する人が増えます。しかし白内障や緑内障の患者さんが増え始めるのもこの頃からで、これらの病気はある日いきなり発症するわけではなく、最初は目のかすみや目の疲れ、まぶしく感じるなど小さな症状から始まります。老化現象は誰にでも起きることですが、疾患を「年だから仕方がない」と放置すれば失明する恐れもあります。視力に変化を感じたら早めの受診をすることはもちろん大切ですが、自覚症状がなくても病気を発症していないか定期検査を受けることも重要です。

Q白内障とはどのような状態を指すのでしょうか?
A
ししだ眼科クリニック 眼底検査と眼圧検査では、目に関する多くの情報が得られる

▲眼底検査と眼圧検査では、目に関する多くの情報が得られる

白内障は、目の中でレンズの役割を果たす透明の水晶体が濁り、光が通りにくくなって視力低下する病気です。例えるなら白髪のようなものなので、誰にでも起こる可能性があります。初期症状はほぼないものの、症状が進めば光をまぶしく感じる、視界がかすむ、物が二重三重に見える、昼と夜で見え方に違いが出る、老眼鏡をかけても文字が見えにくい、視力低下などの症状が現れます。特に痛みや充血などがないことやゆっくり進むことから受診が遅れ、発見した時にはかなり症状が進んでいることも少なくありません。

Q白内障の治療方法について教えてください。
A
ししだ眼科クリニック 40歳を過ぎたら年に一度の検査を推奨している

▲40歳を過ぎたら年に一度の検査を推奨している

白内障の治療方法は、外科手術が基本です。初期の場合、進行抑制を期待して点眼薬を使用する場合もありますが、発見時の状態やクリニックの方針によって、手術を前提に経過観察のみ行う施設もあります。手術は濁った水晶体を超音波で破砕吸引し、眼内レンズを挿入する日帰り手術です。合併症の発生はしにくく、多くは15分〜20分ほどで終了する安全性に配慮された手術です。ただし白内障が進行していると手術の難易度も上がりますし、古い術式で行う必要性が生じた場合術後の乱視が増えるなど視機能が良好とは言えない場合もあります。緑内障のある方は短時間で同時手術も可能です。手術後は感染症予防の点眼薬を使用しながら経過観察します。

Q白内障手術は痛いのでしょうか。
A
ししだ眼科クリニック 手術時の痛みなどの不安要素にも寄り添う

▲手術時の痛みなどの不安要素にも寄り添う

手術時の痛みは個人差があり、「何ともなかったよ」と仰る方もいらっしゃれば目の構造の問題で痛みの出やすい方もいます。当院では適応のある方は笑気麻酔を使用しています。笑気麻酔は小児でも可能な麻酔で、お酒で酔ったような大らかな気持ちになり痛みを感じにくくするために用います。手術に対する不安で術中無意識に目をキョロキョロする方も笑気麻酔が適しており、手術をスムーズに行えることが期待できます。笑気麻酔はやめた直後でもすぐに体内から排出されるので手術後すぐに動けますし、手術をより痛み少なく安全に配慮して遂行するなら笑気麻酔をお勧めします。痛みについては必要以上に怖がる必要はありません。

Qこのクリニックならではの特徴を教えてください。
A
ししだ眼科クリニック 患者に合った眼内レンズの度数を決めるため、検査機器を複数用意

▲患者に合った眼内レンズの度数を決めるため、検査機器を複数用意

術後の見え方に関係する眼内レンズの度数の精度にこだわっています。通常眼内レンズの度数を決定する際、測定に用いる機械は1台で術前検査後に一度決めれば事足りるのですが、度数決定でどうしても避けられない誤差が生じるケースがあり、それを少しでも減らすため当院では異なる3台の検査機器を用いて測定し、それぞれの結果を比較して決定しています。それでも誤差の生じる可能性がある方には手術中にORAシステムを用いて計測し最終決定を行う場合もあります。また両眼手術の方は初回手術のデータの誤差を反映して2回目の眼内レンズの度数を決めるため、視能訓練士とともに最後までその方のベストの度数の選定をめざします。

ドクターからのメッセージ

宍田 克己院長

年齢とともに見えにくさや目の疲れ、かすみを感じるのは仕方がないことかもしれません。しかし、その症状が年齢を重ねたから起きるものなのか、病気から来るものなのかは検査をしてみないとわかりません。「病院が苦手」「手術が怖い」と思うのは仕方がないことですが、眼科の検査や手術は不快感も少なくそれほど時間もかかりません。白内障を含め目の病気も早期発見・早期治療が大切です。40歳を過ぎたら定期検査が必要なのはもちろん、特に「最近なんだか見えづらいな」と感じるようになったら、一度眼科で検査を受けてご自身の目の健康を確認していただきたいと思います。不安なこと、わからないことがあればぜひ気軽にご相談ください。

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