全国のドクター14,298人の想いを取材
クリニック・病院 157,273件の情報を掲載(2026年7月12日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 東大阪市
  4. 布施駅
  5. 医療法人 寺村医院
  6. 寺村 晋 院長

寺村 晋 院長の独自取材記事

寺村医院

(東大阪市/布施駅)

最終更新日:2026/07/06

寺村晋院長 寺村医院 main

近鉄大阪線・布施駅北口より徒歩2分の場所にある「寺村医院」は、50年以上にわたって地域医療を支えてきた歴史あるクリニックだ。開業時は内科・産婦人科として、その後は内科・乳腺外科として地域に親しまれてきたが、2026年6月、3代目となる寺村晋院長が就任。整形外科・リハビリテーション科を中心とした診療体制へとリニューアルし、新たに設けたリハビリ室では理学療法士による専門的なリハビリにも対応できるクリニックへと生まれ変わった。「地域の皆さんにはまだまだこれまでの印象が強く、整形外科としてのイメージはないかもしれませんが、体の痛みやリハビリで悩んでいる方の力になりたい」と力強く語る寺村院長に、同院がめざす地域医療のかたちや、整形外科診療にかける思いについて詳しく聞いた。

(取材日2026年6月24日)

歴史あるクリニックを継承し、新しいクリニックへ

まずはクリニックの成り立ちについて教えてください。

寺村晋院長 寺村医院1

当院の始まりは、私の母方の祖父がこの地で開業した医院です。当時は産婦人科や小児科を中心に診療を行う、いわゆる「町医者」として地域の皆さんの健康を支えていました。現在のビルが建つ前は戸建ての医院で、そこで生まれた方が今でも近くの商店街で働いておられるなど、長年にわたって地域とともに歩んできた歴史があります。その後、母が医院を継承し、内科や乳腺外科の診療を行うようになりました。スタッフも女性が中心だったことから、自然と女性が受診しやすい雰囲気となり、地域の皆さんからはレディースクリニックのような存在として親しまれてきました。そして2026年6月に、私が3代目として医院を継承しました。地域に根差した医院という土台はそのままに、私の専門である整形外科を中心とした診療へと発展させました。

新しくなったクリニックについてお聞かせください。

継承にあたり、クリニックを全面的に改築しました。以前は1階だけで診療を行っていましたが、整形外科を中心とした診療体制に合わせて機能を拡充し、2階にはリハビリ室を新設しています。また、足腰に不安のある患者さんも多く来院されることから、エレベーターを設置。院内は全館バリアフリーとなっています。設備面では、エックス線撮影装置や超音波検査機器を備え、骨密度測定装置も導入予定です。整形外科では、診察はもちろん、検査結果をもとに適切な治療方針を立てることも重要ですので、必要な検査を院内で完結できる体制を整えています。また、院内のデザインも一新しました。整形外科というと青を基調としたデザインが多いのですが、当院では紫とグレーを取り入れ、落ち着きがありながらも親しみやすい雰囲気を意識しています。

診療体制について教えてください。

寺村晋院長 寺村医院2

当院では私が整形外科を担当し、腰痛、膝痛、骨粗しょう症、スポーツ障害などの一般的な整形外科疾患を幅広く診療しています。月曜と金曜の午前中は二診体制としており、これまで診ていた内科のほか、外科の診療も実施しています。長年通院されている患者さんもいらっしゃいますので、受診のついでに体の痛みに関する相談をしてもらえるとうれしいですね。もちろん、整形外科を受診された患者さんも、血圧や糖尿病などの管理についてもご相談いただけます。症状ごとに別々の医療機関へ通う負担を減らし、一つのクリニックでできるだけ完結できる体制を整えている点は、地域のかかりつけ医としての大きな強みだと考えています。また、当院では予約制を採用しています。電話やウェブから予約していただけますので、比較的スムーズに診療を受けていただけると思います。

リハビリに注力し、長期的な視点でサポート

診療で大切にしていることを教えてください。

寺村晋院長 寺村医院3

整形外科というと、薬や注射で痛みを取る診療をイメージされる方も多いのですが、私は「痛みを改善すること」がゴールではなく、「願った生活に戻ること」までが治療だと考えています。例えば同じ膝の痛みでも、買い物に行けるようになりたいという方もいれば、スポーツに復帰したいという方もいます。目標は患者さんによって異なりますので、まずはしっかりお話を伺い、その方がどのような生活を送りたいのかを共有した上で治療方針を考えるようにしています。また、整形外科の疾患は再発や慢性化も少なくありません。その場しのぎの対応ではなく、再発予防や身体機能の維持にも目を向けながら、長期的な視点で患者さんを支えて、患者さんが自分らしい生活を続けられるようお手伝いすることが、私たちの役割だと思っています。

リハビリにも注力されているそうですね。

整形外科の治療に、リハビリは欠かせないと考えています。そこで当院では、理学療法士が患者さん一人ひとりの状態に合わせたリハビリを行う体制を整えています。リハビリでは、手技によるアプローチも大切にしており、患者さんとコミュニケーションを取りながら、その日の体調や症状に応じてリハビリの内容を調整していきます。リハビリは手術後やけがの後はもちろん、腰痛や膝痛、肩の痛み、スポーツ障害など幅広い症状に有用ですし、痛みの改善を図るだけでなく、再発予防や身体機能の維持・向上にもつながります。「年齢のせいだから仕方ない」と考えている方も少なくありませんが、適切なリハビリによって改善が期待できるケースも多くありますので、ぜひ一度ご相談いただきたいです。

どのような症状で受診される方が多いのでしょうか?

寺村晋院長 寺村医院4

腰痛や膝痛、肩の痛みなど、一般的な整形外科疾患で受診される方が多いですね。特にこの地域は高齢の方も多いため、変形性膝関節症や骨粗しょう症の相談も多いです。また、スポーツによるけがやスポーツ障害にも対応しています。競技復帰に向けたサポートまで含めて診療を行っていますので、サッカーや野球、ラグビーなどに取り組む小・中学生も多く受診してくれます。私自身も学生時代はハンドボールに真剣に打ち込んでいましたから、選手たちの気持ちはよくわかります。ただ休むだけではなく、どうすればより良い状態で練習や試合に臨めるのかを一緒に考えることを大切にしています。さらに、私は救急での経験がありますので、骨折や捻挫などの外傷の治療も得意としています。

リハビリ難民や痛みに悩む人の受け皿になりたい

先生が整形外科を専門に選んだきっかけを教えてください。

寺村晋院長 寺村医院5

もともと学生時代からスポーツに取り組んでいて、自分自身もけがや体の不調を経験してきました。体が硬く、故障に悩まされることも多かったので、自然とスポーツ整形外科に興味を持つようになったんです。そのため、医師になってからはスポーツ医学を中心に学びたいと考え、大学でも経験を積んでいました。ところが、医局人事で救急部門のある病院へ異動することになり、そこで外傷診療に携わる機会を得ました。当初は半年ほどの予定だったのですが、実際に経験してみると非常に奥が深く、気づけば3年半も在籍していました。骨折や外傷の患者さんの治療に関わる中で、スポーツ整形とはまた違った整形外科の魅力を知ることになり、さらにリハビリテーションの重要性も痛感。今は幅広く診療できる整形外科医をめざしています。

今後、どのようなクリニックをめざしていきたいですか?

これまでの診療経験の中で、手術は無事に終わったものの、その後のリハビリが十分に受けられず、思うように回復できていない患者さんや、痛み止めや湿布だけで様子を見ているうちに症状が長引いてしまっている患者さんを数多く見てきました。そのせいで日常生活に不自由を感じている方、趣味やスポーツを諦めてしまっている方は少なくないと思います。そうした方々の受け皿となり、「ここに来て良かった」と思っていただけるクリニックにしていきたいです。

それでは最後に、地域の皆さんへメッセージをお願いします。

寺村晋院長 寺村医院6

祖父の代から数えると、当院はこの地域で50年以上診療を続けています。ここまで医院を続けてこられたのは、長年通ってくださる患者さんをはじめ、地域の皆さんに支えていただいたおかげだと感謝しています。今回、整形外科・リハビリテーション科として新たなスタートを切りましたが、地域に根差した医院でありたいという思いは変わりません。これまで培ってきた歴史を大切にしながら、今後は整形外科の分野で地域の皆さんのお役に立てればと思っています。この地域から体の痛みや不調で困る方を一人でも減らせるよう、患者さん一人ひとりに寄り添いながら診療を続けていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。