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不妊治療を成功に導く培養技術
卵管鏡下卵管形成術(FT法)とは

なかむらレディースクリニック

(吹田市/江坂駅)

最終更新日:2018/07/26

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  • 保険診療
  • 自由診療

子どものいる生活をめざしたすべての行動を現した「妊活」という言葉で、不妊治療のイメージが変わり、どんどんオープンになっている現在。もし本気で妊娠を希望するなら、不妊治療のスペシャリストに頼ってみてはどうだろうか。江坂駅から徒歩3分にある「なかむらレディースクリニック」は、「こころとからだに優しい生殖医療」をモットーに、不妊治療を専門的に行うクリニック。「不妊治療をためらっている時間が一番もったいない」と話すのは中村嘉宏院長。不妊治療は今や特別な治療ではなく、妊娠できる可能性を高めるための一つの方法だと言う。同院で力を入れている卵管鏡下卵管形成術(FT法)、培養士の育成、「妊娠を望むなら何をすべきか」について詳しく聞いた。 (取材日2017年10月10日)

精子と卵子の出会いをサポートする体外受精も、FT法も、妊娠の可能性を上げるための選択肢の一つ

Q不妊には、どのような原因が考えられるのでしょうか?
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▲しっかりと原因を検査してくれる

不妊の原因は、排卵障害や卵管の通過障害、子宮に問題があるなど多岐にわたり、原因に即した治療を探りながら、妊娠できる可能性を高めていきます。男性側に原因がある場合は顕微授精が必要ですし、明らかな原因が不明で、年齢によって妊娠できないような場合は、体外受精などの高度生殖医療が選択されることもあります。当院は、自然周期での体外受精を中心とする、不妊治療専門クリニックですが、なかには体外受精に対して抵抗がある方もおられます。妊娠しないというのは単純に精子と卵子が出会っていないことだと考え、そこを体外受精の力を借りてクリアすることも、可能性を上げる一つの方法として前向きに検討していただけたらと思います。

Q卵管鏡下卵菅形成術(FT法)とは、どのような治療ですか?
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▲広々とした手術室。FT法の実績も豊富なので安心できる

FT法とは卵管にカテーテルを通して、卵管鏡で卵管内の状態を観察しながら通過障害の改善をめざす治療法です。卵管の閉塞や狭窄のある方で自然妊娠をめざす場合に行う治療です。日帰り手術で、健康保険が適用されます。当院では、卵管鏡と子宮鏡を組み合わせたダブルスコープ法を採用しています。卵管鏡というのは、非常に細いので画質が悪く、単独では小さな卵管口を探すのが困難です。画像が鮮明な子宮鏡を併用することで、見つけにくい卵管口を短時間で探し当てることができます。また、同時に子宮内部を観察できるといったメリットもあります。ダブルスコープ法をクリニックで行っているのはまだ珍しいようです。

Q不妊と年齢は関係してくるのでしょうか?
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▲経験豊富な培養士が13名在籍

30歳を過ぎると、妊娠できる確率は低下し始め、35歳からは1年ごとにより低下するようになります。日々精巣で作られる精子と異なり、卵子は生まれた時から体内に存在していて増えることがありません。そのため、年齢を重ねると卵子の残り数が少なくなると同時に卵子にダメージが蓄積されていくのです。卵子の加齢は年齢を重ねるほど加速し、治療が困難になります。そのため、年齢に応じて治療のスピードアップが必要です。30代後半から40代に差しかかっている方は、とにかく治療を急いでいただければと思います。適切な治療を早期に受けることで、1回あたりの妊娠率は低いとしても累積での妊娠率はある程度期待できると思います。

Q培養技術はとても大切なのですね。
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▲わかりやすい言葉で丁寧に話してくれる中村院長

不妊治療に欠かせないのが、培養士の存在です。受精卵が育つかどうかは、培養士の力量にかかっていると言っても過言ではありません。卵子の取扱いには繊細さと正確さとスピードが求められます。特に40代の方の卵子は非常に弱く、豊富な経験を持つ培養士でなければ取り扱いは難しいと言えます。培養士は日々の修練を積み重ねてこそ技術の土台ができ、初めて安定した成績が残せる仕事です。病院選びでは、先端技術や高度な設備に目が行くと思いますが、新しい技術や設備の導入はそれほど難しくはありません。大事なのは目に見えない地道な部分です。培養士を教育するシステムが整っているかどうかが重要だと思います。

Q貴院で受ける不妊治療のメリットは何ですか?
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▲丁寧に解説された資料で説明してくれる

当院は独自の厳しい技術試験をパスした、培養士が13名在籍しています。全員、自院内で養成してきた生え抜きのメンバーで高齢患者さまの卵子にも対応できる十分な技量を持っています。また外来も担当し受精卵の説明やカウンセリングも行っています。大切な卵子を任せられ、培養方法の相談もできる優秀な培養士が大勢いることが、当院の最大の特徴です。私自身も日本生殖医学会生殖医療専門医として、不妊治療における採卵、培養、移植の技術はもちろん、子宮鏡や腹腔鏡の手術を多数経験し、内視鏡の技術も研鑽してきました。これからも自然周期での体外受精やFT法など、体への負担が少ないやさしい不妊治療を提供したいと考えています。

ドクターからのメッセージ

中村 嘉宏院長

不妊治療は珍しい治療ではなくなってきましたが、それでもなかなか治療に踏み切れない方もいらっしゃいます。治療に対する不安、時間がない、経済的な問題など人それぞれあると思いますが、不妊治療をためらっている間に時間がどんどん過ぎてしまいます。年齢が高くなると卵子の加齢も加速し、妊娠の可能性が下がっていきます。1年、2年と治療開始が遅れることで、将来の結果がかなり違ってきます。妊娠を望まれるなら、年齢を問わずまずは早めに受診してほしいですね。インターネットの情報をうのみにしたり、タイミング療法などを自己流で行うよりも、まずは検査をして、適切な治療を受けることで、妊娠の可能性は広がっていきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

体外受精/28万5400円~(症例・内容により異なる)。顕微授精の場合別途1個につき2万7000円(ただし卵子が多い場合上限金額10万8000円)卵管鏡下卵管形成術(FT)/手術当日までに限度額認定証を持参すると、所得に応じて自己負担額が軽減

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