全国のドクター14,232人の想いを取材
クリニック・病院 157,131件の情報を掲載(2026年4月21日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 吹田市
  4. 江坂駅
  5. きむらクリニック小児科 乳腺科
  6. 木村 弘子 院長、木村 綾 副院長

木村 弘子 院長、木村 綾 副院長の独自取材記事

きむらクリニック小児科 乳腺科

(吹田市/江坂駅)

最終更新日:2026/04/15

木村弘子院長、木村綾副院長 きむらクリニック小児科 乳腺科 main

江坂で長年にわたり小児科診療に向き合ってきた木村弘子院長と、乳腺外科を専門とする木村綾副院長が力を合わせる「きむらクリニック小児科 乳腺科」。ロゴマークには、弘子院長が描いた子どものイラストとピンクリボンがあしらわれ、それぞれの専門に込めた思いがやさしく重なり合っているようだ。赤ちゃんから高齢者まで幅広い患者が訪れる、明るくやわらかな空気に包まれた院内には、「森の隠れ家」をイメージしたキッズスペースや、女性スタッフを中心としたチーム体制など、安心して悩みを相談できるような工夫が随所にちりばめられている。「小さな違和感を見ないふりすることなく、相談できる場所でありたいです」と声を合わせる2人に、小児科診療にかける思いや乳がん検診の大切さについて話を聞いた。

(取材日2026年3月25日)

病気だけでなく、子どもの心身の成長を支える診療を

まずは、クリニックの特徴についてお聞かせください。

木村弘子院長、木村綾副院長 きむらクリニック小児科 乳腺科1

【弘子院長】1981年に豊津町内に私が開業した小児科医院を、2017年に現在の場所へ移転してリニューアル。勤務医として乳がんの治療や手術に携わっていた娘とともに、「きむらクリニック小児科 乳腺科」として新たにスタートしています。1階では小児科を中心に内科も私が担当。月・木・土曜の午前中は大阪医科薬科大学の小児科医師にも加わってもらいながら診療しています。2階は乳腺外科として乳がん検診や診療を行っており、小児科・内科・乳腺外科に対応している点が当院の大きな特徴です。血液検査、心電図などの一般健診をはじめ、骨粗しょう症検診、便潜血検査による大腸がん検診などの各種検診にも対応しており、生後間もない赤ちゃんから90代のご高齢の方まで、幅広い世代の患者さんにご来院いただいています。

院長が小児科診療で心がけていることは何ですか?

【弘子院長】気管支喘息やアレルギー疾患をはじめ、小児科全般を診ていますが、病気だけでなく、その子の成長や発育といった全体を見守ることを大切にしています。特に乳幼児健診では、一人ひとりにしっかり時間をかけ、丁寧に向き合うよう心がけています。最近は祖父母が近くにいないご家庭も多いため、お風呂の入れ方や離乳食の始め方、栄養状態の確認など、日常生活に関わることも含めて幅広くサポートしています。受診やワクチン接種の際にお父さんが同席されることも増えていますので、症状やワクチンの説明に加えて「お父さんの役割」についてお話しすることもあります。初めての子育てはお父さんにとっても不安なものですから、そうした会話がきっかけとなって、お子さんの成長により積極的に関わっていただけたらうれしいです。

子育てに寄り添う診療を行っているのですね。

木村弘子院長、木村綾副院長 きむらクリニック小児科 乳腺科2

【弘子院長】今はインターネットにも多くの情報があふれているせいで、かえって不安になってしまう方も少なくありません。まずは正しい情報をお伝えして、安心しながら育児を楽しんでいただきたいと考えています。そのため、助産師による母乳相談や時間を設けた個別相談にも対応していますし、今後は5歳児健診の導入も視野に入れて準備を進めています。現代は大人も子どもも忙しく、発達や不登校といったデリケートなご相談も増えています。そうした悩みを一人で抱え込まず、気軽に話していただける場所でありたいと思っています。子どもは急に大きくなりませんから、すぐに答えを出すのではなく、長い目で成長を見守りながら、ご家族と一緒に考えていける関わりを大切にしています。

乳がん検診に注力し、がんの早期発見をめざす

乳腺外科についても教えてください。

木村弘子院長、木村綾副院長 きむらクリニック小児科 乳腺科3

【綾副院長】乳腺外科では、乳がん検診をはじめ、精密検査や診断、術後の定期フォロー、ホルモン療法まで一貫して対応しています。乳房に関する症状や違和感はとてもデリケートなものですので、人には相談しにくく、受診に不安を感じる方も多いと思います。そこで当院では、すべての検査・診療を女性医師・女性スタッフで対応し、相談しやすい環境を整えています。私自身も勤務医時代に多くの乳がん患者さんの治療や手術に携わってきましたので、受診される方の不安なお気持ちはよく理解しています。特に初めての受診は緊張される方が多いですよね。だからこそ、丁寧でやわらかな対応を心がけ、安心してお話しいただける雰囲気づくりを大切にしています。

乳がん検診に注力されているそうですね。

【綾副院長】乳がんは女性に最も多いがんですが、比較的ゆっくり進行するのが特徴で、早期に発見できればステージ1の段階で完治も期待できます。そのため、症状がないうちから定期的に検診を受けていただくことがとても大切です。早期発見できれば大きな手術を避けられる可能性もあり、抗がん剤治療を行わずに済むケースも増え、体への負担も軽くなります。ただ、検査に対して不安や抵抗感をお持ちの方も多く、「これまで一度も受けたことがない」方も少なくありません。乳がんは40~50代に多い一方で、30代での発症も増えています。現在は9人に1人が乳がんになるといわれている時代ですので、ご自身の体を守るためにも、定期的に検診を受けていただきたいですね。

マンモグラフィに抵抗がある方もいると思います。

木村弘子院長、木村綾副院長 きむらクリニック小児科 乳腺科4

【綾副院長】マンモグラフィ検査は「痛い」「怖い」といったイメージを持つ人が多いのですが、検査を行う診療放射線技師の技量によって痛みに差があるほか、声かけによって緊張がほぐれれば怖さも軽減されます。ただ声かけもなく淡々と検査を行うのではなく、当院の診療放射線技師は患者さんの不安な気持ちに寄り添って声かけをしながら検査を行うなど、こまやかに配慮して実施してくれます。初めて検査を受ける方もきっと「思っていたより怖くなかった」と思っていただけるのではないかと思います。それでも抵抗がある場合は、まずはエコー検査から始めることも可能ですが、40歳以上の方には死亡率を減少させるために有用な検診方法なので、勇気を出して受けていただきたいです。市町村の検診をきっかけに受診されるのも良いと思います。

小さな不安にもしっかり寄り添う家族のかかりつけ医に

小児科と乳腺外科が同じクリニックで受診できることで、どのようなメリットがありますか?

木村弘子院長、木村綾副院長 きむらクリニック小児科 乳腺科5

【綾副院長】お母さんになると子どもや家族の健康にばかり気を配り、つい自分のことを後回しにしがちです。仕事をしていた時は職場で健康診断を受けていても、出産を機に退職したら健診から遠ざかっている方も多いのです。小児科は子どもとお母さんが多い場所なので、お子さんの診察で来られた際に、「乳がん検診を受けなきゃ」と思うきっかけを与えられることがメリットですね。先ほどお話ししたように、乳がんは30代から増え始め、40~50代でピークとなるため、お子さんがまだ小学生、中学生という世代で乳がんが見つかることも少なくありません。自分のため、家族のためにも後回しにしないで、いつでも相談に来てください。私は子どもを持つ母として「自分が病気になって、子どもに悲しい思いをさせたくない」気持ちは同じ。少しでも力になりたいと思っています。

内科では高齢の患者さんも多く通院しているそうですね。

【弘子院長】生活習慣病など幅広く診ていますので、ご高齢の方にも多く通っていただいています。中には90代の患者さんもいらっしゃいます。ご高齢の方は「話を聞いてほしい」という思いをお持ちの方も多いので、できるだけ時間をかけてお話を伺うようにしています。大学病院から小児科の先生が来られる時間帯には小児科をお任せし、私はじっくり診療を行うなど、それぞれの方に合った診療を心がけています。ゆっくりと話をしながら診察を受けたいご年配の患者さんは、月・木・土曜の午前中に来ていただくと良いと思います。

今後の展望についてお聞きします。

木村弘子院長、木村綾副院長 きむらクリニック小児科 乳腺科6

【弘子院長】これからも地域のかかりつけ医として、赤ちゃんからご高齢の方まで安心して通っていただける場所であり続けたいですね。どんな小さなことでも相談できる家族や親戚のように、皆さんの健康に長く寄り添っていきたいと思っています。
【綾副院長】乳がん検診をもっと身近なものにし、「安心するために通う場所」として気軽に足を運んでいただけるよう努めていきたいです。そのためにも、一人でも多くの女性にご自身の乳房に関心を持っていただけるような考え方や習慣についてもお伝えしていきたいです。そうした小さな積み重ねが、皆さんの命を守ることにつながっていくと信じています。これからも、一人ひとりに寄り添いながら乳腺のかかりつけ医としてサポートしていきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

視触診+乳腺エコー/6600円、視触診+マンモグラフィ/7700円、視触診+マンモグラフィ+乳腺エコー/1万1000円